自分が人生で進むべき道を決断した時に、日本の歌謡界でトップに立つんだと決めた時に、自分自身と何かに向き合って行った「手続き」があったと言っていた。その何かはハッキリとは言わなかったけど、手に入れたいものが決まった時、自分は何かを差し出した。
差し出したものとは、具体的に「物」とは限らず「諦めたもの」があるということ。
日曜日の夕方ラジオから流れてくるこの人の話す言葉は、そうとうスピリチュアルだ。
彼女が現在の不動の地位を築き上げたのには天性の才能と努力も勿論あるが、それ以上の何かを
持ち合わせているのは感ぜずにはいられない。
どんな大事なものを捨てて「昭和ポップス界の女王」に君臨したのだろうか。
ドラマはそこに生まれてる。
流行歌手で終わらないスターの物語が隠されている。
