箱根温泉 の科学／所さんの目がテン！

　今朝の所さんの目がテン！は、箱根温泉 の科学です。

　関東では、11月17日に放送されたものです。１月以上も遅れるのですね。

　箱根には、次の１７の湯があります。



　休業中の一つを除いた１６の湯を、ユージが入り、リトマス試験紙で酸・アルカリをを調べました。

　その結果は



　それぞれ、異なる性質でした。

　なぜ、泉質が異なるのか？

　箱根は、異なる小さな火山の集合体で、地層が入り乱れています。その試走を地下水が通ってくるので・・・・





　大きく分けると、次の４つに分かれました。



　それぞれ、効能が異なるのですが、湯冷めしにくいのは・・・



　塩化物泉です。普通のお湯と実験をしました。


　
　違いは明らかです。１時間後でもごらんの通り。

　その理由は、肌を顕微鏡で見るとわかります。

　塩の結晶が、肌を覆っているのでした。



　さて、箱根といえば温泉玉子。あの、真っ黒いものです。

　なぜ黒いのか？



　温泉の中に含まれる硫化水素と鉄がたまごにくっつくと、殻に含まれたカルシウムに反応して、硫化鉄になるのです。

　その硫化鉄が表面を覆うので黒くなるのです。

　それでは、その味は？





　普通のゆで卵より、白身も黄身も味が濃くなって、美味しくなっていました。

　それにしても、この番組はすごい！