高まる中国の脅威。日本版「サラミ戦術」で実効支配の強化を!!
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先月、石垣市尖閣諸島調査船に同乗した国会議員5人のひとり、山田宏議員が尖閣の現状を伝え、今後どうするべきか述べています。
自民党には「尖閣諸島の調査・開発を進める会」があり稲田朋美さんが代表、山田宏さんが幹事長を務めています。
前回の当ブログでは青山繁晴さんの動画でしたが、今回は山田さんが調査の報告です。
動画にもある様に山田さんは12年前、2012年8月に尖閣諸島沖合いに行ったとの事です。
これは戦時中に避難船が米軍機に撃沈され亡くなった方々の慰霊の為だったのですが、当時の山田さんのブログにもある様に何人かは泳いで魚釣島に上陸したのです。
そのうちの1人が今回調査に加わった和田有一郎さん(日本維新の会)だったようです。
2012年と言えば民主党政権でしたが、当時は中国(香港)の活動家が尖閣に上陸したり、中国漁船巡視船衝突事件(2010年9月)もあり、尖閣諸島関連年表 - Wikipedia
これらの事に危機感を覚えた自民党は尖閣諸島に公務員を常駐させるべきだと、公約にも記しました。
ところがその後、自民党はあの公約を守らず、現在は行政区である石垣市の市長や市議ですら上陸を許されていません。
尖閣諸島には領土問題はない、尖閣諸島は日本固有の領土だと言うのに
日本政府は石垣市長ですら上陸を許さず、国有化したのに政府関係者も上陸せずいわば放りっぱなし状態です。
やはり山田さんが指摘する様に日本領土なら、それなりの事をするべきなのです。
また日本版「サラミ戦術」で実効支配するべきだと山田さん。
つまり中国の出方を見ながら少しずつ事を進めるという事でしょうか。
海岸の漂着ごみの処分、島内の自然環境調査や住みついたヤギの移動?などいくらでもする事はあります。
いくら中国を刺激したくないとは言え、今まで放置してきたツケがいっぱい残っています。
今のままでは国際社会に尖閣諸島に領土問題があると思われ、その内に中国領だと思われてしまいます。
つまり中国は既成事実を積み上げ、尖閣の領有権を主張し、国際社会を味方につけるかもわかりません。
もっと日本政府はこの事について危機感を持ち、何としても尖閣を守り抜くとの強い意志を持つべきなのです。
上陸されてから地団駄踏んでも手遅れです。
上陸されてから中国を批判しても国際社会は冷ややかな目で日本を見るかもわかりません。
そうならない為にも一刻も早く事を進めるべきです。
そして世論に訴え、竹島の二の舞にならない様にするべきです。