フェアウェル・ザ・ナイス/組曲~五つの橋を聴きました。
「ナイス」は、キース・エマーソン率いるキーボード・トリオです。EL&P結成前の話です。
このアルバムは、カリスマ移籍第1弾にして通算4作目です。事実上、最後のアルバムといえます。
私が小学生の頃、ビートルズが『アビイ・ロード』を発売した翌月の1969年10月17日に、英国のフェアフィールド・ホールで行なわれた48人編成のシンフォニア・ロンドンとの共演の模様を中心に、70年12月のフィルモア・イーストでのライヴとスタジオでの録音をまとめた作品です。
1969年10月10日には、『クリムゾン・キングの宮殿』が発売されているので、プログレッシヴロックの走りです。
ほとんどEL&Pです。
前半は、むしろ後期の「Works volume 1」
彼はここから始まって、「Works volume 1」でまとめたのでしょうか。
途中は普通にEL&Pらしさ。
EL&Pは、やはりキース・エマーソンのバンドです。
そして、カレリア組曲は『展覧会の絵』。
これはよくできています。
ただし、悲愴:交響曲6番第三楽章 は意味不明。オケの裏で鳴っているシンバルが全然合っていません。
残念。
幻想曲第一の橋:第二の橋/Fantasia 1st Bridge/2nd Bridge五つの橋ジャケット
コラール:第三の橋/Chorale 3rd Bridge
ハイレベルフーガ/High level Fuge
フィナーレ:第五の橋/Finale 5th Bridge
カレリア組曲:間奏曲/Intermezzo 'Karelia Suite'
悲愴:交響曲6番第三楽章/Pathetique(Symphony No.6 3rd Movement)
カントリーパイ(ブランデンブルグ協奏曲第6番)/Country Pie(Brandenburg Concerto No.6)
ワン.オブ.ゾーズ.ピープル/One of Those People
それでも感激しました。