★地震・津波大国での原発再稼働拡大は「国土強靭化」の逆、「国土危険化」となる
★福島除染の試算は5兆円、それでも難しい
★地震・津波大国での原発再稼働拡大は「国土強靭化」の逆、「国土危険化」となる
★福島除染の試算は5兆円、それでも難しい
★やはり復興工事の妨げに、アベノミックスによる公共事業拡大で技術者も資材も不足
そのため、ようやく決まった復興工事を発注しても、こんどは受注できる業者がいないケースが多発しているそうです。
★大手30社の内部留保が1年で6兆円も増大
大手企業はこのところの収益増大と景気好転機運にもかかわらず、賃上げや投資には向かわず、逆に内向き姿勢を強めているようす・・・
★参議院選、民主党及びその離党組が大敗・・・国民は前政権の裏切り+混乱に怒りと幻滅
前に民主党に投票した人たちのかなりが棄権か? 投票率低下が続いています。
そして自公共の組織や基盤の強い政党が優位となり活発化しました。
★安倍自民党の原発再稼働や消費増税など個別政策はあまり支持されていませんが、選挙で圧勝したので、強行しようとするでしょう。
その一方、先の衆議院選で右寄りの安倍自民党が勝ち過ぎたので、これを心配した人たちのかなりがその後日本共産党の政権批判能力に期待を寄せてきているようです。
また、激しい反原発・反放射能感情をぶっつける山本太郎も東京で票を集めました。 彼が微小な放射能までを過剰に危険視するのは方向性が誤っており、もっと大きな危険を問題にすべき・・・と私は思います。 が、言動に変な所があっても、とにかく原発徹底反対で発信力のある者に「政権の暴走を止めさせたい」と東京の若者の期待が集まりました。
★放射能汚染水やはり海へ流出、東電は参議院選が終わるまで重要事項を回答せず・・・・漁師は東電に不信感
★今は消費増税前の住宅その他高額なものの駆け込み需要が大きい
→ 消費増税したら反動が・・・そして不況+物価上昇+消費税大幅UPに・・・・
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★原子力規制委がもんじゅの直下断層を調査
福井県敦賀市に建設されている高速増殖炉もんじゅの敷地の西約500mには活断層の「白木ー丹生断層」が南北に走っており、さらに原子炉直下にも8つの破砕帯=小断層があります。
「白木ー丹生」の活断層と連動して直下の断層がズレ動く危険があるかどうかが焦点になっています。
元々建設前の検査時点で危険度をわざと過小評価てごまかしていたのでしょう。
★そもそも、危険極まる金属ナトリウムを冷却材に使う高速増殖炉なるものが安全に運転出来るはずがなかったのであり、万一出来たとしたら安全対策にとてつもなくコストが掛かって経済を圧迫することになるしろものです。
壮大なムダと恐るべき危険を伴う高速増殖炉計画の実験炉もんじゅを中止することがなにより大切なのですが、自民党と原子力ムラの人々はあきらめようとしません。
そういう中でも「直下に活断層」の判断が規制委によって下されれば、廃炉に向かわざるを得なくなりますから圧力に負けず危険度を判定して欲しいと思います。
残念なことですが、昨日福島第一原発の元所長だった吉田氏が食道癌で死去されました。
吉田氏は所長当時、「もうちょっとでチェルノブイリの10倍ひどい事故になるところだった」
「3・11から一週間、何度も死ぬのでは・・・と思った」と発言していました。
これは当時「もうすぐ炉心爆発するのでは・・・」という切羽詰まったギリギリの状況での必死の現場対応だったという意味です。
そして飛散するだろう放射性物質の量はチェルノブイリの10倍ほどもあったという意味です。
福島で現実に起きた事故は大変大きなものですが、原発をどうするか考えるときには「原発事故というものはチェルノブイリの10倍=福島の何十倍もの規模(国を破綻させるほどの規模)で起こり得るものだ」ということを考えるべきです。
また吉田氏は「もう一度津波が来たら大変だ」とも発言していました。
福島原発には大量の放射性物質や汚染水が有り続けるわけですから・・・
自公合意文書には高効率火力発電の推進も書いてあったが、安部首相の施政演説ではその部分を言わなかったそうです。
脱原発は高効率火力発電の推進ですぐにも可能なのに安倍自民党は原発の本格的再稼働を狙っているからでしょう・
安部政権下で各電力会社が原発再稼働へ勢い付いています。
参議院選で自民党が勝てば一層原発再稼働への勢いが強まりそうです。
なお、コストでは最新型石炭火力発電が安いし、ガスコンバインドサイクル発電も安い。
副産物のお湯を活用すれば節電もはかれます。
排出CO2はユーグレナ(ミドリムシ)などの有用藻の培養とか高濃度CO2利用促成栽培ハウスなどを組み合わせれば減らせます。
イモ火力発電も既存の石炭火力発電所で始めたらよい。