7月最終週に2つ、そして山の日に1つ。ステージで演奏させていただきました。
最初は小学校の体育館でパーカッションとの共演でした。
猛暑の昼下がり、演奏者も聴き手も暑くて命がけでした。
背中から汗がとめどなく流れて、必死で古いアップライトを弾きました。
先生方、児童、保護者のみなさんありがとうございました。
次にどこかでお会いすることがあれば、きっともっと素敵な演奏をしますと
心に誓って、あれもこれも出来ずに終わった自分に落ち込みました。
同じ週の日曜日には「子どもたちのピアノコンサート」がありました。
出演したうちの教室の生徒さんたちは、リハも本番も本当によく弾いてくれて
中には半年以上も前から同じ曲と向き合ってきた子もいましたし、
とても緊張が強い子なのに、勇気を出して連弾で出演した子もいました。
伸び悩んだけれど、直前に急成長した子もいました。
そんな中、私も講師演奏で連弾をさせていただきました。
ホールは涼しくて快適だったのですが、ピアノの鳴りとホールの感じがうまくつかめませんでした。
曲の解釈や出したい音について、相方の先生と最後まで苦しみました。
同じ研究グループの講師の先生にホールでレッスンもしてもらいました。
演奏の評価は・・・賛否両論でした。
ネガティブな私たちは地獄の底に落ちました(笑)
私は小学校の演奏のことも引きずっていたので尚更ダメージが大きかったです。
相方の先生とはずっと長い間連弾を続けてきて、二人で弾くことが好きなので
これからも一緒に連弾をしていきましょうと約束をしました。
若い頃、あまり伴奏や連弾で大きなミスタッチをすることはありませんでした。
今回弾いてみて、目が楽譜に追いつけなくてミスをするという老化現象を味わいました(笑)
この新しい試練を受け容れて、今後どんな練習をしていけば良いのかだんだんわかってきました。
身をもって体験しないと分からないことがたくさんあります。
これを克服したら、生徒さんが同じことで困っている時に的確なアドバイスが出来るはずです。
全てのことを無駄にせず、生徒さんに還元していきたいです。
本当ならこんな暗黒のような状況は秘密にしたほうが良いのかも知れませんが
演奏をしていればこんなこともあるので、サラッと読んでください。
長くなってしまったので、最後の演奏のお話は次の日記に書きます。