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教員免許状更新講習会を行いました

2020-08-24 06:30:24 | 日記

21日、教員免許状更新講習会を行いました。

テーマは「全員参加型授業の指導技術」

これまで、このテーマで3時間の講習は経験がありますが、今回は何と6時間

内容が持つか心配でしたが、最後は時間が足らないので、かなりはしょったほどでした。

参加者の先生方も、熱心に取り組まれました。最後のテストは、びっしり文字が書かれていました。

参加型・体験型で行う予定でしたが、コロナ対策のため、十分な話し合い・学び合いができなかったのが残念でした。

しかし、距離をとった上での話し合いでは、さすがに空気感が変わります。

最後にいただいた感想の一部を紹介します。

「今回、自分が生徒の立場で授業を体験でき、新鮮で『あっ!こういう方法もあったんだ!』と目からウロコのような手法にびっくりしました。あっという間の時間だったように感じました。私は授業で、わかっている子に目が行きがちで、今回の授業を受けて、分からない子をいかに授業で拾い上げより深くつながった展開にもっていくのか考えさせられ、日々の授業を反省させられました。先生のお言葉や、この授業で学んだことをムダにしないように、来週から始まる学校での授業に向けて改めて準備をし直し、臨んでいきたいと思いました。『分からない子に目を向ける集団づくり』を実践していきたいと思います。本日は、本当にありがとうございました。

「私は、今まで保育園、こども園でしか働いた経験がないため、共有化、視覚化・・・と聴いたときにピントきませんでしたが、実践例を聴いているうちに、幼児にも同じことが言えることが多く、ミニ先生だったり、問いかけの仕方だったり、実践してみたいと思いました。また、小学校以上のクラス運営のための発言の約束、聞く約束を、子どもたちに伝えていきたいです。どんなことがあっても、叱ることがあっても、誉めて子どもたちが一日楽しかったと思える保育をしていきたいです。ありがとうございました」

「先生、熱い講義をありがとうございました。一緒に泣いてしまいました。今、現場から離れていますが、来年から音楽専科として復帰できたらと思っています。新型コロナで授業の体制、在り方が変わってきていると思います。特に合唱などは密になり、現場ではどのように授業を実践しているのか気になっています。現場に戻って授業に行き詰まったときに、先生の資料を参考に活用していきたいと思います。ブログも拝見させていただきます。とても充実した1日でした。ありがとうございました。」

「教科の授業や学級経営で、すぐに使えそうな技を教えていただけ、今すぐワークシートを作り直したり、24日から再開したときに、子どもたちにかけたい言葉がいくつも浮かんだりしてきました。今、ちょうど、生徒指導面でクラスの生徒が大きな問題に直面しています。家庭との連絡面でも、こちらが一方的に考えさせたり、言わせたりしたという思いが、子どもにも保護者にも残らないように指導しなければ、と思っていたので、心理学的観点を用いた声かけの仕方が特に印象に残りました」

「小学校、中学校寄りの授業だったため、幼児で活用できるかな?と思ったが、活動に入る前の導入で隠したり、入り方を工夫してあげると子どもたちはものすごい興味を持ち、目をキラキラしています。それは、小学校でも中学校でもいっしょなんだと思いました。また、年長後半には小学校に行く準備で手を挙げて発言したりしますが、その時には『わかる人?』と聞いてみるのはやめてみようと思います。教師の話し方ひとつで、話の方向がぐるりと変わるので、子どもとのやりとりを大切にできるように心がけていきたいと思います。ありがとうございました」

「先生、今日はすばらしい授業をありがとうございました。私は音楽で、課題意識調査に書かせていただいたとおりの悩みがありましたが、講義を聴き、こちらから発信するばかりの授業ではなく、生徒達がグループで話し合ったり、練習し合ったりして、生徒同士で学ぶことも必要なのだと感じました。今後授業をするときには、今日のことを生かしたいと思います。今、ピアノの個人レッスンをやっていますが、生徒が上手く弾けなかったりするときに、何で弾けないの?ではなく、生徒にどうして弾けないんだと思う?と問いかけてみようと思います。わからなければこちらがヒントを出したりして、今日の講義をレッスンにも役立てたいと思います。本当にありがとうございました 」

「先生のお話は何度も聞いています。新たな学びもあり、とても参考になりました。板書の仕方や発問の仕方、資料の見せ方は私の実践の中にも取り入れています。資料の見せ方で、パワーポイントを使った方法は実践していないので、授業でも取り入れてみようと思います。また機会があれば聴講させていただきます。本日はありがとうございました」

「先生の最後にお話しされたことは大変興味深く聴かせていただきました。かつては私も不良生徒をクラスにもったことがあり、身につまされた思いでした。幸い元気で当時の学生は過ごしていることを噂で聞きましたが、つらい思いをもちました。ありがとうございました。」

「今日学んだことは、小中高の先生の内容に近いものも多々ありましたが、幼児期にも応用できるものもたくさんありました。例えばスモールステップ化。幼児期は同じ学年といっても、月齢によってできること、できないことが大きく違ってくる。その中でも一斉に活動できないことも多い。そこで、スモールステップ化で、その子一人一人のハードルを、その子に合わせて下げてあげれば、成功体験を重ねられるなと思いました。あと焦点化。これはよく使っていると思います。資料の見せ方のレパートリーをさらに広げて、子どもたちに一気に集中して聞いてほしいです。 これは少し関係ない話かもしれませんが、小3の娘をもつ母として、自分の子はあまり挙手して積極的にするタイプではなく、親として授業参観などで『この子わかっているの?』と思うことが多いです。今日の講習を全国の先生方に受けていただき、いつでも、どこでも、誰でも、全員参加型の授業を受けられるようになってほしいです。」

「今日のこの講習を受けて、具体例をたくさん挙げてもらい、とてもわかりやすかったです。忘れないうちにすぐに実践してみたいと思います。私は保育所勤務ですが「聞く力」を伸ばしていけるようにやっていきたいと思います。ありがとうございました」

「今回の講座では主に小中高生への授業の取り組み方ではありましたが、そこに到達するまでの幼児期あっての小中校の生活であるため、幼稚園、保育園、こども園でも、幼児期における参加型の集団生活が大切であることを改めて思いました。発言をたくさんする子は目に付くので、その子との会話が多くなるけど、そうではない子、心の中でそっと何かを思って過ごしている子に目を向け、生活を共にし、気持ちであったり、その時の考え方であったりを共有して過ごしていきたいと思います。先生の授業を受けて、先生に話しかけていただくことで参加している自分がこの場所にいるという気持ちが強くなり、こうした事が大切なことなのだと実感しました。ありがとうございました。」

みなさん、こちらこそ勉強になりました。

ありがとうございました。


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