トリクルダウン。
一握りの富裕層に有り余る果実が行き渡り溢れかえった果実が
富裕界の枠からこぼれ落ち、下々の下層階級の世界に落ちてくる「有り難い稀少な恩恵」。
この世の中で生きていくこと。どういうことか。
高校、大学とボンクラ生活をしてきた人間には分からなかったし気が付かなかった。
こんなのは今はじまったことじゃない。
ジェームズ・キャメロンの「タイタニック」でもその縮図が描かれているよ。10年以上前から…
沈没しつつある船、しかかっている船どちらでもイイんだが。
寝る場所、住む場所、食べる場所、くつろぐ場所…もろもろは階級社会の縮図になっている。
時々主人公ジャックのような人間がその境界線を飛び越えていくことがあるだろう。
殆どの人がその境界線を一線も越えることない一生を終える。
自分はそうなるのかどうするのか?
自問自答していたしこれからもしていくなあ…
そして一歩でもいい。歩みを止めない。
トリクルダウンなんていやだ!と嘆いていても始まらない。
そういう世界で生きているんだな、と受け入れて自分はどう生きてゆきたいか自問する動きながら。
動くことを止めてはいけない。