見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 AIRFIX HELLDIVER 製作編(7) ウェザリングとアンテナ線張り

2024年02月29日 | 1/72 アメリカ海軍機
ヘルダイバー最大のピンチを何とか凌いだ(つもり?)
で、予告通り?ウェザリング(その他オールインワン)を施します


リベットを含めたゴッツイパネルラインを活かし
No331:ダークシーグレーを極薄めたものをパネル毎に載せていきます
塗った後、薄め加減が弱かった(グレーが濃い)事に気付き💦
スミ入れで誤魔化せないかと、タミヤスミ入れブラックの希釈したものを全体に塗ってみたのですが
これがあまり(ほとんど)効果なし...(;'∀')
そこで、つや消し+グロスシーブルーをこれまた薄めたもので上塗り
ここで、いやぁ~こんなもんでしょ(^^; と自分を納得させた次第です(笑)

特徴の穴あきダイブブレーキは、No7:茶色を薄めたものでざっと塗ったのですがちょっとイマイチ(^^;
下面側もざっとです、でやっぱりイマイチ(笑)


アンテナ線を張りました

定番のINFINI Model0.055mmブラックリギングを使い、尾翼にはヒートンを植えて起点にしています

胴体側の引き込みは左側面に0.4mmドリルで穴を開け、ブラックリギングを植え込みました
アンテナ支柱の先端にデザインナイフで切れ目を入れ、ブラックリギングのガイドにします
尾翼とアンテナ支柱間を貼った後、胴体に植え込んだものを接続して端をカットして出来上がりです
接着は全てサラリ瞬着です、アロンアルファ専用極細ノズルを使い点付けしました

この端をカット、と云うのが簡単そうで実はかなりな緊張を伴う作業です
ちょっとでも手先が振れたりすると、せっかく張ったリギングがパーになってしまうので
本当にすっごく神経を使うんです、と云う訳でアンテナ線の無い超短波アンテナ大歓迎です(笑)

ダイブブレーキがどうも気に入らず、No3:赤で塗ってみましたがイマイチ加減が解消出来ません
そこでNo68:モンザレッドを使い、極細面相筆でチマチマと穴モールドに色を入れていきました

ちょっと派手になり過ぎ?まぁいいか、と
下面はもう気力が続かず止めました(どうせ見えないし(^^;)

後部座席のスライドキャノピーに有るコブ状の物
スライドさせる際のローラーのようなものが中にあるのでは、と想像するのです

1mmプラ板の切れ端を整形して、らしくなるよう接着しました

残るは今回のテーマ?でもある回転プロペラです、それと主翼下の八木アンテナに尾輪も
順調に行けば次回辺り『とり完』を迎えられるかも...なんちゃって

【続く】

1/72 AIRFIX HELLDIVER 製作編(6)キャノピー(部分)差し替え事件(;'∀')

2024年02月27日 | 1/72 アメリカ海軍機
期待倒れだったジャンク転用の機体ナンバー
国籍マークの白い帯や☆と色の違いが余りにもなため、上塗りする事にしました(^^;
Mr.スーパークリアーつや消し(UV)を使い取り敢えず保護します
そしてはみ出ない様に周囲を最低限マスキングし
No62:つや消し白を極細面相筆でチマチマと上塗りしていくのです


反対側です、何とか遠目には誤魔化せたかな?と思うのですが
機体への接着工程で、PET工作スライドキャノピーにへこみが出来てしまって...

これが後にエライ事態を引き起こす事になるのです(自作自演または自業自得とも云う💦)

久しぶりにイモ虫マスキングです、まず機軸に対して縦方向の枠を塗っていきます

下地はC351:ジンク・クロメイト タイプ1で、その上からC365:グロスシーブルーにフラットベースを混ぜたものを
いずれも極細面相筆で塗っていきました
グロスシーブルーにフラットベースを混ぜたのは、胴体側と一緒にクリアを吹いて艶加減を合わせる事が出来ないためです
ワタシのやっている縦横別々マスキングでは、一方を塗装した後一旦マスクを取る必要が有り
後でまとめてシュバ~ッという手が使えないのです(^^;

で、その横マスキングです

パイロット側のスライドキャノピーは、下側の枠の尺が足りずプラ板で追加しました

出来た?


窓枠を描いた事によって、余計にスライドキャノピーの歪みが目立ってきました(-_-;)

もう矢印で示す必要もない程、到底誤魔化しきれません
ど~すりゃあええんじゃあ~~~(ToT)

と、連ドラならここで【続く】となるところですが(笑)
一晩ぐっすり寝て考えた末、該当部分のみ切り取って差し替える事に決定し、即実行に掛かります
切れ味鋭い(手もよく切ってしまう?)タミヤのデザインナイフを使い、枠の範囲で切り取りました

そして枠の形に切って、手でカーブを付けた差し替えPET素材を瞬着で付けます

微妙にカーブが違いますがもう限界です💦
この後、下端を整え窓枠を塗り直して、これにて一件落着と( ̄▽ ̄;)

このやり直しで軸がちょっとずれてしまいましたが、ここもノープロブレムです(^^;


後部銃座の7.62mm機銃を付け、プラ板で工作した防御用の装甲板を付けました


自作自演の最大の難所?も無事クリア(という事にして)
このまま知らん顔をして、次回ウェザリングに突入のココロだぁ~(笑)
(ここ『小沢昭一の小沢昭一的こころ』の小沢昭一さん風に(^^;)

【続く】



1/72 AIRFIX HELLDIVER 製作編(5) やっと機体塗装に

2024年02月24日 | 1/72 アメリカ海軍機
またまた寒くなってきましたねぇ~
この間の陽気で仕舞い込んだ毛布を、また引っ張り出してしまいました
製作も終わりが近づくにつれ、残工程は神経を使うやり直しが効かないものがほとんど
嗚呼、春はまだ遠い...としみじみと感じている今日この頃です(^^;

プラ棒を植えこんだ後の均しが終わりました

リベットやパネルラインがかなり消えましたが、もうノープロブレムです(笑)

色々有りましたが何とかこれで機体塗装の段に入れます(^^)
コックピットをマスクした後、まず特色セットのC316:ホワイトFS17875アメリカ海軍標準塗装色
いわゆるインシグニアホワイトを使い、エアブラシで下面を吹きます


続いてまた特色のC366:FS35164インターミディエイトブルーを
下面の外翼と胴体側面、垂直尾翼に吹きました

吹いてみるとプラ棒を植えた痕跡が微かな盛り上がりとして残っていて(;'∀')
リベットやパネルラインをなるべく残そうとしたのがまずかったみたいです
均し直して塗装したのですがダメ、結局この工程を2回やり直しました(-_-;)

トライスキームの一番上部の色、C365:FS150421グロスシーブルーをこれは筆塗りします

インターミディエイトブルーとの境界のボケは
シーブルーを筆塗り後、再度インターミディエイトブルーをエアブラシして表現しました

マスクを取ってキャノピー固定部分の枠塗りです
No351:FS34151ジンククロメイトタイプ1を極細面相筆で塗ります

枠のモールドが結構いい加減と云ってはアレですが...そっちがそうならこっちはこうだ!?と
機体側にはみ出ない様にマスクしましたが、他はオールフリーハンドです(笑)

ここではみ出し部分を整え、C365:グロスシーブルーをまた極細面相筆で塗りました


で、問題のマーキングです
キットのデカールが使い物にならなそうなので、ジャンクから流用しようと考えたのですが
流石に全部が全部流用では如何にもまずかろうと
そんな訳でVマーク(意味不明)だけは塗装しようと云う事になり
マスキングしましたが、本当に面倒臭いです!

終わりました(笑)

ワタシの事ですからこんなものです(開き直り)

そして流用デカールを使って国籍マークと機体ナンバーを貼りました




国籍マークはタミヤのコルセアから、機体ナンバーはドラゴンの1/35AFVからです
ドラゴンの物は予想以上の黄変ぶりで、オリジナルとたいして違わないんじゃないかと云うレベル
その上劣化もバッチリ?で、リキッドデカールフィルムを使う事に💦

タミヤのはしっかりしていたのですが、これがしっかりし過ぎ(笑)
相手が下ろし金のような表面となれば尚更です
何度も蒸しタオルを当てたりマークソフターを塗りたくったりして、やっとここまでなりました



【続く】




1/72 IBG Bedford QL Tanker 紹介編

2024年02月22日 | キット紹介
今年の1月8日にガネットさんに注文していた
IBGのBedford QLトラックが、2月20日に届きました

海外の問屋さんに在庫が有るという事でお願いしたものです
当初は2800円くらいと云う価格を聞いていたのですが、それが3300円になっていました
ふた昔前なら立派な1/35スケールのキットの値段です、それプラス送料990円でして...
全くもって憎んでも憎み足りない円安(に対する無策)です(怒)

と云う訳で、組説です(^^;







パーツ(ランナー)です



デカールです


ウィンドーのフィルム?とPEです

言っときますけど1/72ですからね(;'∀')

エアフィックスのREFUELLING SETに入っていたBEDFORDの塗装
戦後タイプ(塗装?)とのご指摘を受けた事から端を発した今回のお取り寄せでしたが

アレ?でもワタシが欲しかったのは”タンカー”だったっけ...
何かこっちだったような気がしないでもないような(笑)


【続く】待ち行列が長過ぎて、次はいつになるか分かりませんが(^^;

1/72 AIRFIX HELLDIVER 製作編(4) まだ塗装出来ません💦

2024年02月20日 | 1/72 アメリカ海軍機
春の気配どころか、もうこれは春の嵐!一体どうなっているのでしょうか(^^;

フライトヘルメットのチンカップを忘れていたので、塗り重ねました

パイロットの手袋も当時のカラー写真を元に塗り変えています
チンカップはハセガワのF4F-4の時に塗っていたはずなんですがねぇ...すっかり忘れてました💦

見る度に、アレ?と色々なところが目に入ってきて、これが一々気になります...
そこで、まずは翼端灯をクリアランナーで再生することにしました
キットの該当部分を切り取り、ここに中をドリルでくり抜き色を入れたものを接着しました


これをやすりで形を整え、ペーパーとコンパウントで磨いたのがコレです

ちょっと右翼側の緑を深く掘り過ぎて、ランプが長くなり過ぎましたね(^^;

コックピットのコンソールも全いに等しい状態なので、プラ板ででっち上げました

メーターの位置、大きさ、数は適当です(^^;
実機ならメーターも黒で針と目盛りだけ白なのですが、何せ適当なもので(;'∀')

そしてスライドキャノピー...これ開放状態への工作が今回の製作の肝かも知れません
或る意味、モーター仕込みより重要です
その前に、まず固定部分を接着しました

第一風防は右側が機体側より若干出ていたので、削って磨き直しています
って、その右側を写していないという...(T T)

閉状態ならキットのクリアパーツで充分なのですが

開状態にするともうダメ(笑)

もう自作しかないです(^^;

で、途中撮り忘れてしまったのですが出来ました
このために?臨時に乗ってもらった搭乗員とまず閉状態で

ジャジャーン、オープンしましたァ~

まぁこの位なら、いいでしょうと( ̄▽ ̄;)
素材は接着剤とか軽い工具などの梱包に使われているPET材を使っています
整形はカットして形を整えてから、蒸気に当てて曲げました

色々弄っている内にガンナーの後(前?)がスッカラカンなのが気になりだしました
そこで実機写真を(あくまでも)参考に、ここも適当にそれっぽくしています

上下を分ける段に無線機や方位表示機と思しきものと、意味不明なパイプ状の物などをでっち上げました
クリアパーツが有っては邪魔で仕方ありません、取っちゃろうと思ったのですが
もうガチガチに接着してしまっていて、無理に取ろうとすると壊してしまう可能性大
またボトルシップ製作でもないですが、開いたところからパーツを差し込む事になりました(^^;

そして主翼下の懸架物(ロケット弾と増槽)ですが、これの取付穴の位置が変です💦
特に増槽の取付位置が折り畳み外翼側と云うのは明らかに間違っています(-_-;)
これが良く分かる下面を写した写真はなかなか見つからなかったのですが
maynard's garageと云うところにそれが見える画像が有りました

青い矢印のところが主翼の折り畳みラインです

また前回の(3)で紹介させて頂いた、KEY AEROにもこれが判る写真が有りますので、ご確認ください

ロケット弾の色もさっぱり分からんし...そこで全部、プラ棒を伸ばしたもので穴埋めしました(^^;

増槽だけは位置を直して付けるつもりですが
もう工作はうんざりです、あ~早く塗装してぇ~(´;ω;`)

【続く】