日本の問題と解決策を考える

一石五鳥の地球温暖化防止策を考える
 
日本の真の活性化を考える  吉川忠雄

日銀が突然追加の金融緩和を発表! 過剰な円安・株高政策、政府の消費税10%への再増税を後押し

2014-10-31 21:09:51 | 日記

★日銀が突然、追加の金融緩和を発表!  過剰な円安・株高政策、

政府の消費税10%への再増税を後押し

(黒田総裁が内部の反対を押し切って5対4で決定)

「消費再増税は是非必要」と言い続けている黒田総裁は会見で「再びデフレマインドに陥らないように、何としても物価を2%上昇させるために追加の金融緩和する」という趣旨の発言をしました。

今の米国は金融緩和を終わらせ、金利を上げる方向、ドル高になる方向動いていますので、両国の政策の相乗効果で一層円安進み、輸出大企業の利益が一層膨らむと予想され、株が急騰しました。

130兆円と巨額な公的年金の運用先で国内株への投資を十数兆円増やす政府の政策も株の急騰を後押ししました。

これらは意図的な株高政策であり、成長や景気上昇によるものではありません。

しかし、国内の消費低迷の原因は今の円安による物価上昇(実質賃金低下)と消費増税であり、その両方を更に過剰にすれば、もっと酷くなるのは必定です。

長期賃金デフレを脱するには賃上げ主導による賃金インフレしか良い方法はありません。

一方大企業の内部留保はすでに過去最高の300兆円ほどにまで膨らんでいて、すでに投資余力は十分にあるのに、消費が低迷傾向なので、すでに国内投資を増やさない情況です。

この状況では、今回の追加の金融緩和でも国内投資を増やすかどうか疑問です。

それより賃金アップ・特に非正規社員をはじめとする低賃金労働者の賃金アップ政策が何より重要です。


抗ウイルス薬の「アビガン錠」に関しての情報

2014-10-25 19:46:39 | 日記

★抗ウイルス薬の「アビガン錠」に関しての情報

日本発「エボラに効く薬」は、日陰者扱いされた薬だった?

dot.2014年10月23日(木)07:00

 エボラ出血熱の脅威から世界を救うかもしれないと、ニッポンの薬が注目を集めている。  

実はこの薬、医薬品としてのデビューは、はなはだ不本意なものだった。

 富士フイルムは2014年10月20日、インフルエンザ治療薬「アビガン(商品名)」を追加生産すると発表した。

海外のエボラ出血熱患者への投与が目的で、同社は原薬の30万人分を錠剤に加工する方針だ。

 アビガンは、同社のグループ会社・富山化学工業が開発した抗ウイルス薬「ファビピラビル」の商品名。今年3月に新型インフルエンザ治療薬として、厚生労働省の承認を得ている。

 タミフルに代表される従来のインフルエンザ治療薬は、細胞の中にウイルスを閉じ込めて感染を防ぐタイプだった。

これに対し、アビガンは細胞の中でウイルスの遺伝子複製を阻んで増殖を防ぐといった新しいメカニズムを持っている。

 アビガンを開発した富山化学とは、いったいどんな会社なのか。医薬品に詳しい医療ライターの小沼紀子氏がこう解説する。

「富山化学は、感染症治療薬や抗炎症薬などの医薬品の開発力に優れた製薬企業です。

研究開発に特化した会社で、抗生物質や抗リウマチ薬などを開発したほか、アルツハイマー病治療薬の研究を進めています。

富士フイルムが目を付けたのは、富山化学の持つ新薬開発力です。

08年の富山化学の買収を足掛かりに医薬事業に本格参入することが狙いでした。

当時、開発中だったアビガンの開発を加速させて発売したのです」

 この薬は、紆余曲折を経て世に送り出された。

そもそも富士フイルムは、タミフルのような多くの人に使われるインフルエンザの薬として売り出す予定だった。

しかし、国内の臨床試験データが不十分だったため、国の承認も、タミフルが効かない患者や新型インフルエンザに限るという条件付きのものとなった。

 つまり、アビガンは、通常のインフルエンザ患者には使用されず、パンデミックが起きた時に政府に提供する非常用薬という位置づけになったのだ。

非常用の薬では、年間110億円の売上高を誇るタミフルのような大ヒット商品になる見込みはない。

 富士フイルムの担当者はこう話す。

「アビガンは日米で並行して臨床試験を進めていました。

ただ、米国で効果を得られたデータは、国内の試験と用法用量が異なっていたんです。

このため、季節性インフルエンザを対象とした追加の臨床試験を進める予定です」

 要するに、タミフルのように使われるには、追加試験の結果を待たねばならない。

大ヒットを期待されながら、"不遇な存在"に転落したアピガン。

しかし、思わぬ転機が訪れた。

動物実験ではあるが、エボラウイルスに「抗ウイルス効果」が確認されたのだ。

 富士フイルムによると、今回の感染拡大で、西アフリカからフランス、ドイツ、スペイン、ノルウェーの4カ国に搬送された4人のエボラ出血熱の患者に緊急対応としてアビガンが投与された。

アビガンを投与された患者(ただ、他の薬と併用された)は、回復に向かったという。

さらに、今年11月に、フランスとギニア両政府がエボラ出血熱を対象とした臨床試験を開始する予定だ。

大きく風向きが変わった。
 
『ウイルス感染から身を守る方法』(河出書房新社刊)の著者で感染症学が専門の、新渡戸文化短期大学の中原英臣学長はこう見ている。

「欧州への感染の広がりをみると、エボラ出血熱が日本に上陸する危険性は高い。

国内に効果がある薬があれば、二次感染の拡大を防ぐ可能性も高くなる
  
 アビガンが生まれた、富山化学の研究所は、「富山の薬売り」でおなじみの富山市にある。

TOYAMAの名が、エボラの特効薬を生み出した救世主として世界にとどろくことになるかもしれない。


★ 富山化学の「アビガン錠」投与でノルウェーのエボラ感染の女性医師治癒

2014-10-24 08:10:13 | 日記

★ 富山化学の「アビガン錠」投与でノルウェーのエボラ感染の女性医師治癒

この女性医師は「国境なき医師団」のメンバーとして、西アフリカのシエラレオネで医療活動中に感染し、治療のためノルウェーに移送され、10月8日から「アビガン錠」を含む複数の薬の投与を受けていました。

20日に退院したこの女性医師は会見で「できるだけ早く西アフリカに戻りたい」などと話したそうです。

なお、この「アビガン錠」が投与された患者4人のうち、フランスとスペインの看護師に続き、3人目の回復が確認されました。

残る1人はウガンダ人男性医師で、ドイツでの治療中ということです。


★川内原発再稼働に反対する

2014-10-21 17:21:01 | 日記

★川内原発再稼働に反対する

▲南九州は多くの火山の危険が存在する。 霧島・桜島も火山活動活発化。

大噴火で火砕流が来ればプールの核燃料が燃え出して水素爆発が続発し、放射性物質が大量に飛散し、西風に乗って日本中に降り注ぎます。  

炉心爆発も止められません。

火山灰だけでも多く降れば電線がやられて外部電源を喪失する危険あり。

規制委は「マグマの大規模な上昇は早めに検知できるはず」と言うが、今の火山研究・観測のレベルでは全く当てになりません。

たとえば2011年1月の霧島(マグマ)噴火は御嶽山噴火の100倍の規模でしたが、まったく予測できませんでした。


★ 富山化学の新薬投与でスペインのエボラ感染看護婦も快方に向かう

2014-10-20 14:10:34 | 日記

★ 富山化学工業の新薬投与でスペインのエボラ感染看護婦も快方に向かう

早期量産可能なので、現在の危機的緊急事態打開の切り札として大いに期待したい。

●エボラ感染看護師が快方に、日本の薬投与と報道

読売新聞 10月20日(月)

 【パリ=三井美奈】スペイン政府は19日、エボラ出血熱に感染し、マドリードの病院に隔離入院していた看護師が快方に向かっていると発表した。

 ウイルス検査で陰性の結果が出たためで、近く再検査を行う予定としている。

 政府は治療に使った薬を明らかにしていないが、スペイン紙エル・ムンドは、富士フイルムホールディングスのグループ会社(富山化学)が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン」(一般名ファビピラブル)が投与されたと報じた。

この看護師は、西アフリカでエボラ出血熱に感染し、マドリードの病院に入院した神父の治療団の一員で、今月6日に感染が確認された。

 「アビガン」はエボラ出血熱の治療薬としては未承認だが、フランスやドイツで治療に使用された。

仏では今月初め、この薬を投与された患者が治癒し、退院している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ●富士フイルム、エボラ出血熱対策で「アビガン」を追加生産

[東京 20日 ロイター] - 富士フイルムは20日、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠(ファビピラビル)」を追加生産すると発表した。

エボラ出血熱対策として海外での投与拡大に備える。

11月中旬から、フランス政府とギニア政府が、ギニアでエボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験を始める予定。

この臨床試験で効果や安全性が認められた場合は、より大規模な臨床使用のための薬剤の提供要請が見込まれる。

「アビガン錠」は、グループの富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有するとのマウス実験の結果が公表されている。

これまでに、西アフリカから欧州に緊急搬送されたエボラ出血熱患者複数人に対し、緊急対応として投与された。

同社は、現時点で2万人分の錠剤を有し、原薬としてさらに30万人分程度の在庫を保有しているという。 (清水律子)

 


エボラ出血熱感染拡大で、富山化学開発の新インフルエンザ治療薬に期待

2014-10-15 13:42:51 | 日記

★エボラ出血熱感染拡大で、富山化学開発の新インフルエンザ治療薬に期待

・・・商品名「アビガン」(一般名ファビピラビル)・・・

フランスの後、ドイツ・スペイン・ノルウェイでも投与

ファビピラビルは、これまでのインフルエンザ治療薬とは異なる作用メカニズムを持つ。

タミフルなどの既存薬は増殖したウイルスを細胞外に放出できないようにして感染拡大を防ぐのに対し、ファビピラビルは細胞内での遺伝子複製を阻害し、増殖そのものを阻止する。

このため、新型インフルエンザや既存薬に耐性を持つウイルスにも効果が期待されるという。

 インフルエンザ治療薬としての商品名は「アビガン錠200ミリグラム(開発番号T-705)」で、ことし3月に日本国内で製造販売承認を取得した。 
量産も可能。

・・・・・2014/10/4  日本経済新聞・・・・

エボラ出血熱、日本の薬を投与した仏女性治癒 富山化学開発

富山化学のインフルエンザ治療薬「アビガン錠」
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富山化学のインフルエンザ治療薬「アビガン錠」

 【パリ=共同】フランスのトゥーレーヌ保健相は4日、エボラ出血熱に感染し日本の製薬会社が開発したインフルエンザ治療薬などを服用していたフランス人女性看護師が治癒し、病院を退院したと発表した。フランス公共ラジオが伝えた。

 服用していた日本の薬は、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業が開発した「アビガン」(一般名ファビピラビル)。フランス保健省は米国、カナダの製薬会社が開発したものも含む計3種類の薬の投与を「実験的治療」として認めていた。

 フランスの医療チームは11月にも西アフリカのギニアで、アビガンの投与を実験的に開始する方針。フランス国立保健医療研究所の担当者は「大量生産ができる態勢で副作用への懸念が少ないこと」などをアビガンの利点に挙げている。

 女性は国境なき医師団(MSF)のボランティアとして活動していたリベリアで感染が発覚。9月19日にパリ郊外の病院に搬送された。


★★台風巨大猛烈化の予防対策を考え研究を急ぐべき時・・・海洋の深層冷水を利用すべき!

2014-10-05 17:23:04 | 日記

★★台風巨大猛烈化の予防対策を考え研究を急ぐべき時・・・海洋の深層冷水を利用すべき!

 

        ・・・・・一石三鳥の方法有り!・・・・・

 

●深層冷水の汲み上で熱帯海表面の直接冷却植物プランクトンでCO2大吸収

 10月6日現在、また大型で強い台風18号が日本に来ました。

 7月にも過去最高級の巨大猛烈な台風8号が来ました。

昨年11月も台風30号がとてつもなく巨大かつ猛烈に成長してフイリビンを襲いました。

レイテ島などが最大90m~100m?/sの烈風4m以上の津波のように押し寄せる高潮に襲われました。

広範囲に多くの家屋が破壊され、死者1万人以上ともいわれる大被害が出て、大変な惨状になりました。

この台風30号は気圧が895ヘストパスカルにまで低下して海面上昇を引き起こし、さらに最大90m以上の烈風に吹き寄せられて、高潮が「気象津波」といわれるほど巨大になったそうです。

伊勢湾台風やニューオーリンズを襲ったハリケーン・カトリーヌでもこういうことが起きましたが、それより巨大なものになりました。

最近は地球温暖化による海面水温上昇のため、台風の巨大化と猛烈化が進んで来ています。

以前、大被害を避けるために「台風の進路を変える方法」が検討されましたが、巨大なエネルギーを持ってしまった台風をどうこうしようとしても困難過ぎて立ち消えになりました。

しかし、台風が巨大になる前に、「発生や成長を抑制する方法」はもっと可能性があります。

  ★今年の9月に開かれた国連気候変動サミットでようやく米国や中国を含む多くの国が来年3月までに2020年以降のCO2排出量削減目標案を出すと表明しました。

しかし、その目標数値がどうなるかもわかりませんし、決まってもまじめに実行されるかどうかわかりません。

日本国内でどう削減するかも必要ですが、それだけでは焼け石に水程度です。

        ・・・以下はかねてからの私の提案の再掲です・・・ 

当分は世界のCO2排出量増加を止められません→「深層冷水の汲み上げによる熱帯海表面の直接冷却+CO2大吸収策」を進めるしかありません!

(CO2自体は地球の全休凍結や氷河期を防ぎ、適温に保つのに必須のもので、植物の光合成の材料でもありますが、増え過ぎは地球温暖化や海の酸性化を招きます。 しかし、人口の多い新興国が経済成長するときに、排出抑制の努力は必要ですが、排出の絶対量の増加を防ぐのは困難ですから)

熱帯表面海水の高温化で巨大台風の発生!これを防ぐ方法を考える

・・・赤道でも200m以深の海水は10度C程の冷水!

強烈な太陽が海水面をさらに熱くし、水蒸気を大量発生させる時間帯にこの冷水をポンプで汲み上げて海面に流せば、巨大台風防止に大きな効果があるはずです。

このポンプの動力はどうするか?  まずは大きな船で試行できます。 

恒久的には浮体式洋上ハイブリッド発電が良いでしょう。  3倍高効率のレンズ風車発電機+太陽電池に波力発電機と潮力発電機と海洋温度差発電機の中でその海に適した発電の組み合わせが考えられます。

フイリピンの東の南太平洋に加え、西の南シナ海でもこれをすれば、最近熱く強くなり過ぎたここからの上昇気流を緩和します。

 そうすると、ここの台風を弱めるだけでなく、中国大陸への下降気流の過剰を緩和し、大陸東端から日本付近の上空の偏西風の蛇行が大きくなるのを抑制でき、冬の強すぎる寒波を和らげるでしょう。

また、この方法はそれ自体地球表面全体の温暖化を防止する効果が大いにあります

その上さらに、この方法は植物プランクトンを大発生させることができます。 

熱帯の陸から離れた海面では光合成が速く進み過ぎるため、植物に必要な栄養素を使い果たしてしまい、栄養素不足になっています。

しかし、海底にはマリンスノーが降り積もっていますし、光の届かない深層水は光合成が無いため植物に必要な栄養素がたっぷり蓄えられています。

その深層冷水を熱帯の海面に汲み上げて流すのですから植物プランクトンの大発生動物プランクトンの大発生→魚介類の増大・・・が起きます。

(なお、鉄分が不足な場合は鉄の多い砂を撒けば良い)

そして、 適したプランクトンや幼魚を放てば良いでしょう

 熱帯でもペルー沖では貿易風とも呼ばれる東風が常時吹いているため、東から西への潮流が起き、それを補うために大陸近くの深層水が上昇し、周囲は大漁場になっていますが、そういう上昇流を台風が発生する海で人工的にやるということです

もちろん植物プランクトンの大発生=CO2の大量吸収ですから、世界各国のCO2排出を相殺できます。

したがって、この方法は一石三鳥の方法です。


8月も消費が4・7%減少(前年比)、工業生産減少、悪い物価上昇と消費増税で実質収入大幅減少

2014-10-03 09:20:58 | 日記

★8月も消費が4・7%減少(前年比)、工業生産減少、

★悪い物価上昇と消費増税で国民の実質収入大幅減少

長期賃金デフレからの脱却は賃金上昇優先でなければダメ

円安での燃料・原材料高騰と金融緩和・公共事業拡大・消費再増税・法人減税では悪性インフレと格差拡大に・・・