FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

思いのたけを

2023-04-23 23:32:29 | 創作詩
まだ、


未だ、

言いきれていないから。


あがいて、外に出て。


自分を見つめて。


振り返り、小田急線に乗り。



丸の内に向かって。




まだ、やり終えていないことを遂げたいのです。




どうぞ、他人は知りません。


構いません。放っておいてください。




思いを遂げさせてください。


酒の力も下さい。


こんな、弱い私に慈悲を。




笑って下さい。


指をさしてください。


でも、私の本望は消えません。





ひとりで歩みます。


トイレに、ツレションしません。



ひとりで、仲間もいりません。



一人で生まれて、一人死んでいくことを、見届けてください。

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前のめりに倒れたい

2023-04-23 23:20:42 | 雑感等々
無様に、


それでもなお、

信念に背くことなく。


涙は、川が流してくれるだろう。


明るく、賑やかに。


弔っておくれ。





そして、しっかりと、さようならと言わせてくれ。



怯むことなく、恥ずかしむことなく、誰も見ていない。



だから、あなたとわたしで心安らかに。

お別れの挨拶をいつか、しまようよ。



涙は禁物です。



笑って、さよならを。





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真剣に生きようとする若者がいる

2023-04-23 23:11:43 | 雑感等々
崩れていく自分の、前に若者がいる。

戸惑い、震えて。


そして、希望の光を見た。

私の出る幕がないと。


それもありかと。


温故知新。



古びてもなお、受け継がれる、その言葉。





救われる。



その響きに。




人間宣言は、消えていないと。




その会話はだれにも、聞けない。

それでいい。


それが正しいと。



涙枯れても、土と塩と雨がある。



我の肉体が滅びても。


一滴の希望の光が刺す。



笑って、お別れが出来たらと。

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テレビ少年と願望と怨念

2023-04-23 13:53:48 | 雑感等々
シン・仮面ライダーは未見だ。

しかし庵野秀明は気になる。

「文藝春秋 五月特別号」の記事↓
庵野監督が言わんとしているのは、
「まったくの絵空事である怪獣や特撮ヒーローが強い訴求力を持つには、一般の映像作品以上に、その時々の現実と生々しい接点を持ち、人々が抱いている『願望や怨念』を映し出す必要がある。
だと。
まあ、そうなんだろうな。



昭和46年4月。おれ4才。庵野10才。
おそらく現実も絵空事も区別なくノーフィルターで
観ているのならおれの勝ちだ。

おれが仮面ライダー1号だと朝昼晩と思い込んでいるのは。

しかしお互い五十、六十といい大人になった時。

おれだけのライダーを作るぞと金も人も動かしたのは、どっちだ。


人生とは単純であり摩訶不思議だ。

神も才能も努力も運もへったくれもない。

あるのは成就しない願望と消えることない怨念だけだ。

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