風も穏やかな一日でした。
春がすぐそこまで来ている感じです。
2月に読んだ本です。
「阿川佐和子のワハハのハ」 阿川 佐和子
「新・御宿かわせみ」 平岩 弓枝
「阿川佐和子のワハハのハ」は「週刊文春」に
連載中の「あの人に会いたい」をまとめた対談集です。
阿川氏は 生まれも育ちも 一般人とはやっぱり違うのでしょう。
誰に会っても物怖じしないで、ホンワカした人柄で
ゲストと世間話をするように 話していて
それでいて 結構きついことも口にしています。
彼女と会ったゲストの皆さんは 初対面の人も
旧知の友に会ったように ついちょこっと「本音」が
垣間見えて 面白かったです。
「新・御宿かわせみ」
江戸編といえる「御宿かわせみ」は大好きなシリーズで
もちろん 全部読んでいます。
ですから明治編の「新・御宿かわせみ」は待ち待った本です。
でも 最初からです。
東吾は行方不明ですし、源三郎は落命し、麻生家の当主や
七重や跡取りの小太郎は惨殺されていて、主人公は
その子供達に移っています。
年代を追って物語りが進んできたので いつかは
主役が変わっていくことは 想像していましたけれど、
あまりの激変に 唖然としました。
この「新・御宿かわせみ」もこれからも続いていくでしょうから、
これからに期待したいです。