FREAKY 13 DEAKY

酔いどれの誇りと踊る熊へ

静寂と涙と音楽と

2024-12-06 23:26:34 | 雑感等々
決して、不幸自慢をするつもりはない。

ただ、素直に過去を後悔しているだけ。

その時は自分が正しいと思っていた。

でも、間違いの連続だった。

自分が傷ついていると思っていたのに、人を傷つけているばかりだった。

ひとり安アパートの片隅で泣いていた。

その時に友がくれたカセットテープを再生していた。

シンプリーレッド。

余計に涙を誘う。

でも、それで良かった。

涙は枯れるまで流せばいい。


そんな、時代を生きていた。

そして30年以上の月日が過ぎた。

取り戻せない月日が。

それでいい。


思いは胸の中にある。


だから、いい。

この暖かい、冬の夜をひとり過ごそう。

眠れぬ夜もたまにはいい。

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世界中の誰よりきっと…

2024-12-06 22:32:17 | 雑感等々
果てしないその笑顔。

57歳まで生きていると、トピックスは「死」ばかり。

そこから、逃げても逃げても、逃れられない。

だったら、愛そうか。

「生」と「死」を抱き合わせで。

そうだよな。

その、全てが自分なのだから。


だったら、受け入れようか。

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「カンバセーション・・・盗聴・・・」

2024-12-06 13:12:50 | 映画感想
職業盗聴屋ハリー・コールが仕事中に殺人をほのめかす会話を録音してしまいトラブルに巻き込まれ神経がおかしくなっていくスリラー。

いま新宿武蔵野館ではコッポラ特集をやっている。偶然見つけて即見た。
未見だった。

タイトルは知っていた。
当のコッポラが一番好きな作品と言ってたのも知っていたが。
70年代の古い感じ話が地味、主役がジーン・ハックマンとかで全然観る気がしなかったのが十代二十代の青さだ。

古い映画にハマっている今は是非見ようと思った。

これ傑作だった。
たぶんコッポラの作った中で一番好きかもしれない。

コッポラは本当に文学的センスが高いし、オリジナル脚本もイイ。
ビル・バトラーの神技キャメラワークも最高だ。
そして本筋の肝であるサウンドトラックと録音。ウオルター・マーチは天才だと思った。

ジーン・ハックマン神経質でどこか気弱なキャラもあってる。こんなキャラクターは今までの映画で見たことなかった。
ハリソン・フォード(悪役)の初々しいヤな奴で頑張っちゃう感じもイイ。
出番は少ないがロバート・デュバルも怪しさ怖さの雰囲気もこの映画のスリラー度を上げているんだよな。

とにかく夢中で観た。

この映画はストーリーや編集やショットなどいろいろと真似されているなと感じた。それくらいお手本の映画なのだと感心した。
シビル・ウォーに並んで今年ベスト映画の一つだ。うん。


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使ってるのか生きてるのか

2024-12-01 10:40:09 | 雑感等々
いい大人がスマホいじりながら道路渉るのを車止めて待ってると思う。
機械に使われているんだ、憑りつかれてれてるだ。
使いこなしているようには見えない。
取り込まれている。
それでもこれが普通の景色ということも分かる。
もう普通なんだ。
ガラケーもうちにあるブラウン管も壊れない。俺が先に故障するかもしれない。
人間も機械も機能が落ちたらただの物体なのか。産業廃棄物なのか。
AIは夢を見ない。自分のアホさ加減にウンザリしない。
HAL9000みたいに命乞いはプログラミングされないかぎりない。
じゃあDNAはヒトゲノムは神々のプログラミングなのか。
わからない。
人とAIがチェスをやっても実のところピンとこない。
命とはなんだ。
六十手前になってもこんなこと言ってる青臭い自分が最近好きだ。

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