見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 KPモデル Hawker Tempest Mk.Ⅴ”At war” (7)

2022年05月30日 | 1/72 イギリス空軍機
土日のインターハイ予選、好天にも恵まれ無事終えることが出来ました
ですが帰宅後の疲労感がハンパないです、歳ですかねぇ(^^;

ところで製作の方ですが、折れてしまいました
いや、骨折したと言う訳ではありません
ココロでもないのですが、結果的にはココロの方も折れたのに近いのかも(-_-;)
折れたのはココです


花のお江戸から戻ってきてから、どうも周りが悪くなっていて
あれこれ考えて弄ったりしていたのですが
ある時、何気に指でプロペラを弾いたら「パン」と(泣)
しかも脱落防止工作だけはしっかりしていたので、根本はちゃんと残って顔だけ出しているのですゥ~(T T)


どうしようか(-_-;)
考えましたが、いい知恵が浮かびません
とりあえずこの問題は置いて、他の作業の進捗を図ることにしました
※(決して放棄とか、見なかった事にしたと言う訳でありません)

マスキングを進めながら、胴体のスカイ帯をエアブラシします


コックピットのガンサイト、GGSMkⅡ風にリフレクターを
塩ビ板をカットして取付け、風防を接着しました

風防は胴体の曲面と(ほぼ)フィットしていません
隙間が結構空いて、ここの調整/埋め立てにかなり時間を取られました

【久しぶりにどうでもいい記事コーナー】
GGSMkⅡ風に、と書いていたのですがフッと気になって確認してみたところ
英語版WikiのHawker Tempestの記事
「タイプI Mk.IIIリフレクター照準器、またはMk.IILのいずれかを使用し続け、ジャイロ照準器の導入は第二次世界大戦直後・・・」
という記事がありました。
その出元は、というと参考文献ではチェコで出版された本らしいです
ここでもう追跡不能となりました(笑)
タイプI Mk.IIIについては、ネットで画像を検索してみてください
”gunsight Type 1 Mk 3”でググれば一発で出てきます

GGSMkⅡ系はリフレクターが横長になっているのが、外見上一番の特徴
こんな感じです

画像はこちらから
ここのスピットファイア記事はとっても参考になりますよ(^^)
因みにWiki記事ではMkⅡCと書いていますが、他の記事も探してみますと”D”が正しいようです

日本語本では世傑とオスプレイ本を見てみましたが、
世傑No63『ホーカー・タイフーンテンペスト』ではP73の写真ぐらいでしょうか、それもかすかに判るくらい
オスプレイ本『ホーカー・タイフーンとテンペストのエース』のP73上とP78下の写真に形が判るものが載っていましたが
いずれもこれについて書かれた記事は有りませんでした

このGGSMkⅡのコピーであるUSAAFのK-14については
世傑No79『P-51ムスタング,D型以降』のP102に、構造や機能が詳しく書かれています

で長々と書いてきましたが、要は「ガンサイトのタイプは間違い」という事です(^^;
またやってしまいました、調べてから作る!これ基本(笑)

ちょっと寄り道し過ぎましたね、ここでプロペラ問題に復帰です
いろいろ小細工はやってみたのですが、全くダメ!
中に残った軸の後半は諦めることにしました

結局、取り出すことは出来ないので、穴に頑丈系鶴首ピンセットを突っ込んで
ズレ防止のため入れていたプラパイプごと、ギッと力を入れ強制剥離
胴体内でコロコロ音を立てながら永久保存です(笑)

脱落止めは放棄し、(プロペラが)回ればいいや路線に方針転換
まずプラパイプを突っ込んで接着

機外に出ているのがやたら長いのは、ここで機軸に平行になるように測るためです

ガッチリ接着後、突き出ていた部分をカットします


スピナー基部の軸になるプラ棒も再度付け直して延長しました


そしていよいよ合体、というか挿入


エアブラシの風を送ります

快調に回ってくれてます(涙)

【続く】



1/72 VALOM Vickers Wellesley Mk.Ⅰ(7)

2022年05月26日 | 1/72 イギリス空軍機
本当に厄介なエンジン回りですが、何とかやっつけました
では作業を、順を追って説明させて頂きます

まず、これがエンジンです
排気管がエンジンカウリングの前端周囲をグルッと回る、例のペガサス系
以前作ったスクアと同じ系統です

今回は幸いなことに、各シリンダーから出ている排気管はパーツ化されていませんでした
エッ再現はしないのかって?何をお戯れを(^^;

それにくっ付けるPEパーツです、赤で囲ったもの

カムロッド(だと思う)とエンジンカウリングの保持ステーです
ロッドは棒状でないとおかしいと思うのですが、まぁ仰せの通りに...

PEパーツを全部つけたところです


それを指示通り散髪して短くしたところ

最初から短くしておいてくれよ、と言いたいですね

カウリングの後方を先に付けます

前後から挟む形でないと収まらなくなります

前方カウリングを被せて完成しました

下の方に突き出ているのは、集合排気管の取付箇所です

これで塗装への道が出来たと、ペタペタ筆塗り開始です

と、ついイージーに流れかけたのですが
そういえばキャノピー、全然構っていなかった
と言う訳で、機体塗装はここで一旦中断と相成りました(^^;

コックピット前部につくPE製の十字照準器を付けました


眺め眇めている内に、恐ろしいことに気が付きます(-_-;)
赤矢印のところを見てください、(左)ずれて(右)歪んでいます

これは均すにしても削るべきか盛るべきか...

しかも風防は分厚くて、どうやっても十字照星が収まらないのです
これは風防が別パーツ

こっちはキャノピーが一体の方です

絶好の位置?に照準器が鎮座しているのです

また手が止まってしまいました(-_-;)

【続く】


1/72 KPモデル Hawker Tempest Mk.Ⅴ”At war” (6)

2022年05月23日 | 1/72 イギリス空軍機
イチゴは相変わらず豊作です、ウハウハです(笑)

これは今日の収穫です
晴天続きと気温の上昇の為か、赤み甘みそして収穫量も増してきました(^^)

そのイチゴの調子良さ?とは裏腹に、こちらは...(汗)
士の字にはなりましたが、あっちこっち埋めたり均したりの作業が続きます




で、プロペラを先に付けていたこともあり、ここを保護するため主脚を取り付けることにしたのですが

なんか、すっごく長い様に思えるんですけど(汗)
って云うか、ハッキリ言ってコレ長過ぎでしょ!

そこで、(比較に)これの出番
(ワタシの模型)先史時代に作ったSMERのテンペストMkⅤです

パネルラインは凸彫刻だったのなのですが
シロートのワタシでも作り易く、パーツの合いも良かった事だけは覚えています
※注(管理人はどさくさに紛れて過去の黒歴史作品を載せることがあります)

スタイルもいい線云っているんじゃないか、と今でも思っていますし
世界の傑作機やオスプレイ本を見比べつつ、こいつと比較してみました

カバーの形状は同じですが、どう見ても軸の付け根が長いですよね(^^;

もう、どうしようもありません
そんな訳で(左)カット!です

(右)取付箇所もドリルで穴を広げました
ステーもこのままでは合わず、一部カットしています

で取付です、そして固着待ちに一晩かけました


こんな感じ


迷ったのですが結局、主翼の識別色や胴体のインベイジョンストライプ
戦闘機部隊表示のスカイの腹帯?は迷彩塗装の前に済ましておくことにしました
といっても、下面のミディアムシーグレーは先に筆塗りしちゃっているんですけど(^^;

まず下地にNo62:つや消しホワイトをエアブラシで


次に主翼前縁をNo58:黄燈色でこれもエアブラシ


インベイジョンストライプは白部分をマスキングしてNo33:つや消しブラックをエアブラシ


こんな感じです

主翼下面は塗装済みだったので、ここは最初からマスキングしてエアブラシしました

これから塗装した個所をマスキングして機体上面の迷彩を塗装したいと思います
識別色やインベイジョンストライプを先に塗ってしまったため、筆ではなくエアブラシ塗装にします。
ここはいつもどっちを先にしようか迷うところなんですよね(^^;

【続く】




1/72 VALOM Vickers Wellesley Mk.Ⅰ(6)

2022年05月19日 | 1/72 イギリス空軍機
借りている”猫の額畑”なのですが、今イチゴがけっこう採れてます(^^)

これは17日に採れたものなのですが、ここのところほぼ毎日これくらいの量が採れます

中にはまとなカッコーなものも有りますが、大概見かけも悪いし小さいし
味は昭和の頃のイチゴそのままで、あまり甘くありませんけど(^^;

植えたきっかけは何か忘れましたが(汗)実は昨年植えたものでして
その年は、本当に全部で4~5粒ぐらいしか採れず
やっぱり難しいや、と諦めてほったらかしにしていたのです

それが勝手に繁殖して、今この状態
当地ではこれを「おのれ生え」と言っているんですが


肥料も水やっていなかったし、本当に不思議ですが
まぁ感謝こそすれ文句言う筋合いのものではありませんし
そんな訳で、毎日ありがたく野趣溢れるイチゴを頂いております
一応、無農薬なので安全なのですが、その替り無銭飲食の虫との闘いが続いています(笑)

で、本編のウェルズリィですけど
あれこれ弄っておりましたが、パイロットはこれでお仕舞い!



水平尾翼を付けます

ホゾも何もないイモ付け状態なので、洋白線を通して補強しています

左右とも固定できました


で、遂に左右合体しました


こうなると次は当然主翼ですが、これもまた水平尾翼と同じ
しかも中翼で機内が再現されているため、ここに補強用の真鍮線やプラ材を通すことが出来ません

辛うじて、パイロットシートの下に真鍮線を通した位です

何といっても主翼デカ過ぎです

かなり接着時の保持に苦労しましたが、何とか固定出来ました
しかし、これって完全に宮崎アニメだよなぁ~、と(笑)

上反角も付けました、付けたと云う位なので元のままではほぼ無かったのです


そのため下側はこの通りです(^^;


プラストラクトのプラ棒、パテ、接着剤、総動員で埋めていきます


下側だけじゃありません、上面も隙間が出来ています
おまけに作業中、ふと気づいたら例の逆台形窓が浮いているじゃありませんか!?

急遽埋め立て作業は中止して修復に入り事なきを得ましたが、危ないところでした(-_-;)

胴体一周するこのリング状の物も、すれ違い(笑)

なかなか楽しませてくれますねぇ(強がり)

【続く】





1/72 KPモデル Hawker Tempest Mk.Ⅴ”At war” (5)

2022年05月17日 | 1/72 イギリス空軍機
6日ぶりの我が家、ヤレヤレです(^^)
と、グダァ~と緊張解除になれないのがご時世でして...(^^;

県外、特に首都圏(首都圏の方ごめんなさい<(^^;)>)に宿泊(しかも5泊)したら、これは必須?

調剤薬局からマンツーマン?での薬剤師さんの説明を受けて買って帰りました

中身です、画面左端がテストデバイスでアルミパウチに入っています

右端の綿棒を鼻の穴に突っ込んでグリグリと回転させ、鼻腔の液を採取するのですが
当たりがよかったのか?ハナクソが取れてしまいました(笑)

うっかりほっておくと誤判定になって検査が無効になってしまうので、注意点しなければいけません


緊張の「結果」です

”C"(コントロールライン)のみ表示されたら、正常終了で”陰性”判定
”C"、”T"(テストライン)両方表示されたら、陽性判定で医療機関へレッツ・ゴー(汗)
”T"表示で”C"が無表示なら、検査無効で薬局に買いに戻る、です

...と言う訳で、一応”陰性判定”でした(^^;
本当に大丈夫かいな、という気も(大いに)しますが
調剤薬局でしか買えないキットですし、まぁ信じるしかありません

で、なんとか製作に復帰することが出来ました
機体を貼り合わせているので、もう箱には入れずここに仕舞っていました

トーネード(とリジーさん)もワイバーンもお久しぶりでしたが
感慨に浸る間もなく、製作へゴー!です

まず胴体下部の標識灯、主翼と胴体を合体させる前にチョイと小細工します

ミラーフィニッシュを貼ったプラバンの小片を、裏側からくっ付けて反射させるようにしました

そして合体しました、三段重ね画像です
上は世傑No63タイフーン/テンペストのP39から、機体はⅥですがここは変わりないでしょう
中はキット、下が組説の中の正面図です
この正面図が入っているのはありがたいですね(^^)

組み立てたキットの右翼、向かって左側が気持ち下がっている感じ(汗)
今まで気付かなかったのですが、実機は口がきれいに楕円形しています、角張っていません
キットは若干角ばっている気配があるような...左右のアンバラも(^^;

右翼の角度を微調整し、水平尾翼を取り付けました
そして、やっと士の字です


機体下面、顎の後は別パーツだったのですが、すり合わせ不足でちょっと引っ込んでしまいました
目立つフィレットの隙間と段差も含め、これから修正です。

【続く】