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なぜ日本は多くのノーベル賞受賞者を輩出できるのか/人民日報

2014-10-12 05:44:38 | 日本を見つめる世界の目
 中国・人民日報のWeb版、人民網が、なぜ日本は多くのノーベル賞受賞者を輩出できるのかをいう記事を載せています。

 ここから http://j.peopledaily.com.cn/n/2014/1009/c94473-8792319.html

 一部、引用します。

なぜ日本は多くのノーベル賞受賞者を輩出できるのか
中国メディアが見る日本

日系アメリカ人の南部陽一郎シカゴ大学名誉教授を含めると、日本人のノーベル賞受賞者は計22名となった。この内文学賞が2つ、平和賞が1つで、自然科学分野での受賞が大多数を占めていることが分かる。アメリカ国籍を取得した南部教授と中村教授の受賞も日本国内での研究の成果だ。日本はなぜこれほど多くのノーベル賞受賞者を輩出できるのだろうか。日本の科学研究と教育分野には、我々が参考にすべき点があると言える。


このあと、次の3点で述べています。

基礎研究の重視

研究経費の保証

教育重視の伝統

 ここでは、「教育重視の伝統」を引証します。

日本は教育の伝統を重んじる。家庭では読書をする環境作りがなされ、子供たちは小さい時から知識への欲望が掻き立てられ、それが研究の確固たる基盤となる。科学研究分野でもこうした伝統が研究者の学術重視の意識を高めている。日本の最高学府である東大を例にとってみても、同校は日本の近代史上初の国立大学で、22名のノーベル賞受賞者の内7名が同校出身者である。この輝かしい成果は、研究者たちが決して政治的地位のためではなく、学問の研鑽に専念しているからに他ならないのだ。

 この記述を見る限り、中国では、「政治的地位のため」に研究をしていることがわかります。
 
  

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