新・ノラの絵画の時間 より ロッソ・フィオレンティーノの生涯と絵画作品 マニエリスムの始祖ロッソとフォンテンブロー派を紹介します。
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ロッソ・フィオレンティーノ(Rosso Fiorentino、1494〜1540)は、イタリア・マニエリスム期(1520年代〜1600年ころ)の画家です。同じくイタリアの画家であるヤコポ・ダ・ポントルモ(Jacopo da Pontormo、1494〜1557)の影響を受けて、ルネサンス様式から抜け出す新たな画風を模索しました。
ロッソやポントルモの作品のようにルネサンス様式から逸脱した絵画を「マニエリスム」と言います。マニエリスム絵画の特徴は、ねじれたようなポーズ、間延びした骨格、不自然な遠近法や陰影表現などです。
ロッソは30歳半ばでフランスに呼ばれて宮廷画家になりました。その結果、マニエリスムは、イタリア国内のみならず、フランスでも広まり、フランス芸術の礎となりました。ロッソはフランスのフォンテンブローで活躍したため、彼にはじまる芸術様式を「フォンテンブロー派」と言います。
ロッソはマニエリスムをはじめた画家の一人であるとともに、フォンテンブロー派の創始者としてフランス芸術の礎を作ったとても重要な画家なのです。
- ロッソ・フィオレンティーノってだれ?
- ロッソ・フィオレンティーノの生涯と代表作品
- 1513 アンヌンツィアータ教会のフレスコ画
- 1518 Pala dello Spedalingo(聖母子と四人の聖人)
- 1521 Deposizione dalla Croce(十字架降架)
- 1522 Moses defending the Daughters of Jethro(エトロの娘たちを守るモーセ)
- 1522 Madonna and Child with Putti(聖母子と天使たち)
- 1522 Allegoria della Salvezza (救済の寓意)
- 1522 Madonna Enthroned and Ten Saints(玉座の聖母と十人の聖人)
- 1523 Pala Ginori(聖母の結婚)
- 1525 Cristo morto compianto da quattro angeli(死せるキリストと天使たち)
- 1525 Dying Cleopatra(死にゆくクレオパトラ)
- 1527 Deposizione di Sansepolcro(十字架降架)
- 1528 Risen Christ(キリストの復活)
- 1535 Bacco, Venere e Amore(バッカスとヴィーナス)