『経済学とは何だろうか』で経済学の歴史を確認を紹介します。
平原 卓 先生のサイトです
とにかく、コンパクトでわかりやすい!
これをよんでわかった気になるということではなく、あらすじを知ってから内容に入った方が取っつきやすいということです。
ここから https://www.philosophyguides.org/compact/economics-history/
まとめの部分を紹介すると、全体が見えてくるかも・・・。引用します。
以上を踏まえて、学説の流れをまとめてみます。
•古典派(スミス)
•限界革命
•ワルラスの一般均衡論
•新古典派経済学
•ケインズ革命
•マネタリズム
•マクロ合理的期待論
◦ルーカス批判
•ニュークラシカルズ(新しい古典派)
•ニューケインジアン
個人的には、マネタリズム以降の供給側の経済学では、経済学の問題が数学の問題として論じられていること、また、供給側の経済学は現実経済を論じる原理をもっていないことが興味深く思えました。それと、経済学では哲学以上に、アカデミズムにおける勢力争いが強烈だということも…。哲学には正統派とか異端派というような対立はありません。というよりも、そうした対立を容認する学問のあり方は、果たして正当化しうるものでしょうか?
なお、著者によると、日本の経済政策に現代経済学の業績はほとんど反映されていないようです(新古典派、ケインズ主義、マネタリズムがいまだ生き残っている)。その背景には、供給側の経済学、市場原理主義を必要とする社会的勢力の存在があるとしていますが、真偽は不明です。
平原 卓 先生のサイトです
とにかく、コンパクトでわかりやすい!
これをよんでわかった気になるということではなく、あらすじを知ってから内容に入った方が取っつきやすいということです。
ここから https://www.philosophyguides.org/compact/economics-history/
まとめの部分を紹介すると、全体が見えてくるかも・・・。引用します。
以上を踏まえて、学説の流れをまとめてみます。
•古典派(スミス)
•限界革命
•ワルラスの一般均衡論
•新古典派経済学
•ケインズ革命
•マネタリズム
•マクロ合理的期待論
◦ルーカス批判
•ニュークラシカルズ(新しい古典派)
•ニューケインジアン
個人的には、マネタリズム以降の供給側の経済学では、経済学の問題が数学の問題として論じられていること、また、供給側の経済学は現実経済を論じる原理をもっていないことが興味深く思えました。それと、経済学では哲学以上に、アカデミズムにおける勢力争いが強烈だということも…。哲学には正統派とか異端派というような対立はありません。というよりも、そうした対立を容認する学問のあり方は、果たして正当化しうるものでしょうか?
なお、著者によると、日本の経済政策に現代経済学の業績はほとんど反映されていないようです(新古典派、ケインズ主義、マネタリズムがいまだ生き残っている)。その背景には、供給側の経済学、市場原理主義を必要とする社会的勢力の存在があるとしていますが、真偽は不明です。