あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

W杯代表メンバー発表と遠藤保仁

2010-05-11 06:04:24 | 日記
昨日、岡田武史日本代表監督が、W杯南アフリカ大会に臨む登録メンバー23選手を発表しました。
当然選ばれると思っていましたが、G大阪の遠藤保仁の名があってほっとしました。



実は、江南市では、この春の中学校の卒業式「教育委員会告示」に遠藤保仁選手のエピソードを使ったからです。

「教育委員会告示」は教育委員会で原稿を作成し、当日は、各教育委員がそれぞれの思いでアレンジして話します。
原案は、次のような内容でした。

------------------
(前半略)

 さて、世界中が注目したバンクーバーオリンピックは終了しましたが、今年はサッカー・ワールドカップの年でもあります。
 先月(2月)、日本代表チームが中国との試合を行い引き分けました。その試合の後に、遠藤保仁選手は悔しそうに次の言葉を残しました。

「言われたことを、言われた通りしにかできなかった。」

 人から言われたことがしっかりとできることはすばらしいことです。人の言うことに素直に耳を傾ける気持ちは大切にしたいものです。

 それでは、遠藤選手は何を言いたかったのでしょうか。
 彼は、言われたことを理解した上で、そこから自分で新しいアイデアを出すことの大切さを教えてくれているのです。

 実際の社会では、指示を与えられることを待っているだけではいけません。自分が置かれている状況から、今、自分は何をすべきかを考え、行動しなければなりません。
 中学校を巣立つみなさん。どうか、自分で社会をよく見て、人の話を聞いて、考えて行動してください。そして、よりよい明日の社会を創る市民に育っていってください。
(後略)
--------------------
江南市教育委員会では、生徒指導の柱を「人の話を聞く」「挨拶をする」「時間を守る」を三本柱と決めました。

その「人の話を聞く」を、中学を卒業する時期に期待する言葉が、遠藤選手のコメントだったのです。

ワールドカップでの遠藤選手の活躍を祈ります。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。