今日は 穏やかな冬晴れの 一日でした。
「椿 三十郎」を観ました。今年10本目です。
黒澤 明監督の「椿 三十郎」のリメイクということ
ですが、私は前作を観てないので
どちらがどうの、ということはいえません。
オリジナル版を観ていないので、何の先入観もなく、
ちょっと コメディータッチのところもあり
楽しめましたよ。
織田三十郎は とてつもなく強い侍で
飄々とした感じが さわやかさもあり
人を斬らなければならない むなしさや
無常観なども よく出ていたと思います。
殺陣の場面では 血が画面に飛び散ることも無く
刀についた血のりと 効果音だけで表現していたので
良かったです。(刀で斬られた手が飛んだり、切り口から
血が吹き出るような 演出はやっぱり気持ち悪いですから。)
音楽と音響効果は 重厚で素晴らしかったと思います。
脚本がいいのでしょうね。題材も古さを感じさせない
今風なところもあり どの年代の人が観ても
楽しめるのではないでしょうか。