見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 ハセガワ FB-111A AARDVARK  (8)再生したり誤魔化したり(^^;

2024年09月29日 | 1/72 アメリカ空軍機
とり完目指しての手直しと調整が続きます(^^;
前脚の下部に付いていた前照灯が、取れて行方不明になってしまいました
そのうち出てくるだろうと希望的観測で作り続けていたのですが
やっぱりそのまま...(-_-;)
そこで、ジャンクにもならないクリアランナーに付いていた
形状がよく似ているエア抜き?の一部分を、切り取って代用する事にしたのです

左)矢印の半球のところをニッパーで切り取ります
右)鏡面の部分をペーパーで整え、両面テープで固定しこれからNo8:銀→No316:FS17875と塗装します

パっと見た目には分からないでしょう(笑)


主翼下面の国籍マークも、極細面相筆でリタッチしました


困ったのはパイロン絡みです
一番内側のパイロンをキットの取付穴通りに付けると
ドロップタンクのフィンがもろにフラップと干渉してしまうのです
それもタンクが完全に浮き上がってしまう状態で、どうしようも有りません💦
この時点になって!

フラップの垂れ下がりを浅くしたり、もう少し主翼側に近づけたりと位置を調整してみたのですが
その程度の事ではどうにもなりませんでした
諸先輩方はどうしていたのかと、ヒントを求めてあちこちの製作記などを覗いてみたのですが
ただ皆さん淡々と作っておられるばかりで、何もなかったかのよう(実際になかったのでしょう)

そこで、この一番内側のパイロンを後ろにずらすという非常手段をとる事にします(;'∀')
穴塞ぐのも面倒くさいのでそのままにし、パイロンの前端がギリギリ取付穴を覆うところまで下げました
その結果がコレです



何とか(ぎりぎり)クリアです

先に諸先輩方の製作記云々(ウンヌンでデンデンではない)と書きましたが
なぜか国内外を問わず、ほとんどの方の作品は一番内側のパイロンにタンクをぶら下げていません
理由は不明ですが、やっぱりここはパスするか他の装備をぶら下げた方が良いようです
と云ってもこの機体はFBで戦略爆撃機です、他の装備と云ってもねぇ~
ぶら下げないとなると、取付穴の塞ぎから始めないといけませんし...(-_-;)

パイロンついでに書くと一番外側のパイロン、組説ではパーツNoが”J5”となっていますが
これが何をぶら下げるのか指示されていません

”J2、J3”はドロップタンク用、”J1、J4”は武装(ミサイル?)用です

このキットにはドロップタンクの他に、ロケット弾かミサイルか何か良く分からないパーツが付いています

組説では、これにパーツNo”J1”か”J4”のパイロンを合わせるようにあり”J5”ではないのです
どうすりゃいいの?
しかも、ドロップタンクをどうにか付け終えて眺めてから気付いたのですが
ドロップタンクと”J5”の軸線が微妙にずれている様に見えるのです(主観です)

組立て前の時点では何も思わなかったのですが...
何をぶら下げるのかも不明ですし、残ったロケット弾風のモノの出来もイマイチ
そこでこのパイロンは付けない事にしたのですが、もう取付穴を開けた後
更に塗装どころかウォッシングまで済ませていて(;'∀')

誤魔化した後です

ステンシル横の白っぽいところがソレです
残していた白色のランナーを熱で伸ばし、穴に突っ込んで塞ぎました
あれこれ手を加えてみたのですが、ウォッシングの後までは誤魔化せません
もう、どうせ下面だから見えないだろうと開き直りです(笑)

【近況】
ねんりんピック競技に備えてモーターボートのペンキ塗りをやっている時に
塗料が跳ねて右目に飛び込みました💦
慌てて水洗いして何とか事なきを得ましたが(今は異常なし)
強烈な刺激、本当に痛かった~(;'∀')
模型作りの時は常に下を向いて作業するので、塗料が眼に入る可能性は極めて低いですが
実物ボートの喫水線から下を塗るようになると、上を向いて作業するようになるので要注意ですね
刷毛(ローラー)と顔の位置をずらして行っていたのですが、何かの拍子に飛び込んできてしまいました
これからは忘れずゴーグルを掛けて作業します(^^;

【続く】

1/72 ハセガワ FB-111A AARDVARK  (7)問題のデカール、無事貼れました

2024年09月27日 | 1/72 アメリカ空軍機
日中の最高気温は30℃チョイ超えで、またちょっと暑さぶり返しです
それはまだいいのですが、蚊が元気を取り戻してきたみたいで
猛暑の間、吸えなかった分を取り戻そうとしているのか、もう気合?が半端じゃありません
今日もまた畑で庭で、吸われるか叩いて潰すかのし烈なバトルが続いています💦

問題のデカールの前に、まず迷彩のボケ足と境界ラインを修正しました

そして...


レドームと前脚の間の黒い四角は塗装です
引いて撮っていますが、御覧の通り何とかなりました(^^;

しかし、事前にリキッドデカールフィルムを塗りたくっていたにも関わらず
垂直尾翼の左側、数字の”2”に羽の生えたマークが台紙から剥離させる際、二カ所で折れてしまい
再度、リキッドデカールフィルムを上塗りしてから作業しています

その台紙からの剥離作業も細心の注意を図って行いました
普段より長めに水に漬けたデカールを、そのまま暫く放置してから

左)人差し指の腹をその上に軽く乗せ、ゆっくり少しずつ揺する様に動かしていきます
  動かす際、デカール全体に指の腹が乗るようにするのがコツですかね
右)リキッドデカールフィルムをたっぷり塗ったお陰で、ピンセットで摘まんでも丸まりません
  この液は読んで字の如く、デカールの上に被膜を作って保護するものなので
  塗ったところは全てデカール(の一部)になってしまいます
  なので、剥離させる前に貼る範囲をしっかりと切り取って置くのが必要です

経年劣化のためか、場所によっては印刷が擦れてしまっている個所もありました

黄変したところもちょっと気になりますね(^^;

リキッドデカールフィルムを使用したためかわかりませんが
クリア部分の空気抜きがうまく行かなかったところも💦


貼った後は御覧の様にツヤツヤになってしまいますので、クリアの吹きかけは必須です


そして スラットとエルロン・フラップを取り付けました


ホント!接着に苦労しましたです、スラットなんか特にのりしろ面積が狭くて大変でした
※(この後、パイロンを付ける際に手が当たってスラットが取れたり、
エルロン・フラップの位置を修正する羽目になったりで、頭の血管が切れまくる事に(笑))

主翼付け根の可変部分です

ここもタイト、と云うかそのままではほとんど開きません
機体側の角を削ってやっとここまで開く様にしました

【続く】


  

1/72 ハセガワ FB-111A AARDVARK  (6)迷彩塗装が出来上がりました

2024年09月23日 | 1/72 アメリカ空軍機
昨日22日(日曜日)は雨でした、やっとまとまった量、といってもそこそこですが
今まで散々、予報の降る降る詐欺?に騙されてきたので、まさに慈雨でした
北から吹く風も涼しくなり、エアコンのお世話にならずに済むどころか逆に夜は肌寒さを感じる位(;'∀')
都合で今日になったお彼岸のお墓参りも無事済み、気分もやっと秋になりました

前回、マスキングのところでは触れてなかったのですが、脚は後で付ければ良かったと反省です
このF-111は主脚タイヤが胴体と近接し過ぎているので、マスキングテープがその隙間に入りません💦
そこで台所用のラップを小さく切り(これがけっこう難しい)タイヤを包む様にしました

左が前脚、右が主脚のマスキング状態ですが...うまく塗装できるか不安(;'∀')

塗装はコレ☟にしました

箱絵のタイガーミート参加機は、デカールの関係(黄変、台紙剥がれが悪い等)もありパス
もう一つはオーバーラル迷彩で、使用色がワタシのF-111のイメージに合わず、消去法でこれになったのです

実機写真が有りました

ARCFOUMSというところに入って、下にスクロールしていくと7枚目に有ります
この機体、昔々に航空ファンのグラビアで見た事が有るような...気がしますが(^^;

この写真を元に迷彩色を塗っていく事にします
キットの塗装指示では色は以下の通りとなっていました
カーキ系の色がFS34201    H73(C23)ダークグリーン80%+H71(C21)ミドルストーン20%の混色
グリーン系の薄い方がFS34159 H48(C52)フィールドグレー(2)80%+H71(C21)ミドルストーン20%の混色 
グリーン系の濃い方がFS34079 H309

FS34079(C309)は持っていますし、量も充分残っていて問題なし
FS34201とFS34159はMR.HOBBYのラインアップにないので、作るしか有りません
が、混色を80%+20%で作れと云われても無理!
そもそもそれに見合う計量カップを持っていないし
塗料は持っていますが、いずれも開封使用しているので濃度も違ってきています
それを半々ぐらいならまだしも80対20で混ぜろと云われても...
しかも色見本が付いて無いので、どんな色になるのかは神のみぞ知る?状態
頼るのは自分で探したカラーの写真資料のみとなり、それならこの指示はほとんど意味が無いのでは
と云うことで、先に載せた実機写真の色を目指してカラーを探すことにしました

FS34201、H73(C23)ダークグリーンとH71(C21)ミドルストーンの混色については
C524:枯草色が、そっくり色ではないかと判断しこれをそのまま使う事にします
ビン生で使えるならそれに越した事はない、ですので(^^;

グリーン系の薄い方(FS34159)はどの写真を見ても青みが掛かっているようで
H48(C52)フィールドグレー2とH71(C21)ミドルストーンの組み合わせに違和感を感じます
そこで手持ちのもので、使用色を変えてみたりと試行錯誤の結果
C364:エアクラフトグレーグリーン+C328:ブルーFS15050の混色を使う事にしました
混色割合は適当です(;'∀')
C364にC328を少しずつ追加しながら、試し塗りしてイメージの色を作っているので
何パーセントとか言われても正直判らんのです💦
強いて言うならC364が7~8割で、残りがC328と云うところでしょうか、知らんけど(笑)

そんな風に使用色が決まって、さぁエアブラシ...の前にライン引きです

各迷彩色を薄すめ、面相筆でそれぞれの範囲を描きました

そのラインに従って吹いたのがコレです

如何でしょうか、気持ちFS34159が青が強い様な気もしますが、まぁいっか、と(笑)

迷彩色の境界のボケ足が広すぎるので修正に入ろうとしたのですが
どうもグリーン系の濃い方(FS34079 C309)が写真に比べ明るい様な気がしてなりません
ここまで拘ったのだからここもイメージ通りにしたいと、ボケ足修正の前に塗り直します

使用色はC18:ブラックグリーンを使いました
この写真ではかなり黒っぽく写っていますが、肉眼ではもうちょっと明るめです

そして動翼部のマスキングを取ります、ドキドキです(;'∀')

概ね(^^; しかし前縁スラットにちょっと吹き込んでいて修正が必要ですね

裏(下)面のFS17875(C316)側もほぼ吹きこぼれが無く、一安心です


で、また我慢できず仮合体(笑)

う~ん、全く個人的感想(独りよがり)ですが、イイ感じではないかと(~_~;)

機体塗装に使用した塗料たちです


これからボケ足や吹きこぼれなどの修正をして、いよいよ問題のデカール作業に入る予定です
大丈夫かいな!?と、不安を胸にしながらのこれからですね(^^;


【続く】

1/72 ハセガワ FB-111A AARDVARK  (5)赤塗装の段

2024年09月20日 | 1/72 アメリカ空軍機
まだ暑い💦

ボチボチ、塗装の段取りに入ろうかなと云うところですが、ここで避けては通れないのがマスキングです
特にこのキットは上面三色迷彩の上に可変翼です
その主翼は動翼部分が全て別パーツ化されいるという拘りよう
おまけに展開状態でしか組めないようにキット化されているのです

当然開いて見えているところは赤で塗らなければいけません
正直言ってワタシの手に余る難作業です(-_-;)

じゃあ、そもそも何で買ったんだ!?と云う話になり(笑)
まぁそこは(^^;という事で、ネットで諸先輩方の製作記を覗いてみるのですが
ところが参考にしようにも、皆さん驚くほどアッサリと至極簡単に作っておられるのです!?
ワタシが見たいところも『エッ、そんなところ載せる意味あるの?』的内容
凡凡人のワタシには真似しようにも、これでは圧倒的情報不足で無理
そこで段取りも何も初めてなのですが、試行錯誤しながらですがトライするしかない状況に(;'∀')

覚悟を決めます(笑)
まず、動翼の赤部分に下地としてNo62:つや消し白をエアブラシしました
そして本番、マスキングをし直しNo3:赤+No189:フラットベースなめらかムースを同様に吹きます


SDGs的マスキングテープ使用なので、色付いていてとっても見にくいです
この作業、順番がこれで良かったのか、いまだに悩んでいるところで...
迷彩まで全て塗装してから、赤部分に取り掛かった方が良かったのかも知れません

赤塗装終わり、で今度はその赤の部分をマスキングしていきます
胴体側も何とかマスクし、下面色のNo316:光沢 ホワイトFS17875をエアブラシしました

ここはベトナム迷彩のNo311:半光沢 グレーFS36622かと思い込んでいたのですが違いました
まぁ脚庫内や扉の内側も同色なのでここは助かりましたです

我慢出来ないのが悪いクセ 思わず仮組みしちゃいました(;'∀')

エンジンノズルは接着していません、胴体側の塗装の都合で仮はめです


そして今度は上面の迷彩塗装に備え、胴体下面をマスキングしました


キャノピーも接着しました
タミヤ1㎜マスキングテープで枠取りをし、MR,HOBBYのマスキングゾルで覆っています

胴体との間に生じた隙間や段差は、0.3㎜プラ棒とMr.溶きパテで埋めた後、均しています

複雑な形のエアインテイク周りは、コーンの迷彩色だけ先に塗装してからマスキングしました


主翼と水平尾翼は後退角の時に塗装パターンが連続するようになっています


それを考慮して台にした木片に両面テープで貼り付けました


次回はいよいよ迷彩塗装の段です

【続く】

1/72 ハセガワ FB-111A AARDVARK  (4)

2024年09月16日 | 1/72 アメリカ空軍機
まだ暑いです( ̄▽ ̄;)

悩んでいましたが、結局機首に重りを入れる事にしました

一個2グラムのタップネジを計5コ入れて、エポパテと瞬着で固定しています

こんなバランスになりましたけど(笑)


そしてあの(失われた)K4のパーツの替りにB4のパーツを被せ
なんちゃってK4(パーツ)にすべく、ちょいと整形する事にしました
因みに実機の鼻先はこの写真☟の様に平になっています

写真はAIRLINES NETというところから
黒く見える●部分は何なんでしょうかね?
真上を向いていてカメラのレンズのように見えるので、ひょっとしたら天測航法用のものかも...

デバイダーとハセガワのTRITOOLでマーキングします


穴をちょっと開け、タミヤのイージーサンディングで盛ってみたのですが...

ライン出しが巧く出来ず、結局削って戻してしまいました(^^;

ならばと、またタミヤ 0.1mmプラ板で再チャレンジします


これでガシガシ削って(擦って)いくのですが、終わってみればプラ板は影も形も無くなっていました(笑)


クリアパーツ(Q3)が入る様に穴を開け直しました

パーツが中にポトンと落ちない様にすり鉢状に開けています(^^;

クリアパーツを接着し、機体表面とツライチになる様に均した後です

パーツはわずかに楕円形をしていました、それが正しいのかは判りません
実機写真では真円に見えるのですが...
ここまでたどり着いて身も蓋も無い感想ですが、クリアパーツの向こうが見える訳じゃ無し
穴を開けたりパーツを使ったりせずに、ただ黒丸に塗っても済んだんじゃないかと(;'∀')
因みにクリアパーツは内側にまず銀、そしてグロスブラックを塗っています

【続く】