見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(3)足回り編

2024年11月30日 | 1/35 AFVその他車両
足回りに入ります
車体自体が小さいのと、ソフトスキンではないことからちょっとイージーに考えていたのですが...

C6、7のパーツはかなり小さい上に、上下が有るので要注意です
まぁ組み上がったら見えなくなりますけど(^^;
あと、車体側のダボの差し込み穴は、ちょっとゆとり気味?なので
真直ぐ、平行になるように調整しました

このキットのすべてのパーツに云えるのですが、すんなり組めるように思えても
組んでいくと少しずつでは有りますが、ずれが生じてきます
なので、パーツを項番ごとに接着して行くのではなく
出来るかぎり、先の項番の関連パーツまで仮組みし
位置を調整してから一気に接着した方がいいと思います

項番32のパーツを接着したところ

写真右側がちょっと曲がっていたので、この後手で直しました(^^;
車軸の差し込み穴は、パーツを間違えないように形が変えて有ります

項番33、34で合わせるパーツは4輪共通になっているので、赤丸で囲ったところをカットします


ダンパーなど(疎いので名前が判らない(;'∀'))の他のパーツを追加していきます


ここのC9、10、16はとっても小さいので、切り出し接着は要注意です


前輪側を組み上がったらこんな感じになりました


後輪側です

今回、4輪装甲車で良かった...と思いましたです(笑)

【今回のどうでもいい話】
以前、といっても半月前作ったミニアートの”FRENCH CIVILIANS IN CAFE 1930-40s ”ですが
製造国がポーランドになっていたのが気になり
押し込みの中の同社製フィギュアキットを引っ張り出してみたところ
やっぱり、ロシアの侵略以前はウクライナ国内(キーウ)で製造していました

左)ウクライナ国内製、右)ポーランド製の表示です
ウクライナのメーカーのなかで唯一、新製品の発売勢いが全く衰えないので
凄いなと思っていたのですが、生産拠点を他国に移していたためのようですね


【続く】


1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(2)組み立てに入りました

2024年11月27日 | 1/35 AFVその他車両
寒くなりましたねぇ~ウウッ、ブルブルです(^^;

キット紹介で書き忘れていましたが、塗料指示は全てハンブロールです
塗装図で外側の色指定はカラーで載っているので、MR.HOBBYで近似色を探せばいいのですが
車内や細かいところは色見本が載っておらず、カラーナンバーのみです
そこでこれを調べておく必要がありましたので、忘備録的にここに書いておきます
尚、色の順番は組説に出てくる順に沿って書きました
56:メタリックマットアルミニウム(要はつや消しのアルミ(銀)でしょ)
65:サテンコールブラック(サテンは生地の種類だがセミグロスの意味か?)
33:マットブラック(これはMR.HOBBYと番号まで一緒)
11:メタリックシルバー(ヘッドライトの内側、反射部分です)
19:グロスブライトレッド(ストップランプ)
18:グロスオレンジ(ウィンカー)
186:マットブラウン(車長席のシート)
以上です
56のメタリックマットアルミニウムは車内色です
最初は何かの間違いかと思い見返したりもしましたが
海外モデラーの作例を見ると、この色で塗っておられるので間違いないようです(^^;
その他の色は塗装のカラー図に有りますのでそちらを見て下さい

車体側の室内を組み立てました
バスタブ型では無いので、底部に左右の側壁を組むような構造です

ピッタリ、擦り合わせ不要でした(^^)
車体底からみたところです

車体側を組む際は擦り合わせが必要な箇所は無かったのですが
車体上部の覗きハッチをはめる際は、ハマらない(きつい)ので調整が必要です

ワタシは1961年のベルリン駐留軍にしましたので、図中の”A”になります

無線機は塗装(部隊)によって選択するようになっています
ラックもそれに合わせて付けるか付けないか分かれますので注意して下さい
ワタシは初っ端から間違えて付けてしまい、あわてて引っぺがしました(^^;

これは車体前部のパーツです
車体側の装甲板、ハッチは外側と内側に分かれています

内側パーツはいいのですが、外側はかなりきついというかほぼ入らない💦
そこで車体側のハッチ受け側を、写っている彫刻刀の刃先でかんな掛けする要領で削って合わせました
装甲板を削りながら時々ハッチ外側をハメ、はまり具合を確かめます

オッケーになったら外側をハメたまま、ハッチ内側と外側を接着します
後の事(塗装・閉めるか開けるか決めていない)を考えて、ハッチと車体側は接着しません

車体前部です、上部まで一体成型になっていました

角度を決める必要が無いのでそこは助かるのですが
なかにドライバーを入れるとなると、これが問題になります(^^;
思案の末、ここはドライバーを入れてから接着する事にしましたので
その左右の装甲板も車体側には接着せず、前部にだけ接着します

合いが良いので、こんな芸当が出来ました(^^;


タイヤも合体させました、パターンは実車同様に見えます

溶ける心配も無し、やっぱりプラ製が一番ですね

【続く】

1/35 AIRFIX Ferret Scout Car Mk.2 製作記(1)紹介編

2024年11月25日 | 1/35 AFVその他車両
お江戸帰り第1作は☟コレです
※注(お江戸で購入したお土産キットではありません)

もう永~い間、どっか出してくれないかななぁ~(特にタミヤ)と
首がフタバスズキ竜みたいに長くなるくらい待ち望んでいたキット
この度、本家の英国エアフィックスから発売されたキットを
M.S モデルズさんに取り寄せてもらい、ようやく入手することが出来ました\(T0T)/

ランナーです
足回り その1

足回り その2

砲塔

車体

内装

クリアパーツとデカール


塗装図です
1961年ベルリン駐留

在カナダ・訓練部隊

キプロスの国連軍

そりゃ当然、最初のベルリン駐留軍ですよね

組み説はけっこう枚数があり、閉じ開きの冊子タイプです

なかはこんな感じです


枚数が多いので最初と最後のページだけで止めておきますけど
足回りのパーツ数が多いので、そこに結構ページが割かれています
塗装図も併せると全部で20ページありました(^^;

さぁ、忙しくなるぞぅ~(笑)

【続く】


1/72 AZ Model Curtiss Hawk H-75C1 ”French Aces" (7)その後、再整形しました(^^;

2024年11月22日 | 1/72 フランス空軍機
やっぱり、アレではあんまりだ💦
と云う訳で、カノジョの顔 整形し直しました(^^;

モーターツール(リューター)に、一番細い刃先を付けて顔を削りました

白く見えるところが削ったところ、大体こんな感じです

これをペタペタと塗って...左)Before、右)After(^^;


整形記念?ついでに、もう一度H75と一緒に記念写真を撮りました


以上、本当はガンサイトの再現もしたかったのですが...
その後エピソード、一応これでお終いにさせて頂きます<(^^;)>

1/72 AZ Model Curtiss Hawk H-75C1 ”French Aces" (6)とり完とガンサイトについて

2024年11月21日 | 1/72 フランス空軍機
今年のノンストック30周年展示会の特集は”フランス”です
これは是非とも間に合わせねばと、奮闘努力の甲斐あって何とかとり完はしたのですが
それ専に作った箱に収める際、ついプロペラを差し込んだまま荷造りしたのが運の尽き
展示会に着いて箱を開けてみると、何と云う事でしょう
継ぎ足した軸は機内にお隠れあそばし、プロペラブレードは箱の中にふてくされて寝転がっています
つまり、見事?破損していたのです(T^T)

幸いな事に他の箇所は無事でだったので、プロペラブレードは傍に転がしたままで展示させて頂き
帰宅後、ここを修復した姿が今回の『とり完』編です
アンテナポールはこの機体に限り付いていない図説だったのですが
どうもおかしい、という事で修理に併せて追加しました
という事で、自宅で写したとり完編、どうぞご覧ください<(^^;)>







裏側です

左右の主翼端から垂直尾翼へと、その左側途中から胴体に引き込まれているアンテナ線
そしてコックピット前の十字照星に接触するのが怖くて、触る際は毎度ヒヤヒヤです💦
そのアンテナ線はこんな感じで張っています

0.055mmは1/72のスケールには合ってバッチリなのですが、なにせ見ずらい(;'∀')
もうちょっと太いのが有ればいいのですが...

その十字照星です

こちらはクイックブースト製の”Mk.Ⅲ U.S.Gunsights”に付いていたPEを使いました
照星の前の棒は、0.3mmの洋白線です
機体の中心線に付けましたが、実機はどうも右に寄せてあるみたいです
左目をつぶって右目で狙いをつけるためなのでしょうね...失敗(-_-;)

フィギュアです
パイロットはプライザーのドイツ空軍パイロットから

ツナギの飛行服はタミヤのエポパテで、帽子は丸く切った0.1mmプラ板を貼って整形しました
この写真を参考にしました


女性もプライザー、時間も無いのでポーズはそのままです

靴も含め下半身はスリム化し、スカートはティッシュ、帽子はプリンタ用紙で作りました
この女性の恰好、どこかで見た事有りませんか?
そう先に投稿した、ミニアートの”FRENCH CIVILIANS IN CAFE 1930-40s”の女性の服装を
時代も合っているからと、そのままパクった姿にしたのです(;'∀')
ひどいお顔なのは判っています(笑)
取り敢えずノンストック参戦を終えることが出来たので、これからもう一度手術(;'∀')

【今更ですがアレコレ】
このCURTISS HAWK コックピット内にガンサイトが有ったかどうか?
当初は機首部に十字照星が有るし、RAFの機体ですがガンサイトが全く写っていない写真もあり

flickr,comからです
無しの前提で製作していました
ところが探すにつれ、どうもフランス空軍タイプ(H.75)には
リフレクター付きのガンサイトが付いていたみたい...💦

asisbiz.comからです
パイロットの服装のところで紹介した写真にも、よく見るとその位置に何か付いているし

フィンランド空軍の機体にはしっかり付いているんで良く分かるんですが(^^;

こちらからでした
これフランス機のものとは形が違いますよね、でも何処製の何かが分からないのです

フィンランド空軍のHAWKはフランスとノルウェーが購入していたものを
両国を占領したドイツが分捕って、フィンランドに売っぱらったものだそうです
と云う事は、このガンサイトはアメリカ製またはフランス製の可能性が高い?
で、調べてみたのですがフランス製は判らずじまい、アメリカ製はあの形に合うものが陸海軍用とも有りません
ひょっとしてドイツ製だろうかとも考えたのですが、この時代はREVI12タイプしか知りません(;'∀')
(イギリス製も一応は調べましたけど該当なしです)

と云うところで、記事を纏めようとしたのですが、ドッコイ
諦めの悪いワタシはここで調べを一旦休止、家事をこなしコーヒーとスィーツで一息つくと
再度、調査に入りました
で、先に載せた写真のフィンランド空軍のガンサイトが
ドイツ製の”Revi-3d”と云うタイプだったと云うことが判ったのです

そして肝心のフランス空軍の機体、型式の方は
”Baille Lemaire”社製のOPL RX 39 Gunsightと云うことが判明しました

写真はこちらからです

なんで判ったかと云うとこの図からです

フィンランド空軍のガンサイト写真と同じLENTOLAIVUE32に載っていました
この図にある部品名のBaille Lemaire gun sightを検索して判ったのです

でもしかし、判ったとしてこれから追加しようにも、スライドキャノピーを取らないとどうにもなりません
そこで、今回は無しのままで『とり完』投稿させて頂きました( ̄▽ ̄;)

【終了】