国際原子力機関=IAEAの調査団が放出後、初めて日本を訪れ、国際的な安全基準に従っているかどうかの調査を始めました。

IAEA リディ・エブラール事務次長「IAEAの検証作業は今後とも続けられるものであり、処理水の海洋放出が終わるまで継続する」

IAEAによる調査は27日までの4日間行われ、初日の24日は外務省や東京電力などと面会し、処理水の放出実績などを確認しました。放出に反対する中国を含む海外の専門家らで構成される調査団は25日、福島第一原発を訪れ、海洋放出に問題がないかや、放射性物質の測定が適切に行われているかなどを確認する予定です。調査団の来日は8月の放出後、初めてです。

一方、エブラール事務次長は、23日、会見を開き、これまで2回実施された処理水の放出について、「全く問題は発生していない」との考えを示しました。

秋のライン「紅葉」

福島原発処理水の放出から1か月経ちました。

世界の多くの原発では日本以上にトリチウムを排出しています。

フランスやイギリスは福島原発の比ではなく、中国韓国も同様です。

ところが韓国は最近は一応放出に理解をしていますが、それでも未だに「処理汚染水」と妙な言葉を使っていますし、

中国に至っては猛批判に加えて日本からの水産物輸入禁止を続けています。

科学的考察が出来ないのか、それともプロパガンダの一環として嘘でもつき通すつもりなのか。。。。。

これ以上、汚染水だ、危険だ、と言っていたら国際社会の笑いものになるのに批判の声を緩めない中国です。

ところが中国もIAEAの一員であり、今回の調査団にも加わっています。

 

さて、本国にどんな報告をするのでしょう。

当然、排出後に測定した数値等を報告する筈です。

それでも何らかの言い掛かりを付けて、中国側は日本を批判するのでしょうか。

更には中国と共闘を結んでいる?ロシアも最近になり輸入全面停止を発表しています。

ロシア、日本の水産物輸入を全面停止…中国の措置に加わる : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

 

正確な数値を見れば日本からの水産物輸入禁止措置が愚かな判断だと分かる筈です。

それでも禁輸を続けるなら、中国との貿易を考え直すべきでしょう。

日本の政策が気に入らなければ、平気で嫌がらせをする中国ですから、

全面禁輸は続けるでしょうが、それでも国際社会に中国の不当なやり方が広まる事になります。

勿論、ロシアもです。

 

この際、日本企業や水産業者は中国を相手にするのは危険だと知るべきで、

中国からの撤退を決断してもらいたいです。

更には日本政府はじめ政治家たちも中国との関係を考え直してもらいたいです。

 

それでも今後、中国との関係を改善したいと思っているなら、

その前に不当拘束されている日本人の解放と、尖閣諸島周辺での不穏な動きを止めさせてからです。