見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 タミヤ・フジミ BAe HAWK (2)コックピット、機体合わせ

2024年06月30日 | 1/72 イギリス空軍機
【お断り】
カテゴリーが”1/72イギリス空軍機”になっています
RAFのマーキングはタミヤに一種類しかないし、そもそも『ビビビッ』ときたのはスイス空軍です
本来なら”1/72 BAe HAWK”のカテゴリーを作って入れなければならないのでしょうが
生憎、ヒコーキに於けるワタシのカテゴリーは所属組織別しか作っていません
英国製で有る事と、そもそもRAFの高等訓練用として開発され採用された機体と云う事で
”1/72イギリス空軍機”の枠に入れさせて頂きましたので、その点をご承知置き頂ければと思います

コックピットです、色を塗って組み立てました
タミヤ

前席の操縦桿を前後逆に付けていました💦
フジミ

コンソールは胴体パーツに付けるようになっています
シートベルトとその金具はでっち上げです(;'∀')

上から比較してみました

どちらもコンソールパネルのパーツは有りますが彫刻のみで、デカールは付いていません
フジミのコンソールはまだ付けていませんが、塗装指示も無く指示の有ったタミヤに右倣えしました(^^;

フジミはシートベルト無しだったので、タミヤの1mmマスキングテープででっち上げています
ベルト調整用の金具は、ロイヤルモデルの1/35PEから
WW2ドイツ野戦憲兵のゴーゲット用チェーンをばらして使いました
フジミに付けてみると何やらタミヤが寂しく思え、比較写真の時点ではこちらも追加しています

コックピットパーツを機体に組み込みました
フジミ

タミヤ

胴体合体に備え、釣り用のつぶ重りを機首の隙間に入れ、ゼリー瞬着で接着しました

そして合体
タミヤ

フジミ


上下から比較してみます
いずれも上がフジミ、下がタミヤです



【続く】

1/72 タミヤ・フジミ BAe HAWK (1)古いキットですが、比べながら作ってみます

2024年06月28日 | 1/72 イギリス空軍機
ハリケーンはフィギュアを乗せるべきかどうかで悩んでいます
本音は面倒くさい、出来たらやりたくないのですが...(^^;

更にBoB記念のスピットもフィギュア工作が難航しておりまして
ますます手が遠のいていきそうな(笑)

そんな中、オクで見つけた
赤と白塗装の、タミヤの箱絵にビビビときて落札(810円+送料510円)、ライバル無しです
HAWKを作ってみたかったので、同じくオクに出ていたフジミ製は競り負けた際の保険として入札していたのです
ところがこちらもライバルが全く現れず、そのまんまで落札(800円+送料着払い1150円)
結局、HWAKがいっぺんに2機、図らずも手に入ってしまいました(^^;

まぁ、以前から異なるメーカーの同じ機種を同時製作して
その比較を記事にしてみたいと云う思いも有りましたので
これは有る意味チャンス、しかも機体が小さいからあまり手間暇かけずに済む?
という事が有りまして、今回2社平行制作という事になった訳です

まずビビビときたタミヤのボックスです

中身、いわゆるタミレリです

未開封です(^^)
開けてみましたがデカールの状態は良好です

スイス空軍、RAF、フィンランド空軍の3タイプから選べます

そしてフジミのボックス

同じく中身

こちらのデカールはちょっと黄ばんでいますね~(^^;

箱絵のフィンランド空軍は、タミレリと機体番号が同じと云うか同じ機体
赤の五角形は珍しいインドネシア空軍のマークです

胴体パーツを比較してみます
まず左側パーツ、上がタミヤ、下がフジミです

そして右側、すみません上下入れ替わって写してしまいました(^^;


左右合わせて見ると、どちらも機首側が反っています

機首側は合いも悪く、貼り合わせは尾翼側からやっていった方が良さそうですね

どちらも古いキット?のためか、アンテナ類が胴体にくっ付いて造形されています
タミヤ

フジミ

次回からはコックピットの組立に入ります


【愚痴】
ココだけの話これ(フジミ製)大失敗でした
いくら本体が安いとはいえ、送料の方が高くつくと云う事態は想定していなかったのです
この箱の大きさなら、定形外郵便で料金350円でも十分だったように思われるのですが...
これより大きな箱のタミヤが送料510円だったので、余計にそう感じてしまいます
結局、さして思い入れのもないキットに、二千円近くも払ってしまう羽目になってしまいました
取引の際は送料もよく確認してからクリックしなければいけませんね(と反省)


【続く】


1/72 ARMA HOBBY Hurricane Mk.Ⅱc (5)制作編 デカールそして小パーツ取り付け

2024年06月24日 | 1/72 イギリス空軍機
当地もやっと梅雨入りしました
ジメジメはしていますが気温も下がり、ちょっと一息と云うところでは無いでしょうか(^^;

さて、デカール貼りの段です
それに細かいパーツも付けていきます
アンテナ柱とかイスパノ20mmの銃身とかピトー管とか...

で、そのデカールです
いつもは国籍マークから貼り始めているのですが、今回は胴体右の部隊コードからにしました

”QO” → ”◎” → ”P”の順に貼っていきます

右側の部隊コードは、スカイの識別帯とラウンデルの間にギリギリ収まっています
今まで通り先にラウンデルを貼ると、間に部隊コードが収まらなくなる恐れがあります
ついでに云うと反対の左側は”Q”と”O”の間隔が気持ち広いくなっています
デカールNoも別になっているので、ついうっかりが無いように(^^;

全部貼り終えました



ステンシル類の量はほどほどです
シートが水色なのが特徴のこのデカール
このARMAはポーランド製ですが、ワタシの良く作るSPECIAL HOBBYやSWORDなどのチェコ製も
だいたいこれが入っていますね
台紙離れもよく腰もホドホドあって、剥離した後ピンセットで摘まんでもクルクルなりません
貼った後の喰い付き(馴染み)もよく、ソフターの大量投与も必要ありません
きれいに突起にも馴染むので好きです(^^)

イスパノ20mmの銃身は、放熱フィンの位置が違う2タイプがセットされています

一本欠けているのは、切り取って加工中のためです

正直言って、今時のキットにしては精度がイマイチです(^^;
主翼側への取付ダボ(突起)が短すぎて、しっかり固定出来ません

主翼側の受け穴も狭くて入らず、ドリルで拡げる必要があります
そんなこんなで、4本を少しづつ三次元(微)調整しながら固定しなければならず
しかもちょっとした拍子に、調整したばかりの隣の銃身に手が当たったりして💦
かなり気を使いました(-_-;)
ここは以前作った昔ハセガワのMkⅡcの方が良かったような?

Mr,HOBBYのつや消しクリアーUVカットをブワ~ッと吹いてデカールを保護してから
スライドキャノピーを木工ボンドで接着しています



デカールの艶や段差も判らなくなっています、キレイになりました


次回はとり完にしたいものです

【続く】

1/72 ARMA HOBBY Hurricane Mk.Ⅱc (4)制作編 機体を塗装しました

2024年06月21日 | 1/72 イギリス空軍機
いよいよ(やっと)塗装編です
ワタシ的に、WW2イギリス機の迷彩塗装はノーマスキング・筆塗りを基本としていますので
今回もそのセオリーに沿って行います

塗料はMr.COLOR特色セット”WWⅡイギリス空軍機 中後期標準塗装色セット”を使います
この機体は1942年以降の塗装なので、C361:ダークグリーン、C362:オーシャングレイ、C363:ミディアムシーグレイの三色全てを使います

まず最初に面相筆を使い、オーシャングレイで迷彩の境界線を描き、それから塗りつぶしていきます


お次はダークグリーンの番

塗り重ねながらラインを修正していくのは今までと同じです

一応、迷彩終了?


実は第一風防の合いが悪く、削ってはみたのですが機体のカーブと合わず
前が若干浮いた状態になってしまい、パテを盛りながら修正中です

迷彩の手直しや、プロペラや脚を組み立てながら修正していきます(^^;

これは組説の機体塗装図です
この1942年2月の所謂”チャンネルダッシュ”と云われた時のNo3Sqn所属機にしました

カラーなのは高評価なのですが、ダークグリーンとオーシャングレイの明度差がほとんどないのが難点
照明を強くしないと、迷彩パターンが読み取れないという事態になってしまって...
この写真も、明度を上げる加工をしていますけど、見えないとブツクサ言っているのはワタシだけ?(;'∀')

下面のミディアムシーグレイも筆塗りし
主脚の取り付けに入ったのですが、アレッと思う様なところが

まずタイヤ、自重変形になっていますが位置決めのホゾが無りません
ただ脚柱の突起に突っ込むだけの形なので、フラットな面に置き調整しながら接着しなければなりません
と云うか、それ以前にタイヤのホイールからして変形しているような...(;'∀')

ここは注意するほどでは有りませんが、主脚のステーは主翼の桁下を潜らせてから接着します


脚カバーを付けてみると、タイヤの位置がチョイと後ろにずれ加減

後端がカバーからチラ見えしてしまいます
脚カバーは目一杯後ろ側にずらしているのですが...

それにタイヤ自体もちょっと見え過ぎ、もうちょっと沈んで脚カバーにホイールが隠れないといけないのでは?

スライドキャノピーも磨き終わり、窓枠を塗装しました

いつもの縦横分離塗装です、マスキングして極細面相筆で塗っています

胴体の戦闘機部隊を表すスカイの帯とスピナーは、特色のC368:スカイで

デカールが無かったこともあり、ここはマスキングしてエアブラシ塗装しました

主翼前縁の敵味方識別帯はデカール有りでしたが、ここもエアブラシで

No62:つや消し白を下地に、No4:イエローとNo58:黄橙色の混色を塗りました

【続く】



1/72 ARMA HOBBY Hurricane Mk.Ⅱc (3)制作編 キャノピー工作

2024年06月18日 | 1/72 イギリス空軍機
換えた抗生物質が効いたのか(本)回復です(^^;

(ワタシの)ヒコーキ模型製作に避けては通れないキャノピー工作
皆さんご存じのように、ハリケーンはハイバックスタイルで
キャノピーは後方へスライドして開放するようになっています
なもんで、当然?改造(笑)

キットのキャノピーは第1風防とスライド式の開放キャノピーにパーツが別れています
キャノピーは開/閉それぞれ選択できる様、2タイプが入っており

ガンサイトは、GM2Mk2と見て判る程度の出来の良い造形のものがプラパーツで入っています
ただしリフレクターは付いていません

右の本物はネットで拾ったリフレクターが丸い初期のタイプ
ワタシこれが好きでして(^^; これを再現するつもりです

で、まずガンサイト周りの工作をしました

キットの取付位置では、第1風防と干渉して後ろに傾いてしまいます
クリアパーツの厚みでなってしまうのですが、せっかくの再現度もこれでは台無しになってしまいます
そこでプラ板をかまし、位置を後ろにずらして固定しました

ガンサイトの位置が決まったところで、お次はスライドキャノピーの番
当然?の事ながら、開状態にする時のスライドキャノピーのパーツはデカイ💦


これでは実感を損ねますよねぇ、しかもすぼまり方が閉状態と逆です

ここは形状が単純なので、またPET材か塩ビを使って自作しようかとも思いましたが
(面倒くさいので)まずはキットの材料でやってみようと
たしか同じARMAのMkⅠの時もそうやったような...

ハイバックの部分を削ってスリムにし、スライドキャノピーも内側を削ってから研磨します
作業写真省略して ハイ、こうなりました(^^;

正面から見たところ

縁が薄くなっているのが見えますでしょうか

スライドキャノピーの片が付いたので、
再度ガンサイトへ、仕上げのリフレクターの番です
ここは毎度お馴染み、フィルムの余白を加工して使っています

見えますかねぇ~(^^;

【余談】
最近の輸入キットの価格高騰には、もう言葉が出無いですよね
暗に、貧乏人は買わなくていい、買うな!と云われているような気がします( ̄▽ ̄;)
辻堂ジップ様からのリコメに、このARMAのハリケーンについて
『値段を見てびっくりしました。これは手が出ないなー』と云う感想を頂きました

えっそんなに高かったっけ!?
と過去のメモを調べてみたら、購入したのは2020年の9月
2機目のMkⅠ(こちらは未着手)と併せて、地元のお店から購入していたのですが
その時の価格が、2機合わせて4664円!
地元のお店からなので送料は当然なしです
で、今はいくら位するのかとネットで検索して見ると...
ワタシの購入したMkⅡcは国内ではどこも”在庫なし”で、
過去の価格しか表示されておらず参考になりませんでした

そこはバリエーション展開が豊富なこのタイプ
違うタイプはどうかネットショップでの価格を探して見ます
まずスーパーホビー
ワタシの作っているHurricane Mk IIc は3557円で出ていました
以下
Hurricane Mk II A/B/C "Eastern Front" Deluxe Setが、6302円
Hurricane Mk II Dが、5100円
スーパーホビーの中で一番安い表示だったのは
Hurricane Mk II B/C Expert Setで、3462円でした

ヨドバシでは
シーハリケーン Mk.II c リミテッドエディションが、8710円
と1/72 WW2レシプロ単発機としては驚愕の価格!
着艦フックや、20mm砲身等の新規3Dプリンター製パーツが付いているとは言え
あまりといえばあまり、最初スケールを間違えたかと思ったほどです💦
これに送料が付くんですからねぇ~(-_-;)

食品から何からもう全てが値上がり、しかも留まることなくこれが続いています
円安...名前は出しませんが『誰のせいやねん』です(怒)

【続く】