PHP研究所の[図解]人を動かすリーダーに大切な40の習慣 を読みました。
著者は、東レ経営研究所特別顧問 佐々木 常夫氏です。
自分流解釈の7回目です。
第3章 チーム力が格段にアップするコミュニケーション術
○ 成果をあげた部下のモチベーションをさらにアップさせる方法
佐々木氏は、勝者と敗者が必ず出るようなシステムでは、チームは良くならないといいます。
義務教育の学校も同じ。
交通の便が良い大都会ならともかく、全国のほとんどの学校は、距離的にも、制度的にも、学校は選べません。
どの学校も大切です。
学力調査の平均点を公表し競争させることは、結果的に敗者を作ることになります。
学級担任も同じ。
どの学級も大切です。
これをふまえて成果をあげた人にはどうするか。
まずは、個別に呼んで成果を認めてあげること。
次に、一段難度の高い仕事(課題)を与えることです。
これが高すぎてはいけません。
ベストを尽くした人には、これ以上求めるのは酷です。
状態を見ながら、褒めてモチベーションが上がったところでの話です。
それにより、自己成長感と、学校への貢献感が生まれます。
○ 若い部下には野心をもたせる
わたしが新卒の頃、先輩は団塊の世代の人たちで、ライバル心むき出しでした。
いわゆる出世欲、ここでいう野心を表現するのは、ごく普通でした。
見ていてあまりよいものとは思いませんでしたが、そんな先輩方から檄をもらったものです。
ところが、今の若い人たちは、野心を出したがりません。
部活動の世界では、一部の人があるのですが、多くは、表には見えません。
草食系に見えてしまいます。
わたしは、いい意味で、もっと野心をもってほしいと思っています。
その野心とは、「授業がうまくなる」という野心です。
部活動は、ある程度強くて当たり前。
ここはスマートに振る舞い、陰で努力をする。
しかし、授業力の向上については、向上心をむき出しにしてほしいのです。
それが、他の教師を刺激し、学校全体の力の底上げになり、子供達や地域のためになるのです。
○ 人事評価は少し甘めがちょうどいい
教員の世界でも、評価のシステムが導入されてきました。
企業ほどではありませんが、せっかくの制度です。
うまく活用したいものです。
評価制度は、人を伸ばすためにあるのです。
そのためには、少し甘めがちょうどよいのです。
しかも、具体的に長所を褒め、また、野心(意欲)を高く評価してあげることです。
さらに、その後にアドバイスを付け足します。
それが、一段高い課題です。
そのためには、日頃からしっかりと見ていないとできません。
管理職の仕事は、見ることなのです。
著者は、東レ経営研究所特別顧問 佐々木 常夫氏です。
自分流解釈の7回目です。
第3章 チーム力が格段にアップするコミュニケーション術
○ 成果をあげた部下のモチベーションをさらにアップさせる方法
佐々木氏は、勝者と敗者が必ず出るようなシステムでは、チームは良くならないといいます。
義務教育の学校も同じ。
交通の便が良い大都会ならともかく、全国のほとんどの学校は、距離的にも、制度的にも、学校は選べません。
どの学校も大切です。
学力調査の平均点を公表し競争させることは、結果的に敗者を作ることになります。
学級担任も同じ。
どの学級も大切です。
これをふまえて成果をあげた人にはどうするか。
まずは、個別に呼んで成果を認めてあげること。
次に、一段難度の高い仕事(課題)を与えることです。
これが高すぎてはいけません。
ベストを尽くした人には、これ以上求めるのは酷です。
状態を見ながら、褒めてモチベーションが上がったところでの話です。
それにより、自己成長感と、学校への貢献感が生まれます。
○ 若い部下には野心をもたせる
わたしが新卒の頃、先輩は団塊の世代の人たちで、ライバル心むき出しでした。
いわゆる出世欲、ここでいう野心を表現するのは、ごく普通でした。
見ていてあまりよいものとは思いませんでしたが、そんな先輩方から檄をもらったものです。
ところが、今の若い人たちは、野心を出したがりません。
部活動の世界では、一部の人があるのですが、多くは、表には見えません。
草食系に見えてしまいます。
わたしは、いい意味で、もっと野心をもってほしいと思っています。
その野心とは、「授業がうまくなる」という野心です。
部活動は、ある程度強くて当たり前。
ここはスマートに振る舞い、陰で努力をする。
しかし、授業力の向上については、向上心をむき出しにしてほしいのです。
それが、他の教師を刺激し、学校全体の力の底上げになり、子供達や地域のためになるのです。
○ 人事評価は少し甘めがちょうどいい
教員の世界でも、評価のシステムが導入されてきました。
企業ほどではありませんが、せっかくの制度です。
うまく活用したいものです。
評価制度は、人を伸ばすためにあるのです。
そのためには、少し甘めがちょうどよいのです。
しかも、具体的に長所を褒め、また、野心(意欲)を高く評価してあげることです。
さらに、その後にアドバイスを付け足します。
それが、一段高い課題です。
そのためには、日頃からしっかりと見ていないとできません。
管理職の仕事は、見ることなのです。