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哲学入門37 ウィリアム ジェームズ

2019-02-24 05:20:47 | 哲学の窓
白坂慎太郎先生の哲学入門

第37回は、ウィリアム ジェームズ です。
 ここから https://www.youtube.com/watch?v=dUR3XX_IwMY



ウィリアム・ジェームズ(1842年 - 1910年)は、アメリカ合衆国の哲学者、心理学者です。

意識の流れの理論を提唱し、パースやデューイと並ぶプラグマティストの代表として知られています。著作は哲学だけでなく、心理学や生理学など多岐に渡っています。
日本の哲学者、西田幾多郎の「純粋経験論」に示唆を与えるなど、日本の近代哲学の発展にも少なからぬ影響を及ぼしています。


プラグマティズム(英:pragmatism)とは、ドイツ語の「pragmatisch」という言葉に由来する言葉で、実用主義、道具主義、実際主義とも訳されています。
元々は、「経験不可能な事柄の真理を考えることはできない」という点でイギリス経験論を引き継ぎ、概念や認識をそれがもたらす客観的な結果によって科学的に既述しようとする志向を待つ点で従来のヨーロッパの観念論的哲学と一線を画するアメリカ合衆国の哲学です。

スピリチュアル(観念的)と反対です。

信長・秀吉・家康ではありませんが、パース・ジェームズ・デューイの3人で確立しました。


ジェームズは、パースを引き継ぎ、神や善悪についても、有用性が真理であるとし、有用主義を主張しました。
善悪の考え方はベンサムと似ていますね。
神も「役に立っているという有用性があるので信ずればよい」という考えです。

また、主観と客観を分けないで、純粋な経験(知覚の流れ)を重視した根本的経験論を唱えました。

産業技術を支える科学 と 清教徒の信仰 を有用性で調和を図ろうとしました。

次回はデューイです。

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