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「国の責任」?(R4.2.15)
令和2年4月15日火曜日のショートメッセージ(Vol.682)。よく裁判などで「国の責任を問う」とか言いますが、「国」ではなくて「政府」だろう、というお話しです。
国と政府。
そして国と国家。
それぞれ同義語として言う事もあります。
曖昧で、混同して考える事も。
国とは・・・・国土。領土の事?(厳密にいえば、領海領空も含まれますが)
国家とは・・・・領土、国民、政府が揃ってこそ国家と言えそうです。
普通、国と言えば国全体の事で、そこには私たち国民も入る様な。。。
国の責任とするなら、一国民も責任があるという事になります。
拉致問題解決できないのは国の責任ではなく日本政府の責任です。
では政府とは。。。
内閣の事であり、そのトップは総理大臣です。
政府の責任とは大臣の責任であり、内閣総理大臣である首相も含まれ、
大臣のトップである総理大臣が最終的責任者になります。
ですからやはり拉致問題解決の為には総理大臣が指示し、総理大臣がその気にならなければ前に進みません。
国家と国、そして政府をごちゃ混ぜにして考える事がありますし、
それぞれ区別して考える事はあまりありません。あくまでも私個人ですが。
それはともかく、拉致問題解決を他人事と考え、そして前政権を踏襲し、
余計な事をしない方が安全だと考えた政権はなかったのか。。。。
というか今までの政権全てが他人事に考えていたと思わずにはいられません。
とにかく他人事。
余計な事をしない。
そんな気がしてなりません。
堂々巡りになりましたが、閣僚全員の親戚縁者が拉致被害者だったら?
そんな事を考えます。