taimuのひとり言

毎日の生活の中で感じた事を 徒然なるままに・・・。

ランチ21「自由亭」

2008-06-24 21:40:44 | 外食

 
 中学時代の友人と 2ヶ月ごとに食事会をしています。

 今月は 私が幹事でしたので 美味しくて
 安くて ゆっくりできる「自由亭」(大洗町)にしました。

 

 サラダ オードブル

 

 パスタ トマト味
 スープ(ビシソワーズ) どちらかを選びます。
 私は いつもパスタにしてしまうのですが・・・
 ビシソワーズも飲みたかった

 

 あぶらカレイのムニエル
 安いお魚とのことですが、こくがあって
 とても 美味しかった

 

 デザート 
 特に 小さな器の「グレープフルーツのゼリー」は
 本当に美味しかったです。
 ゼリーの硬さが絶妙で 初夏にピッタリ

 コーヒーとパンがついて1260円です。

 いつ行っても 手をかけた美味しいお料理が
 いただけます。
 予約をして行ったほうがいいですよ。
 

 
 

「最高の人生の見つけ方」

2008-06-12 23:03:41 | 映画


 「最高の人生の見つけ方」を観ました。
 今年 7本目です。

 久しぶりで 本当に良い映画を 観ました。

 ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの
 共演ということで この2人が最高でした。
 傲慢でやりたい放題してきたであろう 億万長者の
 エドワード(ジャック・ニコルソン)と
 45年間 自分の夢を捨て ただ家族のために
 真面目に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)
 本来なら知り合うことなどないはずの2人が
 「余命6ヶ月」という接点で 徐々に意気投合し、
 最後を迎える時までにしたい事をリストにして
 一つ一つ実行していきます。

 それはエドワードが富豪だからできる
 夢のような出来事ですが、カーターが妻の思いをも 
 振り切って エドワードと旅に出て行く気持ちが
 わかるような気がしました。
 妻や子供達は見舞いに来ても 多分「余命6ヶ月」の
 父親にどう対応したらいいか わからなかったのでしょう。
 あまり眼も合わさずに 会話も弾まずに お互い
 気を使っているのはわかりますが、
 こういう状況になってみると 同じ境遇の者だけが 
 心安らかに語り合えるのではないか と思いました。

 そしてエドワードはカーターによって
 「今一番にしなければならないこと」に気づき、
 カーターは「家族」の元に帰っていく。

 人生最後のときに 素晴らしい友人にめぐり合い
 友情と大きな愛を感じることができた2人が
 羨ましいぐらいです。

 「人生の喜びを見つけたか?」
 「他者を幸せにすることができたか?」
 私も この2つを頭の隅において 生きていきたい、
 そう思いました。

 秘書のトマス(ショーン・ヘイズ )が
 飄々として適度なユーモアを交えて エドワードを
 支え 最後まで2人の気持ちを尊重したラストシーンが
 印象的でした。

 決して お涙頂戴の映画ではなく
 さらりとした 後味のよい映画です。

 



「飯田深雪先生 一年祭」

2008-06-09 22:51:39 | Weblog

 時々 が降る 蒸し暑い一日でした。

 今日「飯田深雪先生 一年祭」に行ってきました。
 (於 ホテルオークラ)
 深雪先生は 昨年7月4日に103歳で
 お亡くなりになりました。

 今日の会には 全国から約700人の方が出席され
 とても 盛大でした。

 

 ホテルオークラ総料理長から お料理の説明を聞き
 食事が始まりました。

 

 サーモンのガトー仕立て キャビア添え
  キャビアとともに上にのっているのは 
  ごぼうのチップスです

 

 10種旬野菜のブルーテスープのガルビュール
  大根 蕪 カリフラワー グリーンピース じゃがいも 等
  の野菜を ホワイトソース仕立てのクリームスープ

  野菜だけなのに濃厚で 本当に美味しかった

 

 小鯛の詰め物 ダリオル アサリ風味のジュと共に

 

 赤ワインでじっくり煮込んだ和牛肉
 旬の野菜を散らして ココット仕立て
  お肉も美味しかったですが じゃがいもが
  煮崩れていないのに とろとろで美味しかった

 

 若桃と赤桃のシャーベットのマリアージュ
 フロマージュブランのムースと共に
  若桃とは、まだ実が小さく青い種の柔らかい時期に
  収穫された桃のことです。下の方の緑の2個が若桃で
  食べると微かに桃の味がします。

 全体に 手の込んだお料理で 本当に美味しかったです。
 また700人に 同時にお料理をサービスする 
 その手際の良さも 素晴らしかったです。

 ピアノの演奏などもあり 和やかで 心満たされる一日でした。



 
 
 

読書日記 13 今月読んだ本 5月

2008-06-01 00:29:07 | 読書

 明日から6月とは思えないほど
 寒い一日でした。

 今月読んだ本です。

 「夜明けの街で」 東野 圭吾著

 「鈍感力」     渡辺 淳一著

 }「夜明けの街で」
  ミステリーともいえないような、不倫をしている
  男女のお話。ごく普通の男性が職場の若い女性と
  不倫関係になってしまいます。もちろん 東野氏の
  小説であるから、その出会いも彼女のある思惑から
  作られたものだったし 過去の事件の真相も明らかに
  なっていきます。
  彼が彼女に会うために、妻に対してアリバイ工作を
  したり、逆に気を使って家庭サービスをしたり
  涙ぐましい努力に苦笑してしまいました。

  私が一番共感をこめて読んだのは 妻の有美子の
  態度です。夫の不倫を知りながら でも気づかない
  ふりをして、淡々と日常生活を送るということは
  普通の精神状態ではなかったでしょう。
  こういう時は 大体夫は「妻には絶対ばれていないはず」
  って思うようですね。
  もし私が有美子だったら やっぱり有美子のように
  したと思います。だけど・・・
  有美子が気づいた時に、夫を責め ののしり 大喧嘩に
  なっていたら・・・ちょっとその展開もみてみたいと
  思いました。

  不倫とは いつも会えなくて だからこそ何としても
  会いたくなり 限られた時間であるから 新鮮な気持ちで
  いられるのでしょう。
  もし妻と離婚して 彼女と結婚したら、その瞬間から
  また 前と変らない結婚生活が始まるのだという 想像力が
  彼にはないのだろうか 等と思いながら
  読み終えました。

 「鈍感力」
  「鈍感」という言葉でイメージするものは、
  「にぶい」「きがつかない」「とろい」
  もっとつきつめれば「馬鹿」「アホ」というマイナスで
  だめないけないことのように 思われています。
  でも見方を変えれば こんなに良いことばかりですよ
  という本です。
 
  つまり「鈍感力」のある人とは どういう人かというと
  叱られても叱られてもへこたれない人、ストレスを
  ためない人、ストレスを感じない人、よく眠れる人。
  こういう人は 血もサラサラと流れ 前向きに物事にも
  取り組める、結果 健康な人です。
 
  そして 夫婦関係においても「忍耐」や「あきらめ」
  の結果「素敵な鈍感力」が芽生え 二人を支え守って
  幸せな老後を迎えられる・・・そうです。

  一つ、一つ、に なるほどと 納得して 頷きながら
  読んでいました。実際こういうふうにできるかというと 
  やっぱり難しい
  一歩間違うと 人の意見を聞かず、わがままで、
  自分の意見だけを押し通し、世間体や他からどう思われるか
  等少しも考えず、周りに気を使うこともなく我が道を行く、
  そんな人になってしまいそうです。
  程よく「鈍感力」を身に着けるのは難しく、
  天性のものが左右してくるように思いました。