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2月21日の社説は・・・

2013-02-21 06:16:37 | 社説を読む
明石市の歩道橋事件で免訴が言い渡されました。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 日銀外債購入―「影の介入」と疑われる
・ 再生医療―治療への法規制が要る

読売新聞
・ 民主衆院選総括 自己批判を再建に生かせるか
・ 明石歩道橋事故 強制起訴の課題示す免訴判決
 
毎日新聞
・ ネット選挙解禁 参院選へ法改正を急げ
・ 歩道橋事故判決 免訴でも意味はあった

日本経済新聞
・ 幼児教育の無償化より保育所整備を急げ
・ 強制起訴はこれでいいのか
 
産経新聞
・ 竹島の日 政務官の派遣を支持する
・ 安倍首相訪米 対中抑止へ具体的行動を

中日新聞
・ 胆管がん初認定 労災死、なぜ繰り返す
・ 元副署長免訴 “市民起訴”の手直しも
 
※ 明石歩道橋事故を4社が取り上げました。

しかし、ニュアンスは異なります。

日経「検察が起訴しなかった人を、市民で構成する検察審査会が強制起訴した裁判で、また制度の課題が浮かび上がる司法判断が出た。」

中日「新しい検察審査会制度の意義は深いが、手直しも必要ではないか。」 

毎日「免訴という結果にかかわらず、強制起訴には意味があったと言える。」

読売「今回の裁判も含め、共通した問題点は、指定弁護士にかかる過度な負担だろう。
検察が不起訴とした事件で、有罪を得る証拠を集めるのは容易でない。

 一般市民が務める検察審委員に対しては、法律的助言が大切だ。」

 上から、検察審査会に対して批判的な順に並べてみました。

 日経は、この制度そのものに疑問を持っています。
 反対に、読売は、制度を応援する立場です。

 読み比べ甲斐のある社説でした。

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