★ 彼岸花 今日も見に行く 境内に ★
★ 秋晴れや 紫式部 百日草 ★
★ 大仏下 黄花コスモス 風に揺れ ★
★アビガンの承認申請を10月に提出か、 治験で一定の有効性を確認
富士フイルム富山化学による重症でないコロナ患者を対象にした治験で、平均で3日近く早期に症状が改善。
これはウイルスの増殖を抑える機能による効果で、重症化を防ぐ効果も。
国立国際医療研究センターは24日、新型コロナウイルスに感染した患者が重症化するかどうかを予測する血液中の物質「血中マーカー」を見つけたと発表した。
新型コロナは患者の8割は軽症のまま回復する一方、2割は中等症や重症になる。重症化しそうな人の早期発見、治療に役立つ可能性があるという。
センターでは28人の感染者の血清と症状の経過を分析した。
重症になる人は、感染初期から血液中の「CCL17」というたんぱく質の濃度が下がっていた。
また、重症化の数日前には「IFN―λ(ラムダ)3」など4種類のたんぱく質の濃度が上がっていた。
この二つの系統の血中マーカーを組み合わせて重症化する患者を早期に発見できれば、適切な治療につなげることができる。
同センターの杉山真也・ゲノム医科学プロジェクト副プロジェクト長は「重症者の早期発見は患者本人と医療体制の双方にメリットがある。
今後、精度を高めて実用化に取り組みたい」としている。
論文は国際医学誌Gene電子版(https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378111920308143)に掲載された。(三上元)
★新型コロナ捕まえる「人工抗体」 短期間で作る手法開発(村上裕・名古屋大教授らのチーム)
朝日新聞社 2020/09/19 (読売新聞等でも)
新型コロナウイルスを捕まえる「人工抗体」を効率的につくることができたと、名古屋大などのチームが発表した。 以前より短期間で作製する手法を編み出した。
高精度で感染を確認できる抗原検査キットの開発につながるという。
チームは、あらかじめランダムに作製した約10兆種類の人工抗体の候補を用意した。
そこに、新型コロナウイルスの表面にあり、ヒトの細胞に感染するための突起状の「スパイクたんぱく質」をくっつけた磁気ビーズを投入。磁石で磁気ビーズを釣り上げることで、スパイクたんぱく質と結合した人工抗体を多数とらえた。その中から、より強く結合する二つの人工抗体を選び出した。従来は2~3週間かかるが、4日間でできたという。
この人工抗体は、新型コロナウイルスに強く結合するが、2003年に世界で大きな問題になった近縁のSARSコロナウイルスには結合しなかった。
また、新型コロナウイルスの感染力を阻止する能力が高かったという。
作製した人工抗体を使うと、患者らから採取した検体に新型コロナウイルスのたんぱく質が含まれているかどうかを調べる性能のいい抗原検査キットの開発ができるという。
また、治療薬の開発にもつながる可能性がある。
チームの村上裕・名古屋大教授(生物化学)は「この人工抗体を足がかりに、さらに感度がよく、強く結合する人工抗体を探したい」と話した。
この手法は今後、別の感染症が登場した場合にも素早く対応できるという。(木村俊介)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これなら、その場で結果の出る唾液での抗原検査キットの高精度化を実現出来そう。 検査のコストダウンと保健所以外での検査実施が拡げ易くなる。
安全が確認できるなら、特効薬となる低コストな抗体薬が開発出来るのかも?
★新規感染者が頭打ちになった理由は一時的・・・警戒心の高まりと猛暑で接触機会が減
8月から国民の警戒心の高まりや猛暑によって人々の接触機会が減った。
第二波が起きた結果、私の住む富山県でさえ地域の団体は毎年やっている行事のほとんどを自主的に中止にすると決めている。
個人でも私の息子がリスク回避のためお盆の帰省を中止したが、そんな人たちは相当多い。
不安のため色々自粛している人たちが非常に多いのである。 飲食店も観光業界もイベント関連業界も交通関連も大ピンチである。
全国の多くでそんな自粛が起きている。 そのため経済は大変で、苦しんでいる業者や労働者(特に非正規労働者)は多い。
(なお、Go toでは定率割引のみで定額割引が加わっていなかったため、高級な旅館・ホテル等は救われたが、料金が安い所は救われなかった。
次には料金が安い旅館・ホテルにも客が行きたくなるやり方が必要)
政府等からの要請が無くてもこんなに自粛する人たちが多いのは日本だけ。
加えて猛暑が続いたこともあって特に人々の接触機会が減ったので、一旦しばらく落ち着いた。
なお、橋本徹氏が「今の政策でも現に感染者が減って来たじゃないか! 検査・検査とバカ騒ぎしていた玉川氏らの主張は何だったんだ!」
などとボロクソに批判してますが、(辛坊氏はもっと酷い)彼等は実態も本質も解っちゃいないし、解ろうともしていない。
しかし、これから秋らしくなり、また気も緩んで、人々の活動は活発になるはず。
その時に今まで通りの対策で良いと思っていると再び感染拡大が進みかねない。
検査を今の4倍に増やし陽性者を隔離すれば、平常生活でも8日で新感染者を10分の1に収束できる、との計算結果がとっくに出ている。
唾液採取の抗原検査を広く普及させるなど、これまでよりしっかり検査数を増やし、陽性者を市中から早期に隔離していかないと・・・
感染経路をたどる検査も広めに行い、また感染経路不明者が多い地域や業界は特に広く網を掛けて検査をやらないと・・・
再び感染拡大が続いて発病者や死者も増えることになりそう。
そうなると緊急事態宣言を出さなくてもスポーツや文化的活動や地域活動や娯楽や観光が萎縮することになり、再び経済が苦しくなる。
なお、幸い政府が「コロナとインフルエンザの流行が重なる時期が大変だ」という専門家たちの意見を聞き入れて、
インフルのワクチンを国民に強く要請し、準備を整えているので、コロナ禍でのマスク・手洗いの励行と相まって冬のインフルは極端に減少するはず。
またその時期に備えるとして「抗原検査キットを毎日20万件一般クリニック等に供給する」と約束したので、
今度こそ感染拡大を抑え、それによって経済が少しは戻る可能性はある。
★ただし、ワクチンや抗体薬が実用化され普及しなければ重症者や死者を無くせないし、インバウンドや輸出を含めた本格的な世界世界経済の回復は望めない。
拙速は危険だが、安全で効果の有るものがわりと早期に実用化できる可能性はそれなりにあるはず。
★台風を弱める対策の研究を急ぐべき・・・
近海まで30度Cの海面水温では台風が猛烈化する・・・
地球温暖化の中でも、日本近海の海面水温上昇は世界平均の2倍以上
私は10年以上前から提案しているのだが
亜熱帯でも海洋深層水は冷たい(水深400mで10度C)し、栄養大
台風が卵のうちに猛烈化する可能性が高いか予測し、深層水を多くの船で吸い上げて大規模に海面に散水し続ければ弱められるはず。
植物プランクトンも大増殖可能 ⇒ CO2大規模吸収となる。
魚も増える。