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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

(前方遠くに利根川が流れています・・・水量調節の門・・・こういうのを「
樋の口」、漢字一字で「
閘(ひのくち) 」というんでしょうか。「
水閘(スイコウ)」とか「
閘門(コウモン)」とか・・・。)
●単身赴任の最後のころの2年間ぐらいは新聞をとるのをやめていたけれど、この頃は自宅でたまには新聞を見ることも・・・。昨日の朝日新聞を見たら、「イグ・ノーベル賞」の事が掲載されていました。2015年度、久しぶりにイグ・ノーベル「文学賞」が出たんですねえ・・・それがものすごく面白かった、中身は紹介なかったのでしらないけど、テーマが「
すべての言語に「はあ?」という言葉が存在するらしいことを発見」だって、ダハハハハ(^^)なんか、面白くないですかあ(^^)・・・特に、この“らしい”ってのが、イグ・ノーベルらしくっていい!!久しぶりに大笑いした記事でした(^^)。ちなみに、本年度、日本も、なんと、「医学賞」を受賞していて「キスによるアレルギー反応の改善効果」だって・・・ハハハハハ、ああ、馬鹿らしくって面っ白いなあ(^^)ほかにも、「生理学・昆虫学賞」で「自分の体25カ所をハチに刺させて痛みの大小を比較」だって・・・、ホント、笑いが止まらん!!!
●さて、まだ、あまり気合いが入らない状態ですが、ぼちぼちと、27ー③に向けての学習というか、「27-②に向けての学習状況」の続きでも書いていこうかと思います。主として、漢検漢字辞典第2版の内容について・・・また、批判的になってしまうかもしれませんが(^^;)
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●漢検漢字辞典第2版から・・・
①「耄」・・・「耄(としよ)り、耄(おいぼ)れる、耄(ほう)ける、耄碌(モウロク)」の「耄(モウ、ボウ)」
・「モウ」は呉音、「ボウ」が漢音。
・過去問で出た「耄耄(モウモウ)=老いぼれるさま、よぼよぼの様子」(漢検2)・・・対義語か類義語の問題だったような。
・いつもの他の4辞典では「耄碌(モウロク)」を除き、ほとんど「ボウ」音読みだったゾ・・・漢字源で「昏耄(コンボウ・コンモウ)」と「モウ」音読みが一部ありましたが・・・。
・「耄耄」も、大漢和・大字源で「耄耄(ボウボウ)=白髪のさま」だった・・・です。
・ちなみに、「耄」は70歳、80歳の老人のことらしいですが、大漢和では、「90歳、100歳」までも意味することが書いてありました。
・それにしても、漢検さんは、どこから「モウモウ」としているのでしょうかねえ・・・「ボウボウ・モウモウ」としないで「モウモウ」とのみ、読みを振っているので、確信犯というか自信があるのでしょうが・・・(ーー) 「ボウボウ」と読んだらバツ(×)になるのかしら(ーー)
②「芸」・・・「芸(かおりぐさ)、芸(くさぎ)る」の「芸(ウン)」 *芸術の「芸(ゲイ)」(本来は「藝」(対象外))とは違います*
・訓読みのところでは「かおりぐさ」とは書いてなくて、意味①のところに「書物の虫よけに用いる。ヘンルーダ。かおりぐさ。」とある。
・一方、熟語の方は、意味①の「かおりぐさ」のところに、「芸閣」「芸帙」「芸香」と載せてる。
・それなら、なぜ、訓読みのところに「かおりぐさ」と載せておかないのか(ーー)相変わらず、アンバランスで良くわからない記載が目立つ(ーー)
👍👍👍 🐑 👍👍👍