松田丈志氏 ワリエワ問題は RUSADAが「世界のアンチドーピング活動に協力的でなかったことが一番」(スポニチアネックス) - goo ニュース
競泳・五輪メダリストの松田丈志氏(37)が16日、コメンテーターを務める日本テレビ系「スッキリ」(月〜金曜前8・00)に出演。15日の北京五輪のフィギュアスケート女子ショートプログラム(SP)で、昨年12月のドーピング違反が判明しながら個人種目出場が認められたカミラ・ワリエワ(ROC)が82・16点で首位発進したことに言及した。
前日14日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が資格停止処分の解除は妥当と裁定。ワリエワはロシアのテレビ局に「国を代表して出場できるのはうれしい。ここ数日は難しかったけど、私が乗り越えなければならないステージだった」と涙で語った。禁止薬物トリメタジジンが検出された違反については、祖父の薬が誤って体内に入ったと弁護士らがCASに主張したとロシア紙プラウダが報道。心臓疾患を抱える祖父が薬を服用する際に使用したグラスでワリエワが水を飲んだ可能性があるという。
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のアスリート委員でもある松田氏は祖父の薬を服用する際に使用するグラスが原因だとするワリエワ側の主張にも触れ、「このコメントは一時的に問題をそらそうとしているように僕自身も見えてしまう」と見解。「薬というのは体内に残っている期間がある。継続的に採っていたのか、ロシアでの国内大会での検査で検出されている。大会に近い時に、体に入っていたという疑義が生じている状態ですから、グラスを使っただけで本当に出るのか、という疑問は僕の中も残る」と続けた。
そのうえで「今回、CASの裁定としては試合に出ることは暫定的に認めますと。違反があったのかの検査は継続中ですので、批判が確定した場合、どのように入内に入ったのかっていう調査していく段階に入ると」とした。
さらに、「ロシア反ドーピング機関がオリンピックに関する検体だということで、優先的な検査をオファーできるのに、それをやってない。この問題が複雑化してしまったのはロシア反ドーピング機関の対応が世界のアンチドーピング活動に協力的でなかったということが一番だと思う」と、そもそもロシア反ドーピング機関(RUSADA)の対応に疑問を呈した。
フィギュア女子・ワリエワのメダル、団体も個人も「*」印に…IOC広報担当(読売新聞) - goo ニュース
【北京=結城和香子】国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報担当は16日の記者会見で、フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手(15)(ROC=ロシア・オリンピック委員会)のドーピング問題を受けて、同選手が出場し優勝した団体と、3位までに入った場合の女子のメダル表記について、当面「*」などを付けて暫定結果であることを注記すると表明した。各国五輪委ごとのメダル総数の表にも、この条件付きで算入する。
IOCは、「陽性」かどうかの結論が出るまで、団体及び女子のメダル授与式を行わないと決めている。
あまり深刻に考えていなかったドーピング問題。
次々新しい情報を聞くにつけ、何か釈然としない。
そもそもロシアが国として参加できない理由は何?
2016年3月7日、ロシアのテニス選手マリア・シャラポワが会見を開き、同年1月の全豪オープンでのドーピング検査の検体から、禁止薬物メルドニウムの陽性反応が検出されたことを発表した[77][78]。
同国フィギュアスケートのアイスダンスのエカテリーナ・ボブロワも同じ薬物での違反が発表されている[77]。メルドニウムは同年1月からWADAの禁止リストに入っていた。
2016年リオデジャネイロオリンピックで、当初は387人と発表されていたロシア連邦選手団のうち100人以上がドーピング疑惑で出場禁止に[80]。
2019年12月9日、世界反ドーピング機関(WADA)はロシアに対し、ドーピングに関する規定を順守しなかったことを理由に、今後4年間にわたり主要なスポーツの国際大会への参加を禁止すると全会一致で決定した[81]。2020年東京オリンピック・パラリンピックや2022年のサッカーワールドカップ(W杯)、2022年北京オリンピックなどにロシアとして参加することはできなくなる
ロシアは国家規模で禁止薬物を使い、それも何度も繰り返しているから参加禁止処分を受けている。
それでも個人としては出場出来て「ロシアオリンピック委員会」という妙な団体名で参加している。
そんなブラックリスト入りのロシアがまたもやドーピング疑惑なのですから、
永久に追放してもいいレベル。
で、今回にワリエワ選手の疑惑。
祖父の心臓の薬を間違って飲んだとか、祖父が薬を飲んだ後に同じコップを使ったからとか、
なんとも理解不能の言い訳。
ワリエワ選手個人の過ちと言うより、コーチ、監督、ロシアオリンピック委員会などが関わっていたと思う。
ワリエワ選手に責任を押し付けるのは酷だが、他の選手からしたら不公平だと不満が出るのは当たり前。
更には陽性かどうかの結論が出ていない場合、
ワリエワ選手が3位以内ならメダル授与式も行わないらしい。
じゃあ、他の選手はとばっちり?
なんだかなあ、って思うのは私だけ?
それにしても北京五輪は不可解な事が多すぎる。
中国が悪いのか。
バッハさんが悪いのか。
はたまたロシアが悪いのか。
明日のフィギア女子フリーはドーピング問題を忘れて日本選手を応援したい。