日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新人:課長、ブチ、難問中の難問、でけました、しかも、四字熟語辞典からでっせ!!
課長:何遍も読まれているやつから、そんな難問あらへんやろ・・・
新人:それがあるんじゃが・・・「季札ケイケン」ての、どうじゃね・・・
課長:なんやそれ、そんなんあったか・・・
新人:それが載ってるんじゃが・・・大見出しで「延陵季子(エンリョウのキシ)」ってありますやろ、あっこ(あそこの意)にこの熟語の意味、かいてありますやろ、「春秋時代、呉の季札のこと・・・呉国の賢者の名で呉王寿夢の第四子」って・・・その「第四子」の次に、「→「季札〇〇(ケイケン)」」てかいてありますねん・・・
課長:どこが難問なんや・・・
新人:まず、「延陵季子」が3級レベルでっしゃろ、1級受けるヤツら、そこまで見てないんちゃいます?それに、類義語・対義語の項に載せてるわけでもないねん、それと、一応、漢検1級ブログ書いてるヤツらの記事、一応調べましたけど、誰も説明してないようですねん・・・へっへっへ、これは落とし穴かもよ・・・
課長:しっかし、「季札」ってのは人名やろ、人名はアカンでえ・・・
新人:(コイツ、自分たちで創った過去問忘れてやんの・・・ったく)それが大丈夫なんじゃが・・・、前に「南郭ランスイ(濫吹)」って出しましたやろ・・・あれは「濫竽充数」のとこの類義語に載ってますけんど、これはもっと不親切な載せ方なんや・・・ぜ~ったい、出けまヘンで~けっけっけ。
課長:じゃが、・・・じゃがじゃない!!まったく、オマエの口癖移ってまったやないか、アホ!!・・・「ケイケン」ってどういう意味なんや、1級試験になるんかい・・・
新人:へっへっへ、「ケイケン」の「ケイ」は1級配当漢字じゃがね、真っ当な問題じゃがね・・・
課長:だから、意味はなんや、そういう難しいのは、意味選択でも解説して回答させな、アカンじゃろ・・・
新人:それが問題ですねん、史記に載っている、季札の信義に厚い故事からの熟語なんじゃが、どういうふうに書いて意味選択問題にするかが問題ですねん・・・一応、「季札が徐の国を通ったとき、徐の王が季札の剣をほしがったので、季札は帰りに必ず贈ろうと心に決めて旅を続けた。帰途、徐の国に寄ると、王はすでに死んでいたので、剣をその墓のそばの木にかけてたち去った。信義を重んずることのたとえ。〔史記・呉太伯〕」ってあるんじゃが、長いんじゃ・・・・
課長:最後の「信義を重んずるたとえ」でええやないか、これでイコ・・・
新人:へっ? OKでっか? コリは、物凄く難しいでえええええ・・・
課長:なんや、自分で難問と自慢しておいて、出すのが怖いんか・・・
新人:へえ、ブチ、怖いっす、今から、リピータや初合格を目ざす受検者たちからの否定的な反応などが・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/94/0e9f76407837438540d8faeb85064b10.png)
●季札「挂剣」・・・「季札、剣を挂(か)く」・・・
👍👍👍 🐒 👍👍👍