あなたも社楽人!

社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

ハイドン:交響曲第64番イ長調『時の移ろい』 (スコア付き)

2023-07-17 06:30:21 | 音楽雑感&関連サイト

ハイドン:交響曲第64番イ長調『時の移ろい』 (スコア付き)

フランツ・ヨーゼフ・ハイドン: 交響曲第64番イ長調 Hob.I:64 『時の移ろい』 (スコア付き) 作曲年代:1773年 演奏:シュリアバッハ室内管弦楽団

00:00 第1楽章 Allegro con spirito (イ長調) 08:47 第2楽章 Largo (ニ長調) 15:40 第3楽章 Minuet. Allegretto – Trio (イ長調) 18:36 第4楽章 Finale. Presto (イ長調)

《交響曲第64番イ長調『時の移ろい』》は、ハイドンがエステルハージ家に仕えていた時期の作品である。自筆譜は残っていないが、パート譜から1773年ごろの作品と推測される。 『時の移ろい (Tempora mutantur)』という愛称は、ハイドン自身によるものである。パート譜のカバーに書かれていて、出典は以下に示す17世紀のラテン語の詩である: Tempora mutantur, nos et mutamur in illis. Quomodo? Fit semper tempore peior homo. (時は変わり、我々も時の中で変わる。どのようにか。人は時とともに悪くなる。) この愛称が曲とどのように関係しているのかは不明で、専門家の間で様々な憶測がある。 実験的な作品が目立つ、いわゆる「シュトゥルム・ウント・ドラング期」の終盤の作品で、さまざまなアイデアが盛り込まれている。特に第2楽章は、和音の解決がことごとく避けられており、また終結部はホルンの低音が使われているなど、風変わりである。

 

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。