真冬のような寒さ。
朝から どんよりとした空、
久しぶりで 一人で過ごす休日、
今日は何もしないで 映画に行こう
気になっていた「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」
映画館へ行くこと自体 約5ヶ月ぶりでした。
それも 休日の昼間の時間は はじめてかも・・・。
「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」
観てよかった
マイケル・ジャクソンの大ファンというわけではなかったけれど、
私の年代では「ジャクソン5」時代から知ってはいるけど
最近はいろいろなスキャンダルだけで 過去の人のイメージでした。
でもこの映画(ドキュメンタリー)を観てそんなことはどうでもいい。
整形も奇行も 問題外・・・そんな気持ちになりました。
このロンドンのライブはどんなに素晴らしいものになったか。
リハーサルをつないでいるだけなのに マイケルの歌もダンスも最高。
ダンスは 軽くステップを踏んでいるだけのように見えるけど
バックダンサーよりも完璧。
ロンドン公演で使われるはずだった「映像」もすごい。
特に 環境破壊を訴えていた森林破壊の映像は圧巻。
マイケルは歌ってダンスをするだけではなくて
一つ一つの音、動き、すべてのことに対して 彼の頭の中には
完璧なシナリオがあるように スタッフに指示を出している姿が印象的。
それもやさしくささやくように、時には冗談も交え
彼の人柄がにじみでているようでした。
バックダンサー、コーラス、バンドの人たちがマイケルを尊敬し
一緒に舞台にいられることだけで感激している様子や
マイケル一人のパフォーマンスにスタッフ達が思わず見入ってしまい
自然に拍手しているシーンなど感動的。
でもだんだん観ているのがつらくなってきてしまいました。
もっと観ていたいし 違う新しい歌も聞きたいのに
もうそれはできないのです。
この映像はあくまでリハーサルで 完璧主義のマイケルには
これが公開されることは本意ではなかったであろうと思うと
可愛そうな気もします。
こんなに元気で素晴らしい復活を目前にして
本人が一番悔しいでしょう。
本当に残念です。