ホスピタルコンサート終わりました☆

昨日、済生館病院でのホスピタルコンサートが無事に終わりました。
わざわざ足をお運び下さった方、どうもありがとうございました！！！

なんと会場に到着したのが開演10分前。。。。
コンサートの案内アナウンスが鳴り響く病院内を、勢いよく駆け抜けて、慌てて着替えました。
リハ無しですぐ本番でした。

会場は床が絨毯で、白いYAMAHAのピアノでした。なんとなく明るい雰囲気でスタート。
慎重に1つ目の鍵盤を鳴らしたところ、かなりこもった小さい音。。。。
その後は響かないし鳴らないなぁと思いながら、いつもより強めのタッチで
演奏を続けました。

途中、ディズニーコーナーでは小さな女の子が楽しそうに聴いていてくれましたし、
100歳の方もいらっしゃったそうです。
最終的に40名ほど集まって下さったようです。

だいたいいつも演奏している時は頭がパニック状態になるのですが、
昨日は珍しく（もしかして初めて！？）その場の状況や雰囲気を把握して
演奏することができました。
途中で小さいミスなどがあっても連弾なのでお互いにフォローしつつ、
そういうやり取りさえ楽しく感じました。
今まで自分をコントロールして演奏できたことが無かったので、貴重な体験でした。

微妙にためる所や、ニュアンスも特に意識しなくても二人の呼吸が合って、
これは本当に練習の成果が出て気持ち良く演奏できました。

一応アンコールも用意してありました。ありがたいことに「アンコール」の声を
いただいて、最後は美空ひばりさんの「川の流れのように」を弾かせていただきました。
演奏に合わせてメロディを口ずさんで下さる方もいらっしゃって、嬉しかったです。
テクニック的に簡単だったというのもありますが、やはり日本人の私には
この曲が一番弾きやすく、歌謡曲の血がしっかり流れているんだなぁと思いました。

曲のアレンジや解釈、プログラムの構成など、全部自分達で作り上げる過程で、
たくさんのことを勉強できました。
私は演奏家では無く、一生勉強して、時々人前で弾かせていただく立場です。
小規模でも、今回のような温かい雰囲気の中で演奏ができることが本当に幸せです。

今回の演奏会の映像は、もしかしたら近日公開するかも知れません☆