【岩田温】岸田総理は「高市総理」待望論を恐れている【デイリーWiLL】
そうでしたか。
昨年の6月。。。。
岸田総理の息子が秘書官を辞めたのが6月1日。
首相官邸での忘年会と記念撮影が問題になって辞めたのでしたね。
そしてLGBT法が成立したのが6月16日。公布施行が6月23日。
十分な議論もせず、無理やり成立させた感の法律でした。
海外では問題になり、その弊害が分かっていたのに成立させた悪法です。
あまりにも自民党が酷いからお灸をすえよう、とマスコミを中心に盛り上がり、
結果、政権交代で民主党政権が成立した2019年。
あれから3年3か月の悪夢、等と揶揄される民主党政権。
あの時、一度民主党にやらせてみよう、との掛け声でした。そして悪ければ止めればいいと。
ところが簡単には終わらせず3年3か月も民主党政権は続いたのです。
そして野田安倍党首討論で終了!でした。
あっけなかったですねえ。野田さんありがとう!
それだけちょっとした切っ掛けで政権交代する事もあるのです。
岸田さんはそれが分かっていない。
権力にしがみ付きたいのか、これだけ批判が多いのに辞める気配もありません。
任期途中で辞めた総理も多かったのに。。。
しかし岸田さんは違う。鈍感なのか、それとも総理である旨味が余程あるのか。
もしかしたら安倍さんに勝ちたい、そんな事を考えているのか。。。
最近保守層の言論人が高市早苗さん総理待望者が増えています。
岸田総理のおひざ元で開催した講演会が盛況だった様です。
「これは広島で起こった奇跡です」とのスタッフの声が耳に残る。昨日の広島での高市早苗氏とのダブル講演会。岸田首相のお膝元でできた“救国の鳳を支援する会”の呼びかけに広島の方々1400人余が集まり「高市さんを総理に」と。最後は3階席まで開放。安倍政権下で史上初の国政選6連勝を成し遂げた保守・… pic.twitter.com/j0epA8DJMb
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) June 3, 2024
その後の定例記者会見では講演会について質問が。躊躇して答えられない事を予測しての質問だったのか。
残念ながら高市さんはそんなヤワではありません。
高市早苗大臣 →「国民の皆様の命を守るために 自分の命を引き換えにするようなことがあればですね それは迷うことなく自分の身は惜しくないと思っております それぐらいの覚悟を持って仕事をさせていただいている」#安倍晋三 #中川昭一
— @airi_fact_555 (@airi_fact_555) June 5, 2024
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この言葉は3年前の総裁選でも必ず冒頭に述べていた言葉です。
この重要な事を忘れている岸田さん。というか最初からこの考え方が希薄なのかもわかりませんが。
マスコミ報道が世論調査に影響し、世論調査結果が更に世論調査に影響し、そして政党支持も変化する悪循環。
そして「裏金問題」が自民党支持を減らす原因です。
その中身も知らなくても「自民党? 裏金問題があるからねえ。」で自民党票が逃げるのです。
岸田さんには危機感がありません。
もしかしたら根拠なき自信なのかもわかりません。
もっと危機感を持っていたなら、別の方法を探った筈。
これではいけないと、反省し、そして政策にも活かせた筈。
それが鈍感力の成せる業なのか、政治資金規正法改正もグズグズでやっと他党の提案に乗った形。
早期にスパッと決断し、多くの有権者が納得する改正案を提示すればいいのに。。。。
何か全てに後手後手。
そこが支持されない理由。
いつも検討ばかりで決断できず、検討すべきを即断する岸田さん。
そんな岸田さんを「ウナギみたい」と言った阿比留瑠比さん。
掴みどころがないのです。
何を考えているのか、予測不能な事をするらしいですね。
では総選挙をしたら自民党はかなりの票を減らすでしょう。
ではその票はどこへ?
立憲民主党? ちょっと無理?
考えられるのは「立憲共産社民連立政権」が成立するかもとの恐ろしい想像です。
最悪の事態は避けて欲しいですが、どうなるのでしょうね。