見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 ハセガワ BAe HARRIER GR Mk.3 (2)士の字?そして塗装編

2024年12月29日 | 1/72 イギリス空軍機
暮れの忙しいのに模型作り(笑)
一応言っておきますけど、お墓の掃除にも行ってきましたよ(^^;
で、制作の方は別に特筆するような事もなく、淡々と進んでいきます?

キャノピー後部の段差をパテで盛り削りし、合わせ目のパーティングラインを消した後
翼と水平尾翼を取り付けました


左右のバランスは良いと思うのですが...どうでしょうか


ここから面相筆を使い、パネルラインを避けるようにして色を乗せていきます


組説の塗装指示ではH330(No330)ダークグリーンとH331(No331)ダークシーグレーを
使う様になっていました(※カッコ内はMR.COLORのラッカー番号)

しかしながらNo331:ダークシーグレーは、実機写真に比べ青みが全然足りていません
ひょっとしたら水性とラッカーでは色目が違うのかも知れませんが...いやっそんな事がある?

な訳で、ダークシーグレーにブルーを追加して、嫌いな混色づくりをします(笑)
で、ちょいと試しに塗ってみましたが

赤矢印がビン生、水色矢印が混色です

これでいいかな、と上塗りしてみたのですが
今度は青目がきつ過ぎる感じになってしまいました
結局、ダークシーグレーとNo62:つや消し白を追加し、エアブラシで吹き直します(^^;

写真ではまだちょっと青み掛かっていますが、実際はもっとグレーに寄っています

ダークシーグレーの部分はこれでいいや、と次はダークグリーンに取り掛かります
消えた迷彩の塗り分けラインを再度、極細面相筆で描き直し


こちらは面相筆で塗りました

このダークシーグレーが肉眼で見た感じに一番近いです
写真撮影って難しいですね(^^;
この段階になって脚を取り付け、排気ノズルをはめ込みました


排気ノズルはけっこうきつめで、機体側の縁を削ったりして何とか押し込んでいます

それにしてもオーバーラル迷彩は面倒くさい
何か見栄えが良さそうだし色が二色で楽で良いや、と単純に考えていたのですが
実際は上下まで全て迷彩ラインが繋がっているので
塗装図の空白を埋める辻褄合わせが面倒くさい
おまけにどちらの色も暗いので、見栄えもパッとしません?

主翼端の補助脚を取り付けたのですが、この場に至って片方が浮いてしまいました(;'∀')

約1mm浮いて、ワンコのオシッコポーズに💦
前脚もちょっと傾いているようなので、修正しなければなりませんが...
あ~面倒くさい~っ
これで主翼がペキッなんていったらマジ泣きます

【続く】

1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(10)車長とドライバー編です

2024年12月24日 | 1/35 AFVその他車両
レディース・フィギュア編です(^^;
と云うか、FERRET本体はとり完してしまっているので
もう乗っけるフィギュアしか残っていないのではありますが(笑)

車長とドライバーをまとめて、お顔を描いている最中

まず顔に自家製肌色、そして白目、瞳を描いて眼周りをBC02:キャロットオレンジで隈取ったところです

まつ毛、眉毛を入れ、口周りも色を入れました

SANAAさんは、何やらせても美人のままでイイですねぇ~(笑)
ちょっとドライバーが?ですが、まぁ、こんなものかと(後で考えます(^^;)

問題は”手”です
ジャンク内を目を凝らして探したのですが、帯に短し襷に流しどころでは無い
使い果たしたのか、もう単純に手が”無い”のです(;'∀')
そこで捜索は諦め、腕に続いて自作する事に!?
車長

ドライバー

腕はタミヤの速硬化タイプを使ったのですが、手の方は高密度タイプを使いました
後の作業を考えると速硬化なのですが
1)チマチマ形を整えていくので、早く乾いてしまうと困る
2)速硬化は粘着性が乏しく、接着面が少ない箇所では作業がやり難い
と云う訳で、高密度タイプを選択した訳です(;'∀')

手は大体の形になったので、今度は車長の頭の角度に手を付けました

首から切断し、顔が斜め上を見るようにした訳です
乗せるとこんな感じ


イメージとしては日向ぼっこか日光浴をしている風、なので上を見ると眩しいはず?
で、そうなるとサングラスです
こんなモノを持っておりまして...

3Dプリンタ製です

レンズ部分に積層痕が見えますし、ここが厚い様に感じて使用していなかったのですが
何せ数が有りますし、まぁ使おうと思えば使えない事もないので、採用!です(^^;

と、事件発生!!
角度を変えた首筋を整形していて手元が狂い、と云うかリューターの回転に手を持って行かれ

左頬をザックリやってしまいました~(T0T)

鼻を持って行かれなかっただけマシ、と考えて修復するしか有りません
11月にノンストックの展示会を訪れた際
リューターの回転で手を持って行かれる話を、ブログ友として間もないと云うのに
しかもエラそうに、対策なんてぶっていたような💦
皆さん、これをやってはいけない実際例ですぅ~(泣)
ココまで書いて、昔何かの本で読んだ一節を思い出しました
それは
「俺の言う通りやれ、やる通りやるな」というセリフでした(^^;

果たして美顔回復はどうなるのかぁ~!?のココロは次回?

【続く】

1/72 ハセガワ BAe HARRIER GR Mk.3 (1)

2024年12月22日 | 1/72 イギリス空軍機
オクで落札した、健康的?に日焼けした箱に入ったキットです(笑)

組説には1984年と云う西暦が印刷されていました、って40年前!?(;'∀')

実はFERRETのレディースが、パテ絡みでちょっと滞っておりまして
その合間に何か、と云う事で手を付け始めたものです
何故これか、と問われても深い理由はなく、ただ目に付くところにあったからと云うだけで(笑)

皆さんもうご存じでしょうが、一応中身です
ランナーです、3つ有ります

デカールとクリアパーツのランナーです

パーツ欠けは無し(ここは落札後、到着時に確認済です)
デカールも黄変が気にならない程度で、まぁ製造年を考えるといいじゃないかと(^^;

組説は一部日焼けしていましたが、まぁそんなものだと思います
今更ですし、そっちの紹介は止めにして、即制作に突入~です

組み立て始めて驚いたのが主翼パーツの薄さです
上下貼り合わせなのですが、見て下さいこの薄さ!

端が反ってしまっているのは、まぁ仕方ないですけどそれで却って良く分かる
シャープですねぇ~(嘆)
これからに期待が持てます(^^)

コックピット内のコンソールはデカールになっていますが
何せ、昔のハセガワと云う事で、さすがのワタシでも学習しました(笑)

もう試す間を省いて、上からリキッドデカールフィルムを全体にタップリ塗りたくっておきます

で、貼ったところです

サイドコンソールの前後が判らず、ここは感で貼っています(;'∀')
リキッドデカールフィルムを塗っているので、余白無しで台紙から切り取りましたが
それも有ってピッタリ収まりました
ただ、サイドコンソールの一部が台紙から離す際、切れてしまいました
台紙離れはすんなりいきましたので、やはりあの疑惑が...
未対処のまま水に付けたら、バラバラ事件になった可能性が有ります、あぶね~💦
念のため、残りのデカールにもう一度塗っておきました

お次は胴体です
バリエーション展開の関係で、コックピット後から機首にかけてが別パーツになっています
別々に組み立ててから合体させると、思わぬ段差が生じる事が有るのでまず仮組みしてみました



形状がちょっと特殊なせいも有りますが、まず良好です(^^)

確認後、前後左右を合体・接着しました


その前にエンジンファンを組み込むようになっているので、お忘れないように


斜め後ろ上から見たコックピットです

イジェクションシートのシンプルさがちょいと気になるのですが...

【続く】







1/72 ブレンガン ホーカータイフーンMK.ⅠB CAR DOOR (16)外伝 パイロット入れて手直し

2024年12月18日 | 1/72 イギリス空軍機
人生3度目のタイフーンで2度目のカードアでした
純正のアフターパーツ(塩ビキャノピー)とMASTER-MODELのメタル銃身を購入し、2019年6月7日に作り始め
計15回のダラダラ製作記を重ねて、ようやく同年7月8日にとり完したBRENGUNのタイフーン・カードアです
最近、ネットでハセガワの1/48が投稿されているのを偶然見まして、
『そう云えばオレも、1/72だけど作っていたな』と思い、どうなっているのかと保管棚を覗いてみたところ
ブンドドで遊んだ訳でもないのに、アンテナマストが折れて無くなっているのを発見してしまった訳で(;'∀')

そこでアンテナマストを再生するついでに、制作当時から頭の中に合ったあの写真を再現してみようと思ったのが
この記事の始まりです(^^;

あの写真とはコレ

コックピットに収まっているのは、タイフーンの育ての親、とも云うべき
Wing Commander(空軍中佐)” Roland Prosper Beamont”さんです
どんなヒトだったかは英語版Wikiに、この写真と共に経歴が載っていますので、そちらをご覧ください
ここでビーモントさんの服装についてちょっと
レザーヘルメットはイヤーキャップの形からRAF TYPE C HELMETだという事が判ります
ゴーグルはB-7 goggles、酸素マスクは RAF type G maskのように見えます
ライフジャケットは1941 Pattern RAF life vest
判らないのが上着、制服ではないのは無論ですが、かといってアーウィンジャケットでもないような
表面の感じが皮革でなく繊維製に見えるので、ひょっとしたら私物かも?

あの頃は無理だったけど、今だったらパイロットも何とか作れはしないだろうか!?
機体はあの写真まんまですので、あとビーモントさん(この当時は少佐)を作って
コックピットに収まればいい、とイージーに考えていたのですが...

まっ、何はともあれ無くなっているアンテナマストの再生から始めました
って、プラ板を切り出して削って、接着してから筆でチョイ塗っただけなんですけど(^^;

で、ここからビーモントさんの工作に入ります
ヘッドはまたまた、プライザーの”Luftwaffe Deutsches Reich 1935-45”から
体は恐らくエアフィックスのものと思われる、万年股間押さえのパイロットを使います

左右とも手の部分は邪魔なので削り取りました、
右腕は一旦切り取り角度を変えて付け直し、左腕は見えなくなるのでそのままです
乗せてみたところ

座高が低いためか頭の位置が下になってしまうので、お尻の下にプラ板を重ね下駄を履かせています

そして塗装...しました(^^;

ゴーグルとフライトヘルメットのイヤーパッドは伸ばしランナーの輪切り
イヤーパッドから出ているコードは、AeroBlackRiggingの0.13㎜を使いました
ライフジャケットはタミヤイージーサンディングを重ね盛りし
と素マスクはプラ棒の切れ端、マスクのホースは0.38㎜のコードです

コックピットに入ってもらいます

まぁ、こんなものですかねぇ~💦
実はこの時、仮のつもりで入れてたら出てこなくなって(笑)
色々盛ったり付けたりしたので、マスクのホースとか何か引っかかってだと思うのですが
脱出不能(笑)
下手すると、当時苦労して付けたガンサイトが壊れる可能性が有るので
諦めてこのままです(^^;

ちょいと角度を変えてみました



そしてとり完...と云ってもビーモントさんを乗せただけではアレなので
シルバリングを起こしている個所や、迷彩ラインの不自然なカーブを上塗りして修正しています(;'∀')
まず引いて

近寄って

その他





裏(笑)


【終了】



1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(9)

2024年12月16日 | 1/35 AFVその他車両
フェレット本体”とり完”しました







1961年の西ベルリンと云う設定なので、そこそこ小ぎれいな風に
再度、タミヤスミ入れ塗料黒でウォッシングし
またまた、タミヤのウエザリングマスター≪Aセット≫で軽くドライブラシ掛けただけですけど(^^;

毎度ですが、FERRETについて何かいい写真がネットに挙がっていないか探して...
1960~70sのイギリス軍の写真は、アイルランド紛争絡みのものが多いんですよね(-_-;)
大通りにある石造りの大きな建物が炎上していたり、
その通りで銃(しかもGPMG!)を構えて立つイギリス兵、それを遠巻きに見る一般市民など
気が重くなる写真が結構多くあります

そんな中、キットのデカールそのままの車両が見つかりましたぁ~(^^)
しかもちょっと良いエピソードと共に!

この写真はイギリスのNATIONAL ARMY MUSEUMというところに載っていたものです

写真の説明によると
ベルリンの壁の建設で学校に通うことが困難になった12 歳の少年
更に東ドイツ警察に通学を妨害されたため
イギリス軍が毎日護衛を付け、東ドイツ警察による嫌がらせを防いだ。
という内容です。
この少年は西ベルリンのイギリス占領地域から北西に約半マイルのところにある
西ドイツの飛び地”Eiskeller”に住んでいたという事で(そんな地域もあったんだ!?)
西ベルリンと 狭い道でつながってる、この飛び地から学校まで自転車で通学する少年を
その約4 マイルの間、イギリス軍が毎日護衛して通学させたその時の写真がコレでした

この関連の写真はもう一枚有って

少年とフェレットのドライバーが握手しているところです
こちらはSkarach's world
というイギリスのモデラーさんのHPに載っていました
お父さんが過去にフェレットに乗っておられたそうで、そんな理由でこの方もフェレット好き(^^)
あっちこっちから出るであろう、サードパーティのパーツを待って作るのだそうです
因みに、護衛付きで通学した少年の名前は”Erwin Schabe”、そうあのロンメル将軍と同じ名前でした
どうでもいい話ですけど(;'∀')

【どうでもいい話?】
フェレット画像(映像)探しはYouTubeでも
そこであのケネディさんが、西ドイツ(当時)を訪問した時の映像に当たりました
儀仗兵の銃がKar98Kなのは何となく理解できますが
ワタシが言いたいのは、そんな生易しい?ものではなく
戦前・戦中と錯覚すると云うか、もう制服がスゴイ...!?
警察官なんか襟が開襟ネクタイになっただけで、特徴的な帽子も乗馬ズボンも長靴も一緒です
赤十字のナースも、薄いブルーのペンシルストライプのシャツなど全く同じに見えますし
衛兵のヘルメットは、あのタイプです!連邦軍はアメリカのM1タイプになっているのに!
しかも、ボルト止めが見えないので戦後新たに作られたものっぽい
ただライフルだけはG1(FAL)となっていましたが、これはこれで激レアな組み合わせ
いや~何回見てても飽きないです(^^;

【続く】