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日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

ウクライナ侵攻に対する米政権およびロシア国民

2022-04-13 13:16:12 | 日記

ウクライナ軍はキーウ等ではロシア軍を押し返したものの、東南部では苦戦しています。

そこでは既に何万人もの民間人が殺害され、化学兵器らしきグレーゾーンのものも使われているようです。

これからもそれ以上の市民が殺害される危機に直面しています。

そもそもの話ですが、ソ連が崩壊しウクライナが独立国になった時に、ソ連時代の核兵器をウクライナに残さず手放させました。 

その時、ウクライナは核兵器を手放す代わりに米国、英国、ロシアがウクライナの安全を保証するという約束をしました。

ところがその中のロシアが侵攻。これに対し、米英は約束を果たす義務があるはず。

ウクライナがNATOに加盟していないからと言っても、この約束による防衛義務はあるはず。

確かに米英は武器供与で支援し続けています。

しかし、戦略論として考えると

ロシア軍が軍事演習と称して威嚇し侵攻を準備しているうちに「侵略戦争を抑止するため」という目的でウクライナ政府の要請を受けた形で米軍をウクライナに派遣し、「ロシア軍が攻撃したら米露戦争になるぞ」と警告すべきだったと思えます。 

それが抑止効果を発揮したはず

それを思えば、特に米英はウクライナが東南部でも勝てるぐらいの武器支援増強が必要です。

▼それにしても、プ-チンが20年以上前に経済混乱等を上手く収めたからと言って、ロシア国民の多くが今でも彼の大ウソまで信じているのは愚か過ぎます。

「ウクライナをネオナチが支配しロシア系住民を虐殺している」と言うのが侵攻の口実です。

しかし、もし本当にネオナチ政権ならヨーロッパ諸国のほとんどや米国等がこぞってロシアを非難し、ウクライナを支援する訳がないことぐらいは解りそうなもの。

ポーランドやフランス等々もナチスドイツの侵略に遭って大変な被害を受けたことは当然知っているはずだから

それとも、多くのロシア国民は疑問には思っても、バレて弾圧されるのが怖いから「プーチンを支持している」と答えているだけなのか??



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