Facebook 投稿に対し、5月 31日(土)フィンランド躰道協会、エーロ タルヴィティエさんからのにコメント
貴重な投稿ありがとうございます。武道で言う丹田の使い方のもっとも必要不可欠な一方法だと思います。初心者には最初の一日から教えます。
何故なら、武道では腹式呼吸を学びますが、そのとき背骨が堅くて腹筋がよく緩み、腹部のインナーマッスルを強化しないかぎり腰椎前弯症になりがちで、突きや蹴りに力を出せないばかりか腰痛などにも繋がります。と思いますが、ご訂正ください。
具体的な方法としては、え字立ちの姿勢で膝をつけて、下腹部(恥骨)を上へあげる感覚でやらせます。後ろ足の鼠蹊部にストレッチを感じると合格。そのところの下腹部の力を覚えて蹴りや構えなどの練習に取り入れると良いと思います。
エーロさん、ご理解頂き有難うございます。躰道としての呼吸法は、攻防の動きを前提に考える事が大切です。坐禅とは異なりどちらかと言えば、動禅と考えます、躰道では体気九法が行なわれなければなりません。
下腹だけが緩み膨らむ状態では、躰技はできません旋体技も不可能ですね。緩ませたいのは大腰筋、強化したいのは小腰筋のトレーニングと考えて下されば幸いです。
え字立ちでの指導方法は理に適っております、頑張って下さい。フィンランドでの稽古は、武道として行なわれいる事に感銘を受けました。日本の学生諸君にも競技一辺倒でなく、日本武道として稽古して頂きたいですね。