人生悠遊

写真付きで旅の記録、古都鎌倉の案内などを、周りの人の迷惑にならないように紹介していきます。

とびしま海道周遊 --御手洗の街中を歩く--

2022-03-29 09:30:41 | 旅行

御手洗のまちなみエリヤのなかでも趣味が写生という人に人気の場所がこの御手洗郵便局と水色の床屋さんのある角。昔ながらの赤色の郵便ポストがアクセントとなり絵心を誘います。

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とびしま海道周遊 --安芸灘大橋--

2022-03-29 09:13:14 | 旅行

呉市街を離れ、竹原にいく先にとびしま海道の起点となる安芸灘大橋を渡ります。橋長1175mで、県道に架かる吊橋では日本最長。広島県も頑張りました。有料ですがこの橋が完成したお蔭でどれほどこの先の人々の暮らしが豊かになったか?やはりインフラ投資は必要です。コロナ禍でお金をバラまくのもいいのですが、将来に残る資産をしっかり造っておく必要もありかと思いました。

アカデミー賞作品の舞台になり、世界中の映画ファンが行ってみたくなる景勝地をマイカーでドライブことができるのですから、こんなに素晴らしいことはありません。瀬戸内海には鎌倉にない景色が広がっています。久しぶりに非日常の世界を堪能しました。

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広島の旅 --大崎下島 御手洗 ー-

2022-03-28 19:41:01 | 日記

さて御手洗の紹介ですね。この御手洗の街中に天満神社があります。天満と言えば、菅原道真ゆかり地だと察しはつきます。本殿の後ろに井戸がありました。名前は「菅公の井戸」言います。一緒いた家族もこの井戸に気づきませんでした。この「菅公の井戸」は知らないと見過ごしてしまいます。

そして御手洗の名前の由来は、その昔、菅原道真公が失意のなか大宰府に下向したおり、この大崎下島で風待ちのため下船しました。この井戸の水で手を洗ったことから「御手洗」と名前がついたようです。由来をみて納得しました。その井戸の側に「可能門」という通路がありました。この門は多分「叶う」が転じて可能門になったと思います。潜れば願いが叶う・・・。期待して潜ってみました。

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広島の旅 --とびしま海道を行く--

2022-03-28 17:09:39 | 日記

3月23日(水)から三泊四日で広島から名古屋、恵那への旅に出かけました。1日目は広島空港に下りて呉の大和ミュージアムに行きました。順番から言えばそちらの方が先に紹介すべきかと思いましたが、今日アカデミー賞で「ドライブマイカー」が国際長編映画賞を受賞しましたから、映画のロケ地となった呉市のとびしま海道を取りあげました。実はまだ映画を見ていないのにミーハーの極みです。実にタイミングよく行けたものです。

このとびしま海道というのは、呉から竹原に行く途中にあります。本州とは安芸灘大橋で結ばれ、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島、大崎下島、岡村島までの5島を車で行けます。ドライブマイカーのロケ地めぐりで検索して大崎下島の御手洗という街並み保存地区まで行きました。25年位前に広島に勤務していましたが、ここに来たのは初めて。正直期待した以上の場所でした。この御手洗は瀬戸内海を行きかう船の風待ちの場所として古くから栄えたようです。明治から大正、昭和のレトロな建物が良く保存されています。そして何より瀬戸内海の海がいいですね。相模湾のような大きな波は来ず、チロチロした波に陽光が降りそそぎ、キラキラした様子に心が落ち着きます。ドライブマイカーは一人の男の再生の旅ですが、よく監督がロケ地に選んだと感心しました。

さてこの御手洗の読み方ですが、「おてあらい」ではありません。「みたらい」と言います。次回のブログでは、なぜ御手洗というのか紹介しましょう。

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鎌倉を知る --曹洞宗 法要でのお経--

2022-03-07 19:57:16 | 日記

先日、亡父の十七回忌の法要があり名古屋に出かけました。宗派は曹洞宗でどんなお経をあげていただけるのか神妙な気持ちでいました。最初は『般若心経』でした。これは臨済宗でも同じで必ず上げるお経です。

次は『法華経』の「妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五」。この観音経は長いのですが、和尚さん、初めから終わりまですべてあげていただきました。もちろん参列者も一緒です。和尚さんの声を聞きながら経典を読むのですが、ついていくだけで精一杯。それでもなんとか最後まで読み上げることができ一安心。

最後は『大悲円満無礙神咒(大悲咒)』というお経です。和尚さんは「なむからたんおー」と仰っていました。このお経は京都の妙心寺霊雲院の月例坐禅会の最後にいつもあげていたお経です。たいていのお経は漢字を見れば何となく意味が分かりますが、このお経は全く漢字の意味が分かりません。その内容は、「三宝に帰命す。聖なる観音菩薩。大いなる慈悲者に帰命す。一切の恐怖から救う者よ、観音菩薩に帰命しおわり。観音菩薩威力貴頸という真言を説く。一切の目的を成就させる、清浄なる、一切の鬼神も打ち勝ちがたい。清浄なる真言、即ちオン。・・・・。三宝に帰命す。聖なる観音菩薩に帰命す。真言の成就、幸いあれ。」という途中を省略しましたが、観音菩薩を讃える大変ありがたいお経です。

ほぼ40分間、休みなしにお経を読み上げましたが、終わってみると不思議に清々しい気持ちになっています。最近は三回忌くらいで法要はすましてしまうようですが、生きているものが達者なうちは故人を偲び供養するのがよいようです。この追善供養の考え方は中国から伝わったものですが、亡くなって四十九日を過ぎれば仏になるのですから、十七回忌ともなれば亡くなった人は別の世界で悠々暮らしている訳で、故人を忘れないこと、生きている者の現世での幸せを願うことが目的かと思います。その意味では現世利益を請願してくれる観音菩薩を敬うのは理にかなっているかと考えます。

なむからたんのー とらやー なむおりやー ぼりょきちいしふらやー ふじさとぼやー もこさとぼやー もこーきゃるにきゃー えん ・・・・。(大悲咒より)

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