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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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●CSでビデオ配信されてきた番組・・・ちょっと面白かった・・・また、見よう。
●南京大学の先生が講師となって参加者に春秋時代の魅力を教え伝えるという番組・・・
●中国・春秋時代は、故事成語類の一番多く発生した時期だって・・・約700~800ぐらいの故事成語が生まれたとか・・・
内訳が、
「詩経」から170ぐらい、「論語」は70、「春秋左氏伝」がなんと350だとか・・・
●なぜこれほど成語類が生まれたか・・・人間の時代に入ったからとか・・・
殷・商時代・・・鬼神崇拝の時代
西周時代 ・・・先賢崇拝時代
春秋時代 ・・・変革の時代(人間性の時代) とか・・・
●印象に残った言葉・・・
「春秋がわかれば現代がわかる」「故事成語類は(人間性が)凝縮された言葉で変化が起きにくい、単語や熟語などに比べて変化が少ない」・・・
●女性キャスターとのやりとりの中で番組は進行していくんだけど、軽妙なやりとりと(中国人特有の、あの怒ったような早口でまくし立てるような)講師の先生の話しぶりが小気味よかった・・・
中で、色々な故事成語類の紹介なんかもあって面白かった
「相敬すること、ヒン(賓)のごとし」とか「東施、西施の顰みに傚う」(東施効顰)とか・・・
*西施の肖像画や東施の絵なんかも出たりして、こういうのもTVの魅力かな、観てて面白かった・・・東施はやはりブサイクに描かれているんだけど、描かれている表情なんかは割と可愛くみえた・・・講師の先生も云ってた「人間の(西施の)美へのあこがれが東施にこういう行動をとらせたといえる・・・それだけ、東施もかわいいということ・・・」だとかなんとか・・・
●一番ビックリしたのは参加者(主に学生層)・・・もちろん中国の学生が多かったけど、質問したのがカメルーンからのオッサンみたいな留学生とかロシアの女学生みたいな人たち・・・こういう地域にも中国古代文明の知恵や知識がこうやって伝わっていくのかしら・・・
●もともと高校生の頃から世界史(特に中国の古代史や、まさにこの春秋戦国時代など)が好きというか得意だったこと、その後、成人してからも宮城谷さんの(難解な)小説などで鍛えられたことなども相俟って、割と、故事成語類は好きで得意な分野なのかもしれない・・・
●熟語や単語を必死に覚えるよりも、こういう周辺知識に興味をもって漢字や成語類を深掘りしていくほうが、迂遠かもしれないが楽しくて面白いんではないかな・・・中国の(古代の)歴史や春秋戦国時代に興味がない人には云っても無駄だけど・・・
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