《 知識を使えるようにする;1 》
このシリーズも、理解、整理、記憶と進み、いよいよ最終ステージ「知識を使えるようにする」に移ります。
今日は、「問題集を限定しろ!」です。
覚えた知識を使えるようにするためには、実際に問題を解いてみなければいけません。
しかし、ここに落とし穴があるのです。
多くの失敗は、あれもこれも手を出しすぎて、全て中途半端に終わる場合です。
ザルを何枚重ねても水はすくえませんね。
特に分厚い問題集や参考書は、量が多すぎて、記憶に必要な「繰り返す」ができません。
これでは定着しません。
それよりも、薄めの1冊を確実にマスターすることが最も楽で、最大の成果が得られるのです。
「薄い」ということは、試験によく出る重要な問題しか載っていないということです。
また、繰り返すことで記憶が定着します。
まず1冊を完全にマスターしてから、次に移ればよいのです。
1冊目に欠けていた問題だけをやればよいので効率的です。
「問題集は限定し、繰り返す。」これが鉄則です。