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「最高の人生の見つけ方」を観ました。
今年 7本目です。
久しぶりで 本当に良い映画を 観ました。
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ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの
共演ということで この2人が最高でした。
傲慢でやりたい放題してきたであろう 億万長者の
エドワード(ジャック・ニコルソン)と
45年間 自分の夢を捨て ただ家族のために
真面目に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)
本来なら知り合うことなどないはずの2人が
「余命6ヶ月」という接点で 徐々に意気投合し、
最後を迎える時までにしたい事をリスト
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一つ一つ実行していきます。
それはエドワードが富豪だからできる
夢のような出来事ですが、カーターが妻の思いをも
振り切って エドワードと旅
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わかるような気がしました。
妻や子供達は見舞いに来ても 多分「余命6ヶ月」の
父親にどう対応したらいいか わからなかったのでしょう。
あまり眼も合わさずに 会話も弾まずに お互い
気を使っているのはわかりますが、
こういう状況になってみると 同じ境遇の者だけが
心安らかに語り合えるのではないか と思いました。
そしてエドワードはカーターによって
「今一番にしなければならないこと」に気づき、
カーターは「家族」の元に帰っていく。
人生最後のときに 素晴らしい友人にめぐり合い
友情と大きな愛を感じることができた2人が
羨ましいぐらいです。
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「人生の喜びを見つけたか?」
「他者を幸せにすることができたか?」
私も この2つを頭の隅において 生きていきたい、
そう思いました。
秘書のトマス(ショーン・ヘイズ )が
飄々として適度なユーモアを交えて エドワードを
支え 最後まで2人の気持ちを尊重したラストシーンが
印象的でした。
決して お涙頂戴の映画ではなく
さらりとした 後味のよい映画です。
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