見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 干支ネタ バニーガール (1)

2022年12月30日 | フィギュア_キャラクター
12年に一度しかないバニー年?
これを逃しては自称フィギュアモデラーの名が廃ります?
と云うか、12年後生きているかどうか分からないし(笑)

当初は、M48A3にバニーのデカールを付けて投稿しようかとも思ったのですが
やっぱ、これしかないよねぇと言う訳で、製作に取り掛かる事に

思い立ったのは早かったのですが、合う様な出来のキットがなく審査は困難を極めました
最近の1/35女性フィギュアは、改造不可能な超リアルキットしか市場になく
手持ちと云えばポーズなどに難ありなどで、選考にどんどん時間だけが過ぎていきます
それでも、ようやくジャンク箱からピックアップした
昔購入した韓国のレジェンド製フィギュア、その名も「ホットボディ」(笑)に決定する事が出来ました

しかし、埋もれている間に別パーツだった右腕と右脚が行方不明に(汗)
探しても見つかりません(泣)
そこで、その再生から作業は始まりました

左がキットのパッケージ画像、右がなくなった腕と脚を再生したものです
右脚は洋白線を芯にエポパテで再生
右腕はMB製と思われるジャンクを、左腕とバランスが取れるようにスリム化しました
右肩の部分はエポパテで整形しています

頭は一旦坊主にしエポパテで髪を作り直しました

まだ、顔怖ぇ~です(汗)

その後、メィクアップしてようやく人間らしい顔に(^^;

襟はプリンター用紙をカットして付けました
同じ白色で良く見えないですが、蝶ネクタイはプラ板の切れ端で作っています

ウサギの耳はまず芯になる洋白線を頭の位置を決めて植えます
後の作業を考えて、ここでは差し込んだだけです

マグマ大使では有りませんよ(笑)

次に襟と同じプリンター用紙で外形を作って洋白線に貼り付けます

それをイージーサンディングで肉付けしていきます

ストッキング塗装の関係で、右手は別に塗装しています

ここはプラ製なのでこうやって持ち手にくっ付けて作業しました
袖はプリンター用紙で、カフスボタンは洋白線を短くカットしたものです

下左、いよいよ見せ場のストッキング塗装に入ります
顔にエアブラシが吹込ま無いように厳重にマスキングしていますが
それより気を使ったのが左手のマスキングです
これを取って塗装すれば簡単なのですが、そうなると再生にエライ手間が掛かります
マスキングもヘタすると、一発勝負のストッキング塗装をやり直さなくてはいけないかも...(汗)
ゾルとテープで覆いましたが、目立たないけど一番気を使ったところではないでしょうか

上右、何とか成功しました\(^0^)/

前後、一応記念写真です


そして右手を合体、お耳を含む上半身の仕上げ工作&塗装に入る前に
大事なストッキングを台所用ラップで巻いて保護します

ここが破れたら(塗装が傷ついたら)正月投稿はパーですから(^^;

【続く】

1/35 タミヤ M48A3 リストア (7)全編どうでもいい話(^^;)

2022年12月27日 | 1/35 AFVその他車両
お久しぶりのM48A3です
とうとう専用デカールを購入してしまいました、パンツァレーアさんからです
クリスマスじゃあ~ッ!と(誰もくれないので(T T))自分へのプレゼントです(笑)
A4を半分に折った大きさのカラー図とデカールが入っています


中身を広げました、表裏に印刷されています



そして肝心のデカール


これをキット(タミヤ)のデカールと比べて見ると、気付いたことが有り比較してみました
【タミヤ】

【スターデカール】

赤矢印は車両重量表示、青矢印は黄色のシールドのマーキングです
重量表示は重さが違っていますし、黄色のシールドは中の表示が完全に違っていますね
タミヤでは縦棒三本だったのが、スターでは1とTKの文字になっています

スターのデカールは、ベトナムでの海兵第1戦車大隊のものになっています
そういう意味では1とTKは理屈?に合っています
こうなれば証拠写真を探すしか有りませんね(^^;
と言う訳で、これが解答

写真の説明によると、HUEでの海兵隊第1戦車大隊所属の車両のようです
重量表示、黄色のシールドの中の文字、いずれもスターデカールが合っていました
画像はこちらからです

この車両は他にも写真が残っていてこんなものも有りました

これはこちらからです
この車両は地上接地用のトライポッドをそのままキューポラの上に置いているんですよね
気が付かなかったなぁ~

【新】で、このA51号車を密かに作ろうとしていたのですが...
タミヤ製に替え、東京土産の精密M2HMGを既に専用マウントごと付けてしまったのです(-_-;)

因みに他のデカールも元ネタは何かと探して見ました

これはタミヤのバニーさんですね
しかし投光器は初期の円筒形の白色燈でしょうか、しかもドーザー付きです
こちらから
砲塔横に描かれた中隊・号車番号が対RPG用の履帯に隠れて見えないのが残念です(^^;

スターデカールのスペードマークです

これはピッタリですね、こちらの2枚目からです

いわゆる『テト攻勢』でHUEの戦いに参加したM48部隊は
第1と第3のそれぞれ各海兵戦車大隊の車両のみのようです
HUEの古城をめぐる激戦に投入されたのは、第1のA(アルファ)中隊の5両だったと記載があったのは
こちら

HUEでの激戦の内容がもっと詳しく書かれているのはこちらです

故沢田教一カメラマンが撮ったこの有名な写真は、どの車両か探し出すことが出来ませんでした

講談社 沢田教一ベトナム写真集「泥まみれの死」より


【続く】

1/72 SWORD Fiat G.55 Centauro 2in1 (9)駐機姿勢に取り掛かる

2022年12月25日 | 1/72 イタリア空軍機
引き続きチェンタウロ、残る駐機姿勢の番です
考えていた塗装の部隊マークが、飛行姿勢と同じことに気付きました
【飛行姿勢】済

【駐機姿勢】案


そこで、被っちゃや~よ、と別のマーキングを選択する事になったのですが
これはモットリンクが小さ過ぎ多すぎです(汗)


そこでコレにしようと思ったのですが


この塗装パターンにするには垂直尾翼を切り取って変えなければいけないのです

図とパーツの形状が違っています、当然この通りカットするとエライ事に(^^;

とまぁ面倒では有るのですが、1機仕上げた余裕か垂直尾翼取り換え案を採用

東京土産のMR.HOBBY製モデリングソーでカットしました
切れ味良かったです、さすが0.1㎜幅買って良かったぁ~(^^)

整形途中の写真です


元は貼り合わせでしたが替えパーツは1枚物です
こんなに厚みが違っていて、ここ均すのは気も手間もけっこう必要でした


何とか整形した、と思って写真に撮ったらまだ跡が...

もうちょっと均さないといけないですね(-_-;)
でもさすが1枚物シャープです、これが本当の厚さかも

ところでそんな作業の最中にとんでもない事が判ってしまったのです!
この写真をご覧下さい

左の駐機姿勢の方の機体横にある、過給機用空気取り入れ口の位置が後ろになってしまっている!!

いったいなんでこんな間違いをしてしまったのか!?
ガックリですが、とにかく修正しなければいけないのでとにかくカットです

何とか切り取ることが出来ました(^^;

Mr.溶きパテを塗っては均し、今のところこんな感じです

あとはモットリンクで誤魔化すか(笑)

1/72 SWORD Fiat G.55 Centauro 2in1 (8)飛行姿勢とり完

2022年12月22日 | 1/72 イタリア空軍機
毎度の如く、色々有りましたが「とり完」です
ただ、2in1の片割れの駐機姿勢はまだ改造途中ですけど(^^;

これで如何でしょうか


プロペラを端折った訳じゃありませんよ
静止したら、ちゃんとこうなってますから(笑)


以下、完成画像をご覧下さいませ<(_ _)>



表裏です



左右からです



その他、多方向から


もうちょっと退色表現を強めにして、全体の明度を上げればよかったと反省です

アップです

窓枠のゴマカシ具合が良く分かるかと(^^;
アンテナ支柱は幅をかなり削って細くしました、高さもちょっと低めにしていますが
もうちょっと細くすれば良かったかなぁ

ピトー管はキットのものが使い物にならなかったので
内径0.43㎜の真鍮パイプと0.3㎜径の洋白線を組み合わせて代用しています

アンテナ線はいつものブラックリギングの0.055㎜を使用しました
垂直尾翼上のアンテナ取付箇所が再現されていなかったので、プラ板を小さくカットして付け
その上にTVの同軸線をほぐして作ったヒートンにアンテナ線を結んで固定しています

カウリング上の銃口はちょっと出過ぎかと思いましたが、目立たなくなりました

ガンサイトのリフレクターはちょっと大きすぎましたね(^^;

駐機姿勢に【続く】

1/72 SWORD Fiat G.55 Centauro 2in1 (7)

2022年12月20日 | 1/72 イタリア空軍機
今までタミヤM48と交互に記事を書いてきましたが
飛行状態のFiat G55の方が佳境に入ってきまして、これからこのチェンタウロの連チャンになります

エアブラシ塗装の際に気になるのがコックピット後方にある隙間です
ハイバックで後方視界を得るためのものだそうですが、これってねぇ~な感じ(-_-;)

モロ隙間が空いているのですよ(汗)
確かに後方は見えやすくなるかもしれませんが
いやこれ、せめてP-40のように出来なかったのでしょうか...
この隙間の為、エアブラシ作業は慎重に慎重を重ねなくてはいけません
もし、吹き込んだりしたら...ああ~怖ぇ~(-_-;)

と不安に駆られながら迷彩塗装続行です
最後の色、No302:ダークグリーンの替りに(持っていないので)No120:RLM60オリーブグリーンを吹きました


マスキングを取ってみました

やっぱり茶色が濃い過ぎますね

ところで、とんだヘマをしでかしています

皆さんお分かりですよね(-_-;)

修正のついで、と云ってはナニですが、茶の色目が気に入らなかったことも有り
ここも併せて塗り直すことにしました
で、またマスキングです(ア~面倒くさいィ~)

また吹きこぼれが無いように厳重にしました

今度の色は塗装図指定のNo43:ウッドブラウンに、No131:赤褐色とNo120:オリーブグリーンを混ぜたもので吹きました


ドキドキの結果です

まぁ何とかイメージに近いのではないかと(^^;
これでやっとデカール貼りに入れます、ステンシル類が無いのでチョーらくちんでした(笑)

キャノピーの窓枠もちょっと太い、でも削って均す気力はもうありません
細めに描いて誤魔化しています(^^;


スピナーも付ける準備をしなければなりません
まず基部を先に付けて、胴体とのクリアランスを調整しました

けっこうギリのいい隙間ではないかと、試運転でも今のところ支障なく回ってくれてます

これからアンテナ類などの細かく細いパーツの取付に入るのですが...
赤矢印はアンテナ柱、青矢印はピトー管!のパーツです(汗)


ピトー管は論外ですが、アンテナ柱もけっこうアレでして...

まるで帆柱です(^^;
ここもあそこも、あれこれ修正しながら”とり完”を目指します

【どうでもいい話】
DB605エンジンのライセンスコピーを積んだイタリア機の特徴(DB601を積んだMc202もですが)
それは外形がみんなよく似ている(そっくりさん)な事(^^;

機首形状が同じエンジンを積んだBf109Gにクリソツなのは仕方ないですが
その機体形状までよく似ているのはビックリというか、これ談合じゃないの!?と思ってしまうほど
これワタシの作っているG55

そしてMc205

最後にRe2005

ラジエターの配置、その上に位置するポッコリ盛り上がったような変形?ハイバックのコックピット
Re2005の垂直尾翼が安定性を考えて大きめになっているのが顕著な違いぐらいでしょうか

そしてご丁寧にキャノピーの後端の(覗き?)隙間です!
G55は既にご存じの通りですが
Mc205はコレ

※Re2005もこの通り


※【追加修正】
画像はRe2005となっていましたが、垂直尾翼の形状とアンテナ線の取付位置から見ると
どうもこの機体はMC205のように見えます
そこで、明らかにRe2005であると分かる画像を貼っておきます<(_ _)>



この3機種、末尾番号がいずれも”5”です、3機種合わせて "Serie 5"(セリエ5)と呼ぶそうですが
こんなによく似ている機体を、3社でそれぞれ設計生産する必要が本当に有ったのか?
後世のシロートには分からない事情があったのかな(^^;

因みに今回参考にさせて頂いた画像は全てhttps://www.asisbiz.com/から転載させて頂きました
画面上中央のGames - IL2をクリックし
スクロールダウンすれば、国籍ごとに各機種を選択して見る事が出来ます。

【続く】