都によると、都内の主要繁華街の人流は5週連続で減少しているものの、4〜6月の3回目の緊急事態宣言時よりも減少幅は小さい。小池知事は会見で、「デルタ株は感染力が強く、意識の変化以外に方法はない」と強調。さらなる人流の抑制に向け、企業に長期休暇の取得やテレワーク推進などに取り組むよう求めた。

 また、商業施設内での感染を防ぐため、利用客の入場制限を行うことなどを各店に求めた。一方、都民に対しても買い物の時間を短縮し、頻度も減らすよう呼びかけた。

 都はこの日、埼玉、千葉、神奈川の3県とともに、緊急事態宣言下での対応措置を強化するよう政府に共同で要請した。大規模商業施設などでクラスター(感染集団)が相次いで発生していることを指摘し、百貨店地下の食料品売り場やショッピングモールなどへの人出の抑制につながる対策を講じることなどを求めた。

東京の武漢コロナ感染者数が急拡大しています。

この原因を東京五輪開催だという人がいます。

そうでしょうか。

そりゃあ、想像以上のメダル獲得に選手達の頑張る姿を見れば高揚し、浮かれるのもわかります。

しかし大多数はテレビ観戦でしたからある面、人流抑制も出来たと思います。

ですからプラスマイナスゼロだと思うのですが。

それにオリンピックの所為にするって責任転嫁ではありませんか。

手洗いマスク、密の回避に換気を怠った人がいけないのです。

浮かれてこの感染防止策を無視して飲食した人がいたのではありませんか。

時短要請を無視し、深夜まで営業した店があり、それを利用した人が悪いのではありませんか。

五輪閉会の打ち上げでカラオケ店を午前4時まで利用したテレビ朝日の社員や関係者。

要請無視の店を探し出し、長時間の利用に深酒で出入り口を間違えて転落事故など呆れます。

マスコミは政権批判する前に、その立場を最大限生かして国民に自粛要請を強く求めるべきです。

一般人に比べその力が絶大ですし、政府よりも発信力が大きいです。

 

ところで小池都知事は「今年も旅行や帰省を諦めて」と都民に要請していますが、

昨年と今年は違います。

それは高齢者を中心にワクチン接種がほぼ済んでいる事です。

ワクチン接種が済めば安全とは言い切れないでしょうが、ワクチン接種済みでも旅行や帰省はやめるべきなのでしょうか。

ワクチン接種済みで接種後2週間過ぎていても危ないのかどうなのか。。。。

その為にはワクチン接種後2週間過ぎている人の感染率を知りたいです。

陽性確認された人で軽症者、重症者、死者数の割合はどうなのでしょう。

それによってワクチン接種率が上がるのか、下がるのか。

事実を知った上で旅行や帰省の判断材料にしたいのです。

 

関西では阪神百貨店地下食料品売り場を中心に145人の陽性者が分かっています。

これは従業員の人数で、利用者の人数は含まれていません。

というか、デパート利用者に陽性者が出ているのかどうか発表がありません。

密状態で利用者に感染者が出たのかどうなのか。

 

「たられば」を言っても詮無い事ですが、1年前には各業界毎にガイドラインが示されています。

飲食店がガイドラインを守っていれば、そして自治体や業界団体が厳しく検査していれば。

その結果、感染者数が減るのか、関係ないのか分かるので更に新たな防止対策を考えられます。

同じ様に各自治体がQRコードを使い、利用者の追跡システムがありました。

施設利用前の登録の義務付けをしていたら商業施設で感染が広がったかどうかも分かったでしょう。

 

想像ですが阪神百貨店のクラスターは売り場ではなく休憩室や社食、ロッカールーム等で感染拡大したのではと思います。

百貨店側は全社員に聞き取り調査をして感染拡大の原因を明らかにしてもらいたいです。

難しいでしょうが、それが営業再開を早める事にもなると思うので是非徹底してもらいたいです。

 

まだまだ新規陽性者数が増えそうです。

医療崩壊に近付いていますが、今一度個々人で出来る事は何かを考え、

くれぐれも人の所為にしないで欲しいです。

政権が悪い。

総理の発信力が足らない。

総理の必死さが伝わらない等々、批判が集まっています。

他人の所為にして自己弁護するのは簡単ですが

その前に今私たちは何をすべきかをもっと真剣に考えたいです。