見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 AZ Model Curtiss Hawk H-75C1 ”French Aces" (6)とり完とガンサイトについて

2024年11月21日 | 1/72 フランス空軍機
今年のノンストック30周年展示会の特集は”フランス”です
これは是非とも間に合わせねばと、奮闘努力の甲斐あって何とかとり完はしたのですが
それ専に作った箱に収める際、ついプロペラを差し込んだまま荷造りしたのが運の尽き
展示会に着いて箱を開けてみると、何と云う事でしょう
継ぎ足した軸は機内にお隠れあそばし、プロペラブレードは箱の中にふてくされて寝転がっています
つまり、見事?破損していたのです(T^T)

幸いな事に他の箇所は無事でだったので、プロペラブレードは傍に転がしたままで展示させて頂き
帰宅後、ここを修復した姿が今回の『とり完』編です
アンテナポールはこの機体に限り付いていない図説だったのですが
どうもおかしい、という事で修理に併せて追加しました
という事で、自宅で写したとり完編、どうぞご覧ください<(^^;)>







裏側です

左右の主翼端から垂直尾翼へと、その左側途中から胴体に引き込まれているアンテナ線
そしてコックピット前の十字照星に接触するのが怖くて、触る際は毎度ヒヤヒヤです💦
そのアンテナ線はこんな感じで張っています

0.055mmは1/72のスケールには合ってバッチリなのですが、なにせ見ずらい(;'∀')
もうちょっと太いのが有ればいいのですが...

その十字照星です

こちらはクイックブースト製の”Mk.Ⅲ U.S.Gunsights”に付いていたPEを使いました
照星の前の棒は、0.3mmの洋白線です
機体の中心線に付けましたが、実機はどうも右に寄せてあるみたいです
左目をつぶって右目で狙いをつけるためなのでしょうね...失敗(-_-;)

フィギュアです
パイロットはプライザーのドイツ空軍パイロットから

ツナギの飛行服はタミヤのエポパテで、帽子は丸く切った0.1mmプラ板を貼って整形しました
この写真を参考にしました


女性もプライザー、時間も無いのでポーズはそのままです

靴も含め下半身はスリム化し、スカートはティッシュ、帽子はプリンタ用紙で作りました
この女性の恰好、どこかで見た事有りませんか?
そう先に投稿した、ミニアートの”FRENCH CIVILIANS IN CAFE 1930-40s”の女性の服装を
時代も合っているからと、そのままパクった姿にしたのです(;'∀')
ひどいお顔なのは判っています(笑)
取り敢えずノンストック参戦を終えることが出来たので、これからもう一度手術(;'∀')

【今更ですがアレコレ】
このCURTISS HAWK コックピット内にガンサイトが有ったかどうか?
当初は機首部に十字照星が有るし、RAFの機体ですがガンサイトが全く写っていない写真もあり

flickr,comからです
無しの前提で製作していました
ところが探すにつれ、どうもフランス空軍タイプ(H.75)には
リフレクター付きのガンサイトが付いていたみたい...💦

asisbiz.comからです
パイロットの服装のところで紹介した写真にも、よく見るとその位置に何か付いているし

フィンランド空軍の機体にはしっかり付いているんで良く分かるんですが(^^;

こちらからでした
これフランス機のものとは形が違いますよね、でも何処製の何かが分からないのです

フィンランド空軍のHAWKはフランスとノルウェーが購入していたものを
両国を占領したドイツが分捕って、フィンランドに売っぱらったものだそうです
と云う事は、このガンサイトはアメリカ製またはフランス製の可能性が高い?
で、調べてみたのですがフランス製は判らずじまい、アメリカ製はあの形に合うものが陸海軍用とも有りません
ひょっとしてドイツ製だろうかとも考えたのですが、この時代はREVI12タイプしか知りません(;'∀')
(イギリス製も一応は調べましたけど該当なしです)

と云うところで、記事を纏めようとしたのですが、ドッコイ
諦めの悪いワタシはここで調べを一旦休止、家事をこなしコーヒーとスィーツで一息つくと
再度、調査に入りました
で、先に載せた写真のフィンランド空軍のガンサイトが
ドイツ製の”Revi-3d”と云うタイプだったと云うことが判ったのです

そして肝心のフランス空軍の機体、型式の方は
”Baille Lemaire”社製のOPL RX 39 Gunsightと云うことが判明しました

写真はこちらからです

なんで判ったかと云うとこの図からです

フィンランド空軍のガンサイト写真と同じLENTOLAIVUE32に載っていました
この図にある部品名のBaille Lemaire gun sightを検索して判ったのです

でもしかし、判ったとしてこれから追加しようにも、スライドキャノピーを取らないとどうにもなりません
そこで、今回は無しのままで『とり完』投稿させて頂きました( ̄▽ ̄;)

【終了】

1/35 MiniArt FRENCH CIVILIANS IN CAFE 1930-40s (4)とり完です

2024年11月19日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
お江戸から(無事に)帰ってのブログお披露目です(^^;
出来た順番から云うとカーチスホークH75が先になるのですが
輸送中に一部破損してしまい、その修復のため無傷だったカフェのフランス市民となってしまいまして(;'∀')

箱絵の様に写してみました

角度を変えて


さてフィギュアです
まず主役?の、とってもシロートには見えないカノジョから(笑)



そしてオッサン二人(^^;
お客オッサン

給仕オッサン


拘ったり、初めてトライしてみたり...

左)傘の先が再現してなかったので、0.3mmの洋白線を付けました
右)スケールを問わず、スィーツを塗ったのは初めてです


左)ストローとグラスです、テーブルと手の位置関係そして強度、本当に神経使いました(;'∀')
右)台座と支柱とテーブル表面の3パーツに分かれていました、垂直水平の位置決めが難しかった...

恒例のお顔アップです




最後にテーブルを囲む二人を

何を語り合っているんでしょうかねぇ~
ひょっとして、悪だくみの相談してるかも...💦

最後になりましたが
ノンストックの皆様、お陰様で大変楽しい一時を過ごさせて頂く事が出来ました
拙ブログ上では有りますが、この場で御礼を述べさせて頂きます
ありがとうございます、本当にお世話になりました<(_ _)>

【終了】

1/35 MiniArt FRENCH CIVILIANS IN CAFE 1930-40s (3)

2024年11月15日 | 1/35 フィギュア ドラゴン 
とうとう金曜日になりました
作業に費やせるのは今日と明日土曜日だけとなりました
しかし丸一日中、ベッタリ準備(制作)に掛けれる訳もなく、
ケツカッチンでお尻がファイヤー状態が続いています
今回の記事は、昨日の木曜日時点での進捗状況です

胸元がぱっくり開いた紫のラメラメワンピースに、同色のパンプスと
身なりからして、とてもシロートさんには見えない彼女のお顔に集中!

何とか形にはなったので、ここから調整していきます

残りのお二人さん、オッサン客とオッサン給仕はこれから
肌色を乗せてみると鼻翼の彫りが甘いのが判ったので修正します

オッサン給仕の顔がどうみてもアジア系にしか見えません、しかも若そう(;'∀')

で、なんやかんやでオッサン2名の顔は投了(もう投げた)です(笑)
オッサン客

オッサン給仕

二人とも、リューターで少し頬を削りました
こちらも塗装を修正していきます

オッサン給仕、組み立て完成

こちらは大した問題もなく組み上がったのですが...

オッサン客、こちらは椅子とテーブルとの微妙な位置関係が有りまして
太腿の後を削ったりしていたのですが、最終的に下肢(膝から下)を延長しました

これで脚が浮く事も無いです(^^;

カノジョも何とか

しかし問題は矢印で示した右手です
こっちの手はストローを持っているんですよ!ストローも含めてどうしようか💦
しかも肘はテーブルの上についていると云う、超難しいポーズ(工事)なのです

まだいっぱい有るのですが、今回は取り敢えずはこんなもので
残り&詳細は、お江戸から帰ってからの報告にしま~す(;'∀')

【続く】

1/72 AZ Model Curtiss Hawk H-75C1 ”French Aces" (5)

2024年11月12日 | 1/72 フランス空軍機
ああ忙しい、間に合わん💦
と云いながら、ブログを書いております(笑)

機体の迷彩を筆塗りしながら、オッとキャノピーの窓枠も塗っておかなくちゃ
という事で、第一風防は接着、スライド部分は乗せたままで合いを確認しながら塗り始めます

色は面倒くさくなって(まただ(^^;)No364エアクラフトグレーグリーンのビン生
もうマスキングも無しの、極細面相筆での完全手塗りになりました(;'∀')
混色して塗った後方と色の違いが判るかと...まぁこの上から迷彩色塗るんで(笑)

プロペラも一応工作しました

中欧製キットは、ほぼ小さなダボが付いただけの接着固定式なので
せめて、と息を吹きかけたら回るようにと(^^;
継ぎ足した白いプラ棒は太くデファレンシャルの穴に入らなかったので、削って擦ってスリムにさせています
空冷エンジンの困るところはここなんですよねぇ~
まぁちゃんと回りましたけど(エアブラシ風です)


機首の同軸機銃の銃口を真鍮パイプを突っ込んんで表現しました

引いて見たところです

ウ~ン、我ながらイイ感じではないかと(;'∀')

左後方の透明部分に穴を開けるようになっていました

燃料の給油口みたいに見えるのですが
ここに至ってクリアパーツの穴あけは怖いです
厚みもあるしもうちょっと何とかならなかったかなぁ~と

迷彩のボカシも筆です、中間色を作って境界線を塗った後
それぞれの迷彩色を境界沿いに上塗りし、中間色の部分を狭めるという塗り方でした
やっとデカールを貼ったまではいいのですが
スミ入れもまだ、後から分かった主翼の銃口の塞ぎもせずに
この段階でアンテナ線を張ってしまうという大ポカをやってしまいました


アレやらコレやらこなしながら、あっちこっち手を付けているものでこんな事になります( ̄▽ ̄;)
キャノピー前にある特徴的な十字照星もまだ工作していません
しかもこのアンテナ線ときたら、ご丁寧に両主翼の端と垂直尾翼を結ぶと云う大三角形!
この後の作業の困難さはご想像通りです(;'∀')

作業日は正味あと4日、マジ焦ってます
って、冒頭に書いた通り、ブログなんか書いてないで作れよ~なんですけど(笑)

【続く】

1/72 AZ Model Curtiss Hawk H-75C1 ”French Aces" (4)

2024年11月09日 | 1/72 フランス空軍機
錆びてヘタったバネ(ワタシの事)を巻いて製作にまい進?しております(^^;

士の字になりました

主翼と水平尾翼の角度関係もまぁこんなモノかと



ここでやっと塗装に入ります
まず下面から、塗料はNo308:グレーFS36375をエアブラシで吹きました

AZ Modelは指示が全てハンブロールなので、ここは(適当に)翻訳です(笑)
因みに指示は87:Light Blueです
このあと、上面との境目のマスキングは、Mr.マスキングゾルで行いました

上面の迷彩は筆塗りです
パターンは変化の有るコレ☟にしたのですが

下面と同じでここも翻訳が必要です
指示はグレー系が27:Blue Grey、グリーン系が102:Green、ブラウン系が29:Dark Eathでした

細面相筆で迷彩ラインを描き、まずグレー色を塗ります

翻訳色は写真通り、No34:スカイブルーとNo13:ニュートラルグレーの混色
例の如く、比率は適当です(^^;

お次はグリーン色

こちらはハセガワのMs406と同じ、No120:RLM80オリーブグリーンです

そしてブラウン系

塗料ビン写し忘れました(^^;
No42:マホガニーブラウン、No7:ブラウン、No33:つや消し黒の混色です

ここで脚周りを付けます
脚カバーの角度が良く分からず、ちょっと手間取りました

左がBefore、右がAfterです
参考にしたのは、こちらの写真です

第一風防の枠が細いですねぇ~、無理なので即諦めです(;'∀')

主脚のステーはキットのまま付けると、開いてしまいます(左)

主脚側やステーの一部を削って合わせました(右)

足回りは出来上がり...

ですが、パーツ番号の誤りが有りました、左右が逆になっているのでお気を付けください


締切が迫って焦ってます、ブログ書いてる場合じゃないかも💦

【続く】