見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 ハセガワ BEAUFIGTHER Mk.21 RAAF (5)機体とり完編

2025年02月02日 | 1/72 イギリス空軍機
green ghostことオーストラリア製ボーファイターMk21,とり完です







アンテナ線は、No8:銀を塗って、太さが目立たないようにしました
前回スミ入れした後、どうも「小ぎれいなカンジ?」がして気になります
そこで、No11:ガルグレーを薄~く、エアブラシでパネル毎に吹き
もう一度、スミ入れをして”とり完”としました

この機体、現存しているんですよね

写真はWARBIRD REGISTRYというところに掲載されていましたが
ACES FLYING HIGHと云うところにも載っています
あ~実機は本当に緑色してました...しまった( ̄▽ ̄;)
ですがこの写真だけでなく、掲載されている他の写真もですが
実機とキットでは塗装/マーキングが微妙に、箇所によってはかなり違っているところが有ります
特にエンジンフラップの塗装なんか全然違っていますよね💦

当時の写真に、別の機体ですがこの塗装をしたものがasisbizに載っています

考証間違いではなく、実際この塗装だった可能性が有ると思います
ですが博物館のものは、マーキングのペンキがやけに鮮やかに見えて
塗り直したのかなぁ~なんて疑惑も有り、で結局キットの指示のままにしました(^^;

ところでこのボーファイター編、まだ終わった訳では有りません
今更ですがフィギュアを追加する事にしました

いずれも本家プライザー
左)Luftwaffe Deutsches Reich 1935-45
右)Pioten,Bodenpoersonal.Bundesluftwafe/Nato
からです
まずは首の角度を変え、半袖、半ズボンにし、パラシュートハーネスを付けたところです
これからパラシュートなどを付けて、オーストラリア空軍パイロットとナビゲーターにするつもりです

【続く】

1/72 ハセガワ BEAUFIGTHER Mk.21 RAAF (4)

2025年01月28日 | 1/72 イギリス空軍機
朝起きて外を見たら、畑や屋根に雪がちょっと積もっていました
寒いです!

デカールを何とか貼りました

また途中撮り忘れて(^^;
これはデカール保護のため、UVつや消しクリアを吹いた後の写真です

マークセッターをベタ塗りし一晩おいて、浮いているところ以外がしっかり密着したのを確認した上で、
もう一度マークセッターを塗って、浮いている個所を指でしごいて馴染ませました
かなり力を入れてしごきましたが、リキッドデカールフィルムのお陰か無事でした

胴体横のラウンデルはキットのものを使うのを諦め、大昔エアフィックスの
AVRO ANSON Iの残りラウンデルを転用しました
そこまでは良かったのですが、色が滲んでしまってアワアワだった事をすっかり忘れていて...
結果は写真の通りです💦

クリアを吹いてから、スミ入れ塗料ブラックでウォッシングした後です


ウォッシングしてからロケット弾のスキッドを接着しました

この時点でもキャノピーは接着していません

恐るべきパチピタ状態です
でもスミ入れしていたら、また尾輪が折れました(-_-;)

そんなアクシデントに見舞われながらもアンテナ線に着手!

(左)まず0.4mm径のドリルで開けた引き込み口に入れ
(右)尾翼にCOXケーブルをバラして作ったヒートンをこれも同じドリルで開けた穴に植えました
後はアンテナマストとヒートン間にブラックリギングを張り
差し込み口に入れていたものとクロスさせて接着させて作りました
因みにこの作業の接着はすべてサラリ瞬着で行っています

ハイ、出来上がり(^^)


今回は同じブラックリギングでも1/32用と書いてある0.135mmを使用しました
そのココロは、今までの0.055mmでは見えにくくなってきたから(笑)
それに大型の双発機なので、スケールのアンマッチは何とか誤魔化せそう、と思ったからです

【どうでもいい話】
またまたアンテナ線です(^^;
ボーファイターのアンテナ線って、どんな風に張ってあるのか!?
いや、そもそも張ってあるのか、という問題が発生
今回も色々探してみました

まず箱絵、こんな風に描かれています

アンテナマストと垂直尾翼間にアンテナが張られ
マスト直近の下に引き込まれているように描かれています

実機写真ではどうでしょうか

これは写真の説明によると、機体はMkⅠc、RAAFのNo30Sqnの機体で1943年3月撮影のものとか
アンテナ線は垂直尾翼から後部胴体に斜めに引き込まれています
アンテナマストの形も頂上に突起が有ったり、尾翼にガイドがあったりと
キットと微妙に違いますよね
写真は毎度お世話になっています<(^^;)> のasisbizからです

そしてDAP(Department of Aircraft Production)製のMk21?と思われる機体では

キットの箱絵と同じような張り方です
機体への引き込みは見えませんが、恐らく同じだろうと思われます
こちらはACES FLYING HIGHというところです
ここにはキットの”◎UH-I”そのものの機体が載っていて
大いに参考になる...というかエンジンカウルの塗装なんかが違っていて、また悩ませてくれます(笑)

MkIcとMk21では、アンテナ線の張り方(引き込み方)が違っているだけなので
タイフーンの外伝で書いたように、無線機のタイプ(波長)が違っているのではなく
搭載位置が違った為ではないかと想像する次第です、と云う訳で箱絵通りに張りました(^^;

【続く】

1/72 ハセガワ BEAUFIGTHER Mk.21 RAAF (3)いよいよ機体塗装です

2025年01月25日 | 1/72 イギリス空軍機
エンジンカウリングと主脚を付け、キャノピーもマスキングして取り付けました

この状態でもキャノピーは接着していません、恐るべきパチピタ状態です!


主脚はこんな感じです


この状態でマスキングしたキャノピーをはめ込み、エアブラシで塗装しました

まず(左)C364:エアクラフトグレーグリーン、そして(右)No303:グリーンFS34102です

鼻先の突起と云うか膨らみを接着

ゲート処理にちょっと失敗したため、上側をイージーサンディングで補修しています(^^;
ワタシ、この丸っこくて短い鼻っ先が、ボーファイターのチャームポイントだと思うんですよね
何と言いましょうか、モモンガを連想させる?

そしていよいよ!


パネル毎に筆塗りしていきます、ラインに塗料が入らない様に注意して
この写真は3回目ぐらいでしょうか

筆塗装終了したところです


パネル毎の塗装を終え、最後に筆をパネルラインに沿って動かして色を載せていきました

で、デカールを貼る段になったのですが...

予想通りと云いますか、不安的中💦
どうしましょ(;'∀')

【近況】
二日前の夕食時、
バレンタイン・デーの(義理)チョコを辞退する旨、家族(妻、母)に伝えました
ワタシ、お酒も飲みますが甘党でもあり、スイーツの中でも特にチョコが大好き♡
当然、今までもこの時期どんなゴージャスチョコが貰えるか楽しみでした
特にゴディバは大のお気に入り、コレ田舎ではこの時期しかデパートに売ってなくて...
が、諸物価高騰のご時世、それに歳も歳です
「もうバレンタインにチョコでもないじゃろうがのう」、という事で辞退宣言と相成りました(^^;

と云っても好きなものは好きなんですし~
特に焼けるように熱いブラックコーヒーにチョコって本当に合うんですよ(;'∀')
口に含んだチョコがコーヒーの熱で、口中で溶けていく感じなんか堪りません
と云う訳でチョコ自体は摂取する事に変化はなく
その原資を、リーズナブルな袋入りのチョコを購入するために使ってもらう事にしました(笑)
因みにワタシのお気に入りの袋入りチョコはこれ☟で~す♬

自慢じゃないが箱入りも含めて色々食べました
しかし、これがコスパでは一番ではないかと(個人的にですが)断言できます!?

【続く】




1/72 ハセガワ BEAUFIGTHER Mk.21 RAAF (2)コックピットと士の字

2025年01月23日 | 1/72 イギリス空軍機
結局、コンソールパネルのデカールの反りは、紙用の液状のリを使って強制接着しました(^^;
で、デカールを貼ったパネルと隔壁、シートのパーツを胴体に組み込みます



左右の胴体を合わせました


ここまでパーツの合いはすこぶる良好、ピッタリです(^^)

今回はフィギュア(搭乗員)を入れないので
貼り合わせる前に、マスキングテープの細切れでシートベルトを作り、それらしく貼っています

シートベルトの撚れ加減も大事だと、今にして思い知った次第です(^^;

あっと言う間に士の字になりました

主脚も組み立ててます

翼端灯はクリアパーツになっていたのでドリルで穴を開け
そこに塗料を押し込んで、ランプのようにしました

左翼は赤、右翼は緑、ミドリで青ではないという事を云っておきたいです

パーツも多くないし、合いも良好で擦り合わせ一切なし!
デカール以外はすこぶる気持ちよく、スイスイと組み立てが進みました



【どうでもいい話】
ところで、Beaufighterってどう読むんでしょうか?
今まで「ボーファイター」だと思い込んでいたのですが
「ビューファイター」と書いてあるものも有ったりして
綴りで云うと「ビュー」のように思えるし、一体正解はどっちなんだろうと
無論、英語の発音を正確に日本語のカタカナ書きに変換する事は、無理なことぐらいは承知しています
が、それでも「ボー」と「ビュー」では大違い
英語が(も)サッパリなワタシは訳が分からず、答えを探しに無駄な探検の旅へ赴くのです(笑)

Bristol Beaufighterは、同社のBeaufort雷撃機から発展した戦闘機型です
そこでfort(砦)からfighter(戦士)に名前が変わったみたいなのですが
元になったBeaufortって地(人)名なんですよね
Beaufighterはそこから作られた造語なので、しからば元になったBeaufortから探して見ようと
で検索して見ると、出るは出るは(笑)
Wikipediaのボーフォートでは、元々お城に付けられた名前らしく、スコットランドに1つ
フランスには5つ、ベルギーに2つ、そしてレバノンとルクセンブルグに1つずつ有りました
Beaufort Castle、またはChâteau de Beaufortで探すと
それはそれは趣のあるお城のサイトがヒットします、思わず見入ってしまいました(;'∀')

Beauはフランス語で”美しい”と云う意味の形容詞だとか
英語では、しゃれ男とか(女性にとって)恋人とかだそうで
Beaufortは、直訳すれば”美しい城(砦)みたいな感じでしょうか

それに考案した人とそれにちなんで名づけられた、風力指数と云うものが有ります
Beaufort-Scale of Wind Forceって云うヤツです
ここではなぜかビューフォート(指数)表記
なのに、それを考えたSir Francis Beaufortは”ボーフォート”表記...なんで!?

コトバンクではビューフォートと表記されて

Weblioでは先に挙げたSir Francis Beaufortが”ボーフォート”と表記されています
ここでは発音記号・読み方は
”/ˈbəʊ.fət(英国英語), ˈbofɝt(米国英語)/”となっていました

Wikiのビューフォート風力階級を覗いてみたところ
”明治時代に、Beaufort風力階級が日本に導入されたとき、beautiful(美しい)の発音の影響から、「美氏風力階級」の語と「ビューフォート」との誤った発音が生じた”
と云う記述が有りました。
根拠資料として挙げられていた
Beaufortはどう読むのが正しいか? 福谷、日本気象予報士会 西部支部、2000-02-27”には
Beaufortは元々、フランス語なのでBeauは「ボー」が正しいと云う事が書かれています。
鳴歩道~、と納得したいところなのですが、もう一押し(^^;

ネイティブ発音で”Beau”はどうなのか
forvoというところで聴いてみました
ここでは、英国女性(1名)が「ボ(ベ)ゥ」に
アメリカ人男性(3名)は3名とも「ビュゥ」に聞こえます
Weblioの発音記号と真逆に聞こえるのですが...(-_-;)

では元祖?フランス語ではどう発音するか、こちらも引き続き聴いてみました
オランダとフランスの女性一人ずつ
いずれも「ボゥ」に聞こえます、英国人女性の発音より「ボ」がよりはっきり聴こえました

最後に手持ちの旺文社 オーレックス英和辞典第3版でP158の”beau”とそれ以降を引いて見ますと
(【】内は発音記号、続いて意味を簡略してを書きました)
beau      【bòu】   〔名〕ボーイフレンド、 伊達男(フランス語より)
beau-coup    【bòukùː】  〔形〕たくさんの  
beau・fort scal  【bòufərt-】 〔名〕ビューフォート風力階級
Beau・jo・lais 【bòuʒəleɪ】 〔名〕ボージョレ―産の赤ワイン
beaut      【bjùːt】    〔名〕見事な人
beautiful    【bjùːtəfəl】 〔形〕美しい

同じ”Beau”でもボージョレーの次から発音が変わっています、何ででしょうね?
と云う訳で、ここで遂にギブアップして結論( ̄▽ ̄;)
イギリス製のイギリス機なので「ボーファイター」で宜しい(笑)
でもアメリカ人は「ビューファイター」と発音している可能性がある?


【続く】

1/72 ハセガワ BAe HARRIER GR Mk.3 (6)パイロット作り直しました(^^;

2025年01月20日 | 1/72 イギリス空軍機
どうもパイロットのフィギュアが気になりまして...
別のポーズ作りました(;'∀')



ヘルメットはハセガワのU.S.PILOT/GROUND CREW SETからです
全体を


実は塗装前の、改造(合体)した時点での写真を撮り忘れました(^^;
そこで、パーツを取る前のフィギュアがどれだったか、個別に紹介させて頂きます
写っている元フィギュアはちゃんと五体揃っていますが
実際はパーツ取りで、既に皆さん悲惨な事になっておりまして...
それが故の合体改造でした

まず下半身

左はハセガワのU.S.PILOT/GROUNDCREW SETから
右はエアフィックスのR.A.F REFUELLING SETからです
それぞれ残っていた脚を使ったのですが、見ての通りかなり太目(^^;
そのままではシートに入らずかなり削り込みました

こちらはランナーに付いていた状態から使いました、胴体と腕です

プライザーのPiloten und Bodenpersonal.Luftwaffe.Deutsches Reich 1935-45から
これ、本当に使い勝手がイイです(^^)

最後に、下半身の無い状態からお顔を移植して

こちらもプライザー、Piloten und Bodenpersonal. BundesLuftwaffe/Natoからです

こうなりました

顔は鼻の左側に出っ張りが有ったので削り、両頬と顎も削ってスッキリさせました
左腕はそのまま使いましたが、右腕は上腕や肘の角度を変えています、ここ難しかったです

最後にイジェクションシートについてちょいと
これ製作記で載せたキットのシートです

ヘッドレストの大きさに特徴が有りますね

その上でこちらの写真を見て下さい

どちらもハリアーのイジェクションシートなのですが
この写真が掲載されていた記事によると
左がGR.3用のマーチンベーカー9B1_Mk3、右がGR.9用のMk12Hなのだそうです
この実物写真をキットのパーツと比べてみてみると、GR.9用の方がキットのものとソックリではないかと!?
とまぁ、そんだけの話なんですけどね(^^;
因みに
GR.3の方はWikimedia Commonsから
GR.9の方はJetArtというところからです

【終了】