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みちのく三陸海岸 見てある記-7-

2022-09-03 07:05:25 | 取材・旅行

2022年8月25日から27日までの3日間、三陸海岸のツアーに参加しました。

大学3年の日本一周以来、さらに東日本大震災以後初の訪問なので、社会科教師的に記録しておきます。いつもながら、主観的な内容なので、間違いがあればご指摘いただければ幸いです。

今回は、普代駅へ

全体から見たコース図です。

北山崎から普代駅へ向かいます。この地図ではすぐですね。

航空写真で見てみましょう。北山崎から西へ向かい、44号線を北上します。

今回はコースにはありませんが、黒崎も景勝地です。

42年前も写真を撮ったはずですが・・・

前回最後の写真が9時50分。

お土産物屋さん。 「がんばろう岩手」の気持ちが伝わってきます。

9時55分

普代漁港。10時18分。

10時19分。

10時19分 何の施設でしょうか?

普代水門です。有名なドラマがあります。

説明板です。

歴史(成り立ち)

明治三陸地震(1896 年)、昭和三陸地震(1933年)、チリ地震(1960)と繰り返し三陸の海岸を襲った津波は、多くの犠牲者を出す大災害をもたらした。普代村でも、明治三陸津波で 302 人、昭和三陸津波で 137 人もの犠牲者を出している。
昭和 59 年(1984)に完成した普代水門は高さが15.5 m、延長は 205 mある。建設当時の一般的な防潮堤の高さ(宮古市田老地区)は概ね 10 m前後であり、各段に高かった。そのため建設を反対する声があがったが、当時の村長(故・和村幸得氏)が「二度あったことは、三度あってはならない」という信念を掲げ、反対の声を抑え、15.5 mと言われる明治の津波の高さを想定した普代水門がここに完成した。

震災にまつわる物語

平成 23 年 3 月 11 日午後 2 時46 分。宮城県沖で M9.0 という過去に例のない大地震が発生。大津波が東日本の太平洋沿いを襲い岩手県沿岸でも大きな被害を受けた。過去数回の津波では多数の犠牲者を出した普代村だが、東日本大震災では死者ゼロ、行方不明者1名に被害を止めた

震災直後、普代水門脇ゲートの自動開閉措置が故障したが、一人の消防士が水門へ向かい、手動でゲートを閉めた。津波は高さ 20m を超えており、水門に激突して乗り越えたが、勢いは削がれた。水門から普代川上流に遡ってほどなく止まり、小学校や集落には浸水被害はなかった。「この水門がなかったら……」と消防士は語る。

過去の津波の経験、元村長 和村氏の強い信念により造られた水門、そして村民の防災に対する高い意識が、普代村の被害を最小限に抑えた。その功績を称え、平成 25年 3 月、水門の隣に顕彰碑が建立された。

出典 https://touhoku-ohenro.jp/pkobo_news2/upload/56-1.pdf

水門の場所です。

岩手県普代村を津波から救った堤防と水門 Dike and floodgate that saved the village from the tsunami.

ここから https://www.youtube.com/watch?v=7_r_MEa-XZw

絵本にもなっています。

“奇跡の水門” ~東日本大震災の大津波から、一つの村を救った「普代水門」を絵本に~ #あれから私は

ここから https://www.youtube.com/watch?v=xD7qhZ5UGjc


普代駅に着きました。10時25分。

普代村の観光案内です。

「みちのく潮風トレイル」は、環境省の事業です。

「みちのく潮風トレイル」のHPを見てみましょう。

普代村のポスターです。

いよいよ三陸鉄道に乗ります。時刻表です。貸し切りだそうです!

運賃です。距離の割に高額かも?

駅のホームへ向かいます。

特別に、車掌(ガイド)さんが同乗します。

続きは次回へ。

毎日7時5分にアップします。


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