見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(5)

2024年04月28日 | 1/35 AFVその他車両
やはりAFVに関しては、特にWW2ドイツ物は完全に浦島さんでした(-_-;)
そして世間には凄い方がいらっしゃるものだと...

TIGERⅠはお色気フィギュアのベースみたいなもの、なんて考えて始めたら
車体の色々(全部?)が分からない事だらけで、まさに東部戦線秋の泥沼状態(笑)
どっかええ資料はねぇが~(泣)
とネットを探して(さ迷って)いたら、こんな凄い写真に当たりました
何もかもは言い過ぎかもしれませんが、製作の前提が根底から覆ってしまって...

製作記(2)で紹介させて頂いた、”Wenn alle Bruder schweigen”の写真と一連で撮ったモノ
何と”倒福”号の砲塔番号が”S33”ではなく”S22”になっているのです!!
他にもスカートは足回りの修理点検中で、全部外してあるとか
あ~外したフェンダー戻さなきゃ~(T T)

この写真と記事が掲載されていたのは”立ち入り禁止!プラモデル35分”と云う
1/35AFVを専門に作っておられるモデラーの方のブログでした
この記事によるとワタシが”World War Photos ”で見つけた
福TIGERの砲塔番号”S33”は1943年7月のチタデル戦の頃のもの


冒頭の”S22”は1943年11月撮影のものだそうです
探していると”S33”はそれでも少しずつですが写真が見つかります
こちらは1943年4月、Pinterestから

こちらは1943年7月、ARMORAMAの記事から

操縦席視察窓上のペリスコープ孔、ボッシュライトや車体のSマインの有無
1943年7月には有った砲塔右側の発煙弾発射機(ワタシは左側に付けていた)(;'∀')
第1転輪の外側はちゃんと付いて居る等々、修正箇所満載ですワ
(あと車体前部の予備履帯ラックが棒状になっている事もある)

こちらのブログ、とにかく情報量が半端ないです!
流石に記事を全部は拝見していないのですが、”福のタイガー”凄い!!
もう高い本を買わなくてもイイ(笑)
そこで今回、掲載されていた写真と内容を読者の皆様に知って頂きたく
管理人のプラモ35分様にお許しを頂いた上、若干編集して転載させて頂きました
プラモ35分様、本当にありがとうございました<(^^)>

で、ワタシの制作記事なのですが
衝撃の事実と云いますか、判明した修正箇所(捥いだり付けたり)が多いので
どの状態でどこを修正に入り、または諦めた(投げた)かを
次回の記事で書かせて頂く事にさせて頂きます
その代わりと云ってはナニですが、今回はフィギュアの方の進捗状態を(笑)

ポーズが一応確定し腕と頭をつけたところです

ヘッドは大昔のレジェンドから、腕はプラ棒です
腕と肩の間には、洋白線を通して補強&角度調整が出来るようにしています
まだ顔がコエ~です(^^;

真横からです


お顔を整形した後

イラスト通り口を閉じた状態にしました、顎も削っています
ちょっと下唇が薄い様に感じるのですが...

タミヤエポパテ(高密度)でシッフフェンとパンツァ―ジャケットを大まかに盛ったところです

シッフフェンもSS型になっていないし、これから整形していきます

なぜ高密度を使ったかと云えば、少ししか残っていなかったので使い切るため、でした
でも、やっぱり速硬化タイプを使っておけばよかったと後悔
完全硬化までが長いので、当分フィギュアはウェイティングですね(^^;

【続く】

1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(4)

2024年04月26日 | 1/35 AFVその他車両
中四国AFVの会?に参加してみて、少しは性根が入ったのか!?
と云われれば、その時の感動も決意?も既に忘却の彼方に去りつつある今日この頃です(笑)

いい歳になって、少々の感動でそんなに考えが変わる訳もないしと、開き直ったりして(^^;
何かテクニックでも聞き習ってきたなら別だったかもしれませんが
たまたま出会った知り合いがたった一人という、完全アウェー状態の広い会場内では
気になった作品について聞こうにも、誰がどの作品の作者なのか見ても分かるはずもなく
そもそも作者の方は他の作品を見にどっかへ行ってその場にいないし...
結局、『みんな、スゴ~イ』という感想だけでお終いにならざるを得ませんでした(-_-;)

考えてみれば
身近に?素晴らしいテクニックをお持ちの、心強く優しいブログ友の方々がいらっしゃいます
深く考えず『まぁ目の保養になった』くらいの気持ちでいた方がいいですかね(^^;

TIGERⅠに戻ります
車体後部の工作&塗装です

排気管の塗装は、ネットで見かけたどなたかの作品の表現をそのまま真似ています、パクリです(笑)
って、どうも1943年末から1944年初め頃の冬季の写真が元になっているみたいで
その元ネタ写真では、エアクリーナーや排気管カバーまではずした状態で走行しているのです
エアクリーナーはもう組んでいたので、勿体ないと付けてしまいました
でも...実車の方は無しでも大丈夫なのでしょうか!?
そう云えば、後期型は付けていなかったような...ひょっとして最初から無くても良かった?
排気管のカバーは...もう何も考えずに付けました(笑)

標識灯はこれもネットで見つけた記事を元に塗装しましたが
その記事は何と、AFVの会にゲストで出ていた尾藤満さんのHP(だと思う💦)に載っていたのです!
後部標識灯についての記事が載っていたのはこちらです
因みに会でのトークイベントで、尾藤満さんの名前はペンネームで
読みにすると『ビトウ・マン』
そう、あのビットマン!から取ったという、衝撃の発言が出ていましたよ(;'∀')

前回載せた”Wenn Alle Bruder Schwigen”写真を何となく眺めていたら、
ケーブルだけでなく左サイドフェンダーも(前側だけですけど)見えないことに気付きました
履帯を修理中か何かで、たまたま外している可能性は有りますが
『しめしめ』とフェンダーを外すことに(笑)
他の実車写真を見ていると、外すときは全部外している様にも見えるのですが
そうなると取付ボルトの穴を、片側で1枚に付き4か所×4枚も再現しなくてはならなくなります
こりゃ堪らんと云う訳で、写真で確認できる前1枚だけという事にしました(^^;



側面のケーブルを外した状態にします
キットのケーブルを車体に当て、止め具の位置をマーキングしてから
一つずつ止め具をカットしてマーキング箇所に接着しました

覚悟を決めて?第一転輪の外側は外すことにしましたが...何となくしっくりきません(;'∀')

止め具を取った後の残骸です(笑)


【続く】

1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(3)足回り完了です

2024年04月23日 | 1/35 AFVその他車両
大忙しで、ちょっと間が開いてしまいました
何が大忙しだったのかというと
週末、例のマイナースポーツの審判仕事が入っていたのと
近隣の松江市で行われた”第22回、中四国AFVの会”に参加したためです
参加するための愚作選びと慣れない荷造りで、ガッツリ時間を取ってしまい
作るどころか、Blog記事もコメも書けない始末💦
ブログ友の皆さんにはその間欠礼してしまい、大変申し訳ない事をしました<(-_-;)>

ここでちょっと参加した”第22回、中四国AFVの会”について
特定のサークルではなく、中四国にある複数のサークルがゆる~く集まっておられる団体のようです
”ゆる~く”なので、ワタシのような一匹(ヘタレ)狼的モデラーも
参加費(1000円)を払えば、作品持ち込みオッケーです
AFVモデラーです!と言い切る程ではないですが、一般道でもクルマで1時間弱
これに出ずして、と朝一(文字通り受付Noが”1”でした)で参加した訳なのです(^^;

”AFV”と会に謳っているだけあって、出品されているのは、ほぼほぼAFV
いずれも見ごたえのある素晴らしい作品ばかりです
雑誌に掲載されていたジオラマ作品も複数展示されており、その生の迫力に圧倒されました

しかもゲストは
土居雅博氏、金子辰也氏、金田卓司氏、鈴木邦宏氏、尾藤満氏とそうそうたる顔ぶれ
午後からのトークイベントで、これらレジェンドがずらりひな壇に並ばれている様は
どこか遠い世界の話ではないかと、なかば夢心地で聴いていました

で、ワタシのしょうもないTIGERⅠの続きなのですが(^^;
ホイール類の塗装&汚しがとり完しました

さっそく組み込みます

いや、本当に数多い、多すぎです(;'∀')

我慢出来ず、車体上部と砲塔を乗っけてみました


スプロケット後の第1転輪外側は、付けるか外した状態にするか迷っています

いよいよ履帯です
実はお恥ずかしいことながら、今時のポリ製?履帯は接着・塗装が出来るという事を知りませんでした
なのでミッチャクロンで吹いて塗装してから、組説を見て知ると云う体たらく(恥)


組み込みます
リターンローラーが無いので、下への弛みがポイントとなります
要らなくなった箱ののりしろ部分を切り取って折り、隙間に突っ込んで押さえます

接着は時間節約のため、サラリ瞬着で行いました

接着後です



で、またまた我慢出来ず車体上部と砲塔を

いつまでやっているんでしょうねぇ、はやく接着してしまいなさい(笑)

”第22回、中四国AFVの会”参加賞?です



【続く】


1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(2)

2024年04月18日 | 1/35 AFVその他車両
暖かくなってきましたねぇ~(^^)
寒がりのワタシにとっては、当に『春が来た~ッ!』です(笑)

馬蹄型砲塔を左右合体させました

砲塔内下側は手抜きして白を吹いていません(^^;

まず、例の複雑な足回りを組立るためには車体下部を事前に塗装しておかねばならない
そのためには塗装例のどれにするのか決めておく必要が有る、と云う訳でこれにしました

ハイ、皆さんご存じの”Das Reich”師団所属、S(エス)33号車”倒福”です

ダスライヒ師団のS33号車と云えば、もうコレですよね(笑)

一応ですが、オッホン(咳払い)”ビルマの~”の方は平成5年(1993年)8月25日発行の初版です
それをコミック化されたのがこちら

こちらは2002年(平成14年)3月の第6版でした(ちょっと残念💦)

コミック版の方のページ92、93の下半分に見開きで
ゾーレッツ軍曹が御礼の品を受け取っているシーンが描かれています
このシーン、どっかで見た事が有るけどなぁ~と記憶を辿っていると...思い出しました!
最近開けてなかったけど(^^;この本です

この通り

この写真をよく見るとお分かりだと思いますが、左側面にケーブルが有りません

実は車体を決めて、さぁどっかにいい写真転がっていないかな~と
ネットを探していてこんなのに当っていました

履帯交換中のS33号車”倒福”です、”World War Photo”に載っていました
こちらも左側面にケーブルがありません
実は最初に見つけたのがこちらの方でした
ケーブルは履帯交換に使っているのかなと思ったのですが、そうではなかったようで
いいもの見ぃつけた(^0^)と、ワタシのS33号車は左側面のケーブル無しで行きます

で、塗装です
エアブラシを使用してダークイエローを塗ろうとしたのですが
エアブラシの調子がおかしいのか、塗料の調合が変なのか、極薄で吹かないとすぐノズルが詰まってしまうのです

埒が明かないとちょっと濃くするとすぐ詰まって吹かなくなるので
その度に再稀釈、もう何回吹いたことか...
業を煮やし(ブチ切れ)て、エアブラシは諦め(馘首!)筆塗りに変更しました
そんな訳で砲塔はエアブラシ極薄塗装の上から筆塗りです

どうも黄色加減が足りないようです(^^;

塗装の薄さが誤魔化せるのではと、シャーシにMr.ウェザリングペースト(マッドイエロー)で汚れを入れたのですが

これが明るい真っ黄色になってしまいました、どう見ても泥に見えません(;'∀')

そこで最近何かと混ぜ物に使っているNo331:ダークシーグレーを思いっきり混ぜます

難関?の複列転輪もゴム部分をNo33:つや消し黒で塗った後。この自家製泥色を更に筆で上塗りしました

この泥色がワタシの好みに合っていそうなので、これで行く事にします

前回、『フィギュア記事入れまっせ~』的な事を書いていたのですが
残念ながらと云いますか、実力&努力不足で進捗コレだけでした(~_~;)

左:スリム化したところ、胴体も腰を切り詰めて短くしています
右:それの股関節、膝関節の角度を変えたところです

次回は...大丈夫か

【続く】

1/35 タミヤ TIGER Ⅰ 製作記(1)

2024年04月15日 | 1/35 AFVその他車両
何十年ぶりでしょうか
タミヤのしかもWW2ドイツ戦車を作るのは!?

これもオクで落札したものです
しかも純正?の真鍮製Kwk 36L/56用砲弾付きなのですよ

チッピングやらフィルタリングやら何やら、技術革新に付いて行けず落ちこぼれた後も
当ブログでAMX10RCやらM103A1SpPz2やらのAFV製作記を上げた事は有ります
そう云えばタミヤのM48A1も有りましたね(^^;

で、そのワタシが今頃になって、しかもTIGERⅠという超難関アイテムに手を出すことになったのか!?
このイラストが原因なので~す

数年前の事です、何を探していてぶち当たったのか記憶にないのですが
検索途中にこのイラストが画面に出て、途端ビビビビビ~ッっと脳内に電気が走ったのです(;'∀')
このキューポラもろTIGERⅠの初期型ですよね、しかも制服はWaffenSSときた!

ですが、その時は今は記憶に残っていない探し物で頭の中が一杯でしたし
何よりWW2ドイツ戦車はもう作る事はないだろう(付いて行けてない)と諦めていたので
無い後ろ髪をひかれる思いで、画像元を探しもせず
とは言え、取り敢えず画像だけはしっかりコピーしたのですけど(笑)

昨年の事ですがChoro-Poo様がワタシへのリコメで
コマンダーキューポラに拙作の酔いどれレディーの載せたい、と仰られまして
あ~因みにこれがそのTIGER BABYですけど(^^;
そうこうしている間に、このタミヤTIGERがうまい具合に出品されたものですから
もう消えたと思っていた火が一気に炎上、ファイヤ~!となってしまったのです(^^;

そこで今更ながら、画像に微かに見えるURLを探して見たのですが
どう綴りを替えてみてもたどり着けません
諦めて、この画像だけを頼りに自作する事にしましたって...どうやって作りましょ(;'∀')

さてこのキット、もう皆さん既にご存じですよね
この記事を読んで下さっている読者の方は、大抵作られているのではないかと
恐らく初めてなのはワタシぐらい
そんな訳で、キット自体の製作記もなるべく簡単、経過報告ぐらいにしておきますので(^^;
あ~フィギュアは一応これをベースに改造するつもりでいます

いつもお世話になっております的プライザーの、骨とう品1/32裸体です
ご覧の通り、そのスケール以上にボリューミーなバディ
これをどう1/35に変換且つポージングさせるか、そう云えばお顔もどうするのか💦
キットのは別パーツだったし何せデカ顔だったので、とっくにMIAになってて...

タミヤの方に話を戻します
TIGERと云ったら複列転輪の元祖にして本家本元?

これでもまだ全部では有りません
一番外側に来るものがまだ片側4枚×2程あります
訳が分からなくなるのでそちらはまだランナーから切り離していません
今時のといっても、このキットは20世紀も終わりごろの製品ですが
その頃にはもう、複列転輪はホイールを貼り合わせて、それを複列にするようになっているのですね
TIGERを作るのは昭和のMM初代キット以来なもので、感慨ひとしおです

車体は取り敢えず箱組にしました

天板ははめ込んだだけですがピッタリ、これが出来るのがタミヤですよね~

砲塔と砲身です


キューポラ、ハッチ類、エアクリーナー等

適当にNo33:つや消し白を吹いて、クッション類はNo33:つや消し黒を筆塗りしました
次回はいよいよフィギュア改造編も入れる予定です(^^;

【続く】