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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

紳衿(しんきん)  おまけ:縉紳 衿喉

2016年11月11日 | 漢検1級高得点獲得のためには
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●アマゾンに発注していた<大字源>と<電子辞書(SHARP PW-GX500)>が届いた。<大字源>・・・やはり、こういう本格的漢和辞典が手元にあるといいな・・・いつでも好きな時に読んだり調べたりできる。
この辞典を選んだのは、
 ・漢音・呉音の区別がされていること(大漢和・字通は区別なし、漢字源はあり・・・ただし、大字源と、ときどき、漢・呉音の区別が異なる・・・)
 ・音による意味分けがなされているものが多いこと
 ・熟語の読みで“両読み”(どちらの音でも読める熟語)の掲載も多いこと
 ・熟語の由来(出典)や関連する故事成語類もそれなりに記載されてあること
などによる。
<電子辞書>カシオとシャープのカタログで比較して、大辞林と新漢語林が搭載されている、この機種にした・・・けど、新漢語林は期待していたほどには熟語数が載ってないようだ・・・いまのところ。
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●漢検2に掲載されていた熟語などの悉皆調査の残り・・・(注)すべてを案内しているわけではありません、“私にとって”目新しい熟語がメインですので、<棠棣(はねず)>とか「啓沃」とかの熟字・当て字や熟語は案内してません・・・その代わり、これらの当て字や熟語は、当ブログの中(問題シリーズや熟語・音訓シリーズなど)に掲載されています。
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紳衿(シンキン):土地の有力者や上流階級。「紳」は縉紳(シンシン)で高位高官の人、「衿」は青い衿を付けている人で学者・書生。(以上、大字源)
 ・漢検2掲載内容
  「紳」:音 シン 訓(外)おおおび 
      意味:①おおおび。古代の高官が礼装用に用いた太い帯。 ②地位・教養の備わったりっぱな人。「紳衿(シンキン)」「紳士」「貴紳」
      下つき:貴紳(キシン)・縉紳(シンシン)・田紳(デンシン)
     「紳」から始まる言葉 紳士(シンシ) 紳士協定(シンシキョウテイ)

●この「紳衿」も歴史的用語のようだ・・・以下、ネットなどから収集・・・こういう内容は漢和辞典だけでは及ばない知識・情報だ・・・
 ・主として中国の清朝期の用語みたい・・・
 ・「この時代の支配階層大地主や大商人は紳士(しんし)・紳衿(しんきん)・郷紳(きょうしん)などとよばれた・・・。清朝後半期。
 ・「清王朝は・・・王侯貴族を頂点に上下身分社会を採用・・・特権階級(皇帝・貴族・官僚・紳衿)、平民階級(地主・商人・自作と小作農民・職人など)と階級(・楽戸・蛋戸など)の区別があることが知られている。漢人官僚も統治機構の中で権力を振るったが、漢民族は満州族の従属下に置かれた・・・」
 ・「「富豪紳衿」 は流民をかり集めて、 私的占有をしていた土地を分割、分与した・・・。」

●その他周辺知識①
 「郷紳(キョウシン)」 「青衿
 ・中国の明・清時代における官僚身分をもつ者の郷里での呼称。官僚を目ざす挙人、貢生、監生、生員などは総称して士人(シジン)という。郷紳、士人をあわせて紳衿、紳士ともいう。・・・このように郷紳、士人を出す地主の家が当時の支配階級を構成していた。郷紳は地方の実力者であり、社会秩序保持の役割を担い、また「土豪劣紳」として権力を振るって社会矛盾を激化させた・・・」
  *ここでいう、「士人(官僚を目ざす挙人、貢生、監生、生員など・・・)」が「青衿(セイキン)」ということか?・・・漢和辞典のいう「学者・書生」とはちょっと意味合いが違うような気がするが・・・
 「縉紳(シンシン)」
 ・「明代後半期から中国革命に至る時期の中国における地方の支配層。郷紳は田主あるいは業主と呼ばれた地主の一員であったが、その中でも日常的に地域社会の動向を左右する実力者であり、2、3年の任期で去っていく地方官にまさる影響力をもっていた。朝廷に出仕する官僚の着用する大帯を紳(シン)といい、この大帯にメモ用の板(笏(コツ・しゃく))をさしはさむことを縉(シン)と呼んだが、これに由来する縉紳(シンシン)という語は秦・漢以前から官僚の雅称として用いられてきた。・・・」

<参考>漢検2掲載内容
「縉」:音 シン 訓 さしはさ(む) (*他に、「うすあか(い)」訓あるも意味欄にしか掲載ナシ。)
    意味:①さしはさむ。礼装のとき、笏(しゃく)を大帯にはさむ。 ②高位高官の人。「縉紳」 ③うすあかい。また、赤色の絹。
「衿」:音 キン 訓 えり
    意味:えり。衣服のえり。えりくび。「衿喉(キンコウ)」「開衿」 類)襟
    下つき:開衿(カイキン)・青衿(セイキン)
    「衿」から始まる言葉 衿(えり) 衿刳(えりぐり) 衿帯(キンタイ)

 *「衿喉(キンコウ)」:えりと、のどもと。要害の地(険しい地形で敵の攻撃を防ぐのに便利な土地)のたとえ。 「襟喉」とも書く。
 (「漢検1級28-②に向けて  分野別“超難問”シリーズ その11&その12 (漢検2準拠)2016年10月26日 | 語選択 」で既出)

②その他周辺知識
 「書紳(ショシン)」=「紳(シン・おおおび)に書す」:忘れないように大帯の垂れている部分に書き記す
 
 「縉紳(シンシン)」:(大字源)①昔、官吏は笏(しゃく)を大帯に挟んだことから、官吏・士大夫階級の人をいう。赤い大帯を締めた人という説もある。②身分の高い人。上流階級の人。また、儒者。③退官後、郷里の家にいる人。

  ・・・「縉(うすあか)い紳(おおおび)」なんて読めたりして・・・
  ・・・「紳(おおおび)に(笏を)縉(さしはさ)む」って読むのが普通かも・・・

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手賀沼  エナガ(柄長) その2

2016年11月11日 | 手賀沼散歩(手賀沼日記)
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エナガ その2
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手賀沼  メジロ(繡眼児) その4

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メジロ(繡眼児)その4
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