人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

ちょっとブレイク ーー ラスコー展 ーー

2016-12-10 09:11:45 | 日記

12月9日。上野公園の国立科学博物館で11月1日から来年の2月19日まで開催されている『ラスコー展』を見てきました。地下鉄内の広告をみてその気になったのですが、つい最近にみた新聞記事もキッカケになっています。2016年12月15日にモンティニヤック・ラスコー国際洞窟壁画芸術センター「ラスコー4」が完成・開場するという記事です。その時はフランスに行く機会でもあれば行ってみたいと思った程度でしたが、今回の『ラスコー展』を見てからは死ぬ前にぜひ一度は行ってみたいと思った次第です。

掲載した写真は上野動物園のパンダ。上野つながりで載せましたが、本当は展示会場にある「クロマニョン人の母子」の複製像の写真にしたかったのですがカメラを持たず、諦めました。複製とはいえ実にリアルで、15000年前にこんなにオシャレをしていたのかと驚きました。一言。いつまでもガラケーではいけませんね。

ところでラスコー洞窟壁画は社会科の授業で習った程度で、殆ど知識はありませんでしたが、今回ラスコー展をみてホモサピエンスの祖先であるクロマニョン人の芸術的才能の豊かさに感動しました。日本でも縄文人の土偶や火焔土器に見られる優れた美的センスはよく知られていますが、これが同じ人類かと考えてしまいます。ヨーロッパ人のことはよく分りませんが、縄文人から弥生人に変わると急に普通のヒトになってしまうのが不思議です。人類は文明の発達とともに芸術的センスが隠れ退化してしまうのかもしれません。

長々と書かれた文章を読んでもイメージが湧かないかと思います。百聞は一見にしかず、疑う方は是非一度展覧会場に足を運んでください。間違いなく、フランスの「ラスコー4」にも行きたくなります。

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